すっかり日本酒どころかお酒のネタから遠ざかっている、ここ最近(汗)。
でも・・・
このヨセミテ国立公園、見どころは、前回の ヨセミテバレー(渓谷) だけではなく、
他にも大きく2つの見どころがあるのです。。。
素晴らしすぎて、もーちょっと書いてみたい、この大自然。
前にも書いたけど、ヨセミテ国立公園は、この シエラネバタ山脈 のど真ん中にある。
岩肌がむき出し。
遠目で見ても存在感があったのに、近づくにつれて、本当にひしひしと迫力が伝わってくる。
我々は、マンモスレイクから唯一の道 タイオガロード (Tioga Road) を通って、ヨセミテに入る。
この道路沿いが、その見どころの一つなのだ。
このゲートは積雪時は閉鎖されるから、夏のシーズンしか通れない。
一回入るのに20ドル払うのだけど、7日間出入り自由。(もちろん内部では駐車料金は取られない)
しかも!
ヨセミテバレーにたどり着くまでの、タイオガロードドライブは、ぜーんぜん飽きない!!
広がる湿原や、突如現れる岩肌。
岩には一生懸命生きようとしている草木が根を這っている。
ころころ変わる景色に、みんなで 「おおーー!!!みてみてー!!」
タイガオロード沿いの大きな テナヤ湖 は、水も空気も澄んでて、きもちーーーーーーいいい!!
何といっても、この湖の真後ろに迫る、大きな岩肌も圧巻!!
でっかいなー。すごいなー。
と、見ていると・・・。
んん?! なんか動いてない??
この辺 (矢印)。
目を凝らしてみると・・・。
人だー!! 人が登ってるよーー!!!
カメラのズームを最大にしても、この小ささ!
すごいすごいすごーーーーぉい!!
本物のロッククライマーだ!
豆粒に見えるくらいの高さ・・・って、一体全体、どのくらい登るんだろう?!
思わず大きく両手を振ってみたら、下方に居る人は休憩中だったのか、私に気付いて手をふり返してくれた♪
いえーい!なんか嬉しい!
さて。
さらに進んでいくと、窓は開けていないのに、異様な臭いが車内に漂ってくる。
煙の臭いだ。
これは・・・山火事??
そして、そう思わざるを得ない光景が、突如広がる。
もくもく漂う煙の中には、焼け焦げた沢山の木が辺り一帯。
ホントに焼けてる・・・やばくない?!
と、思ったのだけど、パーク内のレンジャーに聞いてみると この火災は周知 なんだとか。
この一帯に広がる セコイア という木の成長を促すべく、
自然火災はもちろん放置、長らく火災が起こっていない地は ワザと火災を起こして 雑草を燃やすそう。
そのセコイアの森 マリポサグローブ (Mariposa Grove) が、見どころの3つ目。
中に入ると、一体何メートル?と思うような巨木のセコイアがにょきにょき。
そんなセコイアの一つに寄って、両手を広げてみた自分。
はぁ・・・なんて、ちっぽけなんだろ。木と一体化してる自分が見えます?点です・・・点な自分。
大きさの他にも、木の肌が赤いのが特徴。
この赤い成分は タンニン なんだとか。そして、タンニンという成分は火災に強い。
だから、自然火災が起こっても、雷に打たれても、力強く生き続けていられるのだという。
その生き続けてきた月日は、おおよそ 樹齢2000年!!
そして、この森の中の重鎮 グリズリージャイアント と人間によって名づけられたセコイア。
な・・・なんて・・・大きいんだ!!
人間の大きさを、左に赤ラインで示してみたけど、見上げる感覚からすると、もっと小さいかも。
何度も何度も雷に打たれ、もう内部は黒く焼け焦げている。
生長は既に止まってしまったそうな。
それでもたくましく枝を伸ばして、太い根を張って、生き続けている。
この木は、一体全体、あと何千年生きるんだろう。
地球がある限り、ずっと根を張ってるんだろうか。
それに比べて人間の生きている時間て、なんとあっという間。。。
でもでも。
このセコイアに負けないくらい、太く短い人生を生きなきゃな。
たった2日しか巡れなかったけど、ヨセミテ国立公園のいろんな自然たちに元気をもらった。
いろんな感情が湧いた。
価値観が変わった。
ここに来れて、よかった!
「ありがとう!!」
何かわからないけど、そんな気持ちでいっぱい。
中国の山も石だった、日本の山は土だった・・
どれも地震で壊れる・・。
日本の場合は割れて崩れて土石流
中国は割れてバラバラに・・
アメリカもタブンそうなるのかな・・。
大自然を前にしたら、酒のことは忘れてもいい!
その景観に身をゆだねること。
当然「奥羽山脈」とか「中央アルプス」とか「中国山脈」とか、
とにかく“木で覆われてる山”が当たり前だと思っていたんですが、
こんな岩むき出しの山に、圧倒されてしまいました。
でも、綺麗な水の湿原や湖とともに存在するんです。ステキです。
>大自然を前にしたら、酒のことは忘れてもいい!
>その景観に身をゆだねること。
ういっす!!
そう言っていただけると、なんだかスンゴイ嬉しいです!
正直、この大自然の前では、酒とかどうのこうのとかが、吹っ飛びました。
樹齢2000年?!
誰が知ってんだ!!(年輪みりゃ分かるか。)
超みてみたい!!自然大好き(ご存知ね。)
木にへばりへばりついてる写真みて
伊勢神宮を思い出した。
日本にはないスケール。
屋久島の杉よりもでかそうだね(いったことないが)
いいな~北米の国立公園っていいよな~
地球を感じるわ。。。私もそのうち、絶対
いってやる!!
このへんんってスキーできんの?(笑、そこかい!)
泊ったところはココから1時間先の「マンモスレイク」っていうとこなんだけど、
スキーリゾートで有名なんだって。
健ちゃん、すっかり魅せられて「冬はカナダよか、こっちにするか」ってくらい。
とうぜんパウダーやらパークやら、色々整ってるみたい。
そうそう、伊勢神宮、なつかしいね(笑)。
ゆうこちゃんがしがみ付いた木も「でかい!」って思ったけど、
それ以上に・・・でかすぎ。
でも、屋久島の杉なら対抗できるかな?!私も見たことはないけど。。。
この「セコイア」って、杉と似た仲間らしいんだ~。
そう、巨木達は火に強いんだよね。
特に外側が。
だからちょっと痛んだ所から火が入って中が燃えてしまっても、行き続ける事が出来るんだよね。
凄いよね~、自然のたくましさ!
グレイシャーの写真は上手い事写真つないであって腕あげたじゃんと思ったけど、今回の様にちょっとずれてるアートもいいね! 笑
湖は冷たいのかな?
泳いだりしていいの?
ロッククライミングは無理!!!
尊敬しちゃうよ。
それも肌の赤い成分タンニンのおかげなんでしょかね~。
レンジャーの話を聞くと、
2000年前は、こんな巨木が普通にあったらしいです。
今でこそ木々は小さくなっちゃったけど、
その巨木の生き残りがセコイアだ、と・・・。
今回のグリズリージャイアントの写真、へたっぴーですんませんー(涙)。
カメラ、脇固定してそのまま上に上げたつもりだったのに、
やっぱりちょっとズレちゃった。
「アート」ってことで(笑)。
湖は、すんごい冷たかったです!
冷たすぎて泳げませんでした~~(笑)。
それは心強い。
そう、こんな巨木が世界中にあったんだから凄いよね。
草食恐竜が巨大化した理由の一つって聞いた事あるけど・・でかくないと餌が食べられない
どの写真も人の姿があまりないね。
人の数が少ないのかな?
でも、自然の写真に人間って邪魔なだけかもね。
違和感を感じるのは人が自然から離れた存在になりつつあるからなのかなぁ・・・
まぁ、代わりに私がのんでいることにしよう。
平山さんって言う世界的クライマーがヨセミテでスピードの記録をつくったって言ってるよ!
彼だったとしたら凄いよね!
http://www.panoramio.com/photo/438342