ヨセミテ国立公園 を 2日に渡って 満喫した後の週末は、
ようやく、この旅のタダ宿泊地である別荘の持ち主 トニー一家 と再会。
この家族、まだ数回しかお会いしてないのに、ホントに楽しくて、だーい好きになってしまった。
そんな彼らを、最初にちょっとご紹介。
いつも仕事トラブルのため、子供の非難を浴びつつも、躾は厳しく、料理上手なお父さん トニー。
「彼が料理上手だから結婚決めたのよ。」と、完全に夫を牛耳るバリバリのキャリアウーマン ウェニー。
ダンスと唱が得意で、10歳なのに超オマセ、でも人懐っこい、しっかりもの長女 ジュリア。
喋りだしたら止まらず、ジュリアに「シャラップ!」と怒られてはショボンとする姿が可愛い末っ子 ケビン。
彼らが到着した金曜の夜は、夜中の1時過ぎまで、どんちゃん騒ぎ。
子供がそんな遅くまで起きててエエんかい? と心配しちゃったけど、とにかくみんなパワフルなのだ。
翌朝、みんなで元気にしゅっぱーつ!
どこへ向かったかというと、ケビンが「やりたい!」と言っていた 魚釣り をすべく湖へ。
私も久しぶりの魚釣りだぁ!! こう見えても(?) 釣りは、ちょびっとは分かる。
小さい頃から、しょっちゅう父親に連れられて海の沖釣りに行ってたから・・・でも湖は初めてなのだ。
そして、いつもは 「釣りなんてイヤ」 と言っていた相方も、なぜか 「早くやりて~!」 と楽しそう。
まぁ珍しいわね~♪
ちなみに。
トニーは魚釣りは普段やらないみたいなので、お世話になってるお返しに、4つの竿と仕掛けをプレゼント。
そんな良いものじゃないけど、特にケビンはすんごい喜んでくれて、
前夜は、仕掛けがいっぱい入ったケースと一緒に寝たみたい。 かーわい~(笑)。
この辺りは マンモスレイク という湖がたくさんあるリゾート地。どの湖もとーっても澄んでて、キレイ。
船着場には沢山の マス が見える♪
「ほらほら!ケビーン、ジュリアー、魚がいっぱいいるよ~~!!」
すると、興奮しちゃって、鼻をフンフンっ鳴らしながら 「ここで釣る!」 と言い出す2人。
い・・・いやいや、ここは「Don't fish」って書いてあるから(汗)。
せっかく船をレンタルしたから、みんなで釣れるポイントまで行こう♪
船の上では、
トニーは、ものすごい高そうなカメラを構えて、ひたすら家族を撮りまくり!
ウェニーは、日焼け対策ばっちりで、静かに読書。
そんなワケで、子供達の面倒は我々が見ることになるワケで。
魚釣りに一番詳しい友達と、アシスタント的な私とで竿の準備をし、いざ釣り開始。
まずは魚の餌をつけましょう。
と、餌の箱を開けると、子供たちと一緒に相方まで 「うひゃあーーー!(汗)」
おーいこら・・・。 “うひゃー” じゃない。
ミミズ程度の蟲が触れなかったら、魚釣りなんて出来ないぞ。
こーやって蟲を針の形に沿ってプスっと通してね、長すぎる場合はブチっとちぎってね・・・
ってやり方を教えたのに、結局、子供たちは 「ヤダー。マキ、つけてぇ・・・」
しかも、オマエ(相方)もか?!まったく大の男が情けない~(涙)。
なーんて、あーだこーだ言いながら、のんびり魚釣り。
親子のカルガモも寄ってきた~。小鴨がかわいい♪
・・・っていうか、キミら、魚の餌を狙いにきてない? ずーっと船の周りでプカプカ~~。
そして、しばらくすると、トニーとウェニーが、船の上でピクニックの準備。
手際よく、ハムやアボカド、チーズ、サラダをパンに挟んで、サンドイッチを作ってくれる。
日本でいう「お手軽おにぎり」みたいなもの。 ん?握る手間がない分、もっと手軽なのかな。
しかも、トニーが 「ほら!マキ、ビールだよ!」 って、一番に私に渡してくれる。
待ってました!サンキュー!
前夜のどんちゃん騒ぎで、すっかり「飲兵衛」とイメージが定着したみたい。
こんな気持ちイイおてんとさんの下、こんな綺麗な湖の上で ぐびぐびーーーー!!
っと飲むビールは爽快! うんま~~い♪
と一口目を飲んでると 「マキーー!」 って呼ぶ声が。
なにー?まだグビっと飲みたいのにー。 と、瓶から口を離さず振り返ると。
しっかり写真に収めてくれるジュリア。
お父さん似? カメラの構え方も、タイミングも立派だよ、自分のアホ面といったら(汗)。
そんなジュリアが
「マキ、毎日飲むの? どれくらい飲むの?」 って聞いてきたので、
「もっちろん!毎日飲むよ。一番飲む時はねー、日本酒をボトル4本(※)くらいかな。」 と正直に返したら。
はぁあ?! ばっかじゃないのーーー!!
あう・・・。
ジュリアさん・・・なかなか手厳しいお言葉で(汗)。
※ボトルと言って通じるのはワインボトルサイズ、すなわち4合瓶サイズなので。
「それにしても釣れないよ~。」と子供達。
ケビンはせわしなく竿を振っては、カリカリとリールを巻いて落ち着かない。
魚釣りはね、じ・・・と待つ心も大事だよ。焦って巻かないで、じっくりゆっくりやってごらん。
と、いっちょ前な事を言いながら、ビールをぐびぐび飲んでる自分は、さぞかし説得力が無かったであろう。
すると、足元置いてた自分の竿が、ガタっと動く。
ん?かかったか? と思えど、浮きは普通にプカプカ浮いてるし、竿を持ってもググっとくる感じがしない。
気のせいかな。
とりあえず、ビール飲み始めの頃に突っ込んだまま一度もあげてないから (それもヒドイ)
餌の様子でも見てみるか。
と引き上げてみると。
次第に、竿を伝って ビクビクン!っという感触が。
おお?これはもしや!
きたーーーーーー!!!
ようやく一匹ゲットーー!!!
湖釣りでトラウト(マス)って初めて釣ったけど、なんて分かりづらいんだっ!
しっかり針を飲み込んでるのに~。
そして、大喜びしてはしゃぐ子供たち。バケツを覗いて、マスつんつん突付いて遊んでる。
ジュリアは 「この子は マキが釣ったから“マキJr”だ」 と名づけてくれたり、
ケビンは 「マキJr・・・死んじゃダメ~~」 ・・って。
(私が、針を抜くのがヘタッぴで、若干弱ってしまった)
・・・なんて優しい2人なんだ(涙)。
さて、その後も続けるものの、なかなか、かからない。
ジュリアは退屈になったのか、リタイアして、お母さんウェニーと一緒に日陰で読書。
トニーは船の操作係として、じっと我々を待ってくれている。
桟橋に移動して、浅瀬でも。
ケビンの、ちょこんと座って頑張ってる姿が・・・けなげだ・・・可愛い(涙)。
うーん。
私なんかじゃなくて、ケビンの竿に食いついて欲しかったよ、マキJr。
ケビンにも釣らせてあげたいなぁ。
そう思いつつも、さーーーーーーーーーーーーっぱり。
すれ違う船や釣り人に様子を伺うものの、他の人たちも、さーーーーーーーーっぱりみたい。
こーなったら 「Don't fish」 って書いてあったけど、たくさんのマスが泳いでた船着場で釣ってやるか!
と、ケビンとこっそり糸を垂らしてみれど・・・ダメだ。 マス、賢くなりすぎ。
餌にわらわら集まってくるものの、
針は一切飲み込まず、きれーーいに、餌だけ食いちぎっていく。
こんちくしょー!って感じ。
そんなワケで、飲兵衛の竿にひっかかった “お馬鹿なマス” 一匹であえなく終了~。
マキJr.は、トニーが夕飯に調理してくれた。
トロっトロになるまで火を通してくれたので、寄生虫の心配はないでしょう!いざ皆でいただきまーす。
味については・・・
・・・。
聞かないでください(笑)。
(ハラワタ取る時に、蛍光ピンクの汚物があったのはビビった。釣り餌の一種なんだろうナァ)
でも、マキJr、きみのお陰で、この旅行最後の晩餐が、すんごい楽しくなったよ。
ありがとう。
トニー、ウェニーにも、本当にお世話になってしまった。
みんなと喋ったことを一つ一つ書いていたらキリがないけど、本当にありがとう!
今度は冬にスキーしに来るからね!また会おうね~!!
そう言うと、最後の最後まで、ジュリアは
マキ!飲み過ぎないようにね!!
・・・はぁ~~~~い。 (←なんて、自信無さ気な返事)
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オイラも喰い過ぎないから(爆)
じゃあ、ぐっさんが喰いすぎないようになってから・・・。
しかし、餌がキモ悪いですねぇ。
餌を触った手で、サンドウィッチですか?
昔は、わたしもゴカイを触った手で、平気でおにぎりを食べられましたが、今はもうだめです。
でも、楽しそうですねぇ。
ライブベイトで食い渋るときは、スプーンやスピナーとか
ルアーの方が食いがいいかもしれないけど、
向こうはみんな生き餌を付けて釣るのかな?
(これはゴカイみたいに歯がないミミズみたいなのでした)
キモくないですよ~。
どっちかというと、ピンクだか何だかわからない人口餌の方がキモイですっ。
ちなみに、ミミズの餌つけた手は、湖でチョロチョロっと洗って、タオルでさっとふいて、
普通にサンドイッチ食べられます(笑)。
一番湖や小川釣りが詳しい友達は、ルアーでやってました。
けっこう追っかけて来てはいたんですが、何度かやってるうちに食いつき悪くなっちゃって。
それも夏バテでしょかね~~。
ちなみにルアーをよくわかっていなかった私は、
ルアーのちっこい針にミミズを付けて釣ってたら「それはチガウ」って笑われました(笑)。
何枡だろう?
何種類かをひっくるめて「トラウト」って言ってるんでしょうね~。
色的には青みと黄味がかった感じでした。
正直に申告してみなさい。
>何種類かをひっくるめて「トラウト」って言ってるんでしょうね~。
アメリカじゃ、タイの仲間なんか、みんな「スナッパー」だしね(笑)
そういえば、遥か昔に「アメリカの鱒釣り」という本を読んだっけ。