昼からがっつり飲み、夕方からも飲み、その後夜更けまで・・・・・、いやーーー良く飲んだ 夜。
でも、バタンキューではなく、お風呂にちゃんと入ってケータイの目覚ましをかける。
2年前は、まぢで目覚まし設定をミスってて起きたのがギリギリだったから、
今度は何度も確認して。
朝、そのケータイの音で目が覚めると、外は“すっこ~~ん!”と抜けるような、すばらしい青空!!
いやーー、「晴らしますよ!」って調子乗ってハッタリこいてたけど、まさかこんなに天気が良くなるなんて(笑)。
こりゃー写真、撮っておこう!
と、そんな余裕な寝起きで、ベットに付いてる時計をふと見ると・・・
くっ・・・くくくくくっ 9時ぃ~~~~?!
8時半には駅に行かなきゃいけなかったのに、まさかの寝坊?!(汗)
やばいやばいやばいやばいやばいやばいっ!
焦って先輩に電話するものの、繋がらず(>_<)。
“落ち着け・・・、まずは電車の時間を調べよう。” と、改めてiPhoneを見ると・・・。
アレ?まだ8時?
テレビ番組の時間を見ても8時、自分の腕時計を見ても8時。
・・・てことは。
オイコラ・・・ベッドの時計が1時間進んでるんじゃん(怒)。
あ”~~、まぢで焦ったーーーー。
と、そんな滑り出しの鳥取2日目は、まず最初に 青谷駅 へ。
駅に到着すると、この後お邪魔する予定の 山根酒造場 の山根しゃちょーが、お迎えに来てくださっている(>_<)!
うわーん、ありがとうございます~。
雪深いこのエリア、雪道での社長の運転手腕を見てみたかったのに(笑)、
ココも良い天気で、道路の雪はすっかり溶けている。
道中、“山根しゃちょーが何歳から運転していたか?!” に花が咲き(笑)、蔵に到着~。
ここは、駅と比べると、3度くらいは低い気温らしく、土の上にはまだ少し雪が。
でも、いつ見ても、のどかな光景だなぁ。
訪れた時間帯は、ちょうど蔵人さんたちの休憩時間で、
休憩部屋では、みんながコーヒーを飲みながら、和気藹々とおしゃべり中。
懐かしいお顔も。
れいさん、一昨年は案内してくださってありがとうございました!“お父さん”の顔になってますよ♪
じろーさん、まさかまさか!ココに居るなんて、まぢでビックリです~~。
杜氏や山根しゃちょーのお母さまも一緒、そして他のお手伝いのおばちゃんたちや蔵人さんたちが、
井戸端会議しながら、まったりした時間を過ごしている・・・いい空気感だなぁ。
我々もしばし杜氏の話を聞いたりして、歓談。
その後は、山根社長が自ら蔵を案内してくれる。
おっきな精米機には、お米を削った時に出る糠(ぬか)を、4種類に分ける機能も。
農家さんが一生懸命つくったお米なんだもん、糠も有効活用してあげたい。
そんな原料を無駄に捨てることなく、4種に分けた糠は業者に引き取ってもらってるんだとか。
これは、洗ったお米を、再び水に入れて、水分を含ませているところ(浸漬、っていいます)。
お米によっては、時間の管理が、コンマ00秒くらい、と超綿密。
これまで山根社長の、話や、手間のかけよう、その思い入れを聞いていると、
“お米” をいかに、酒造りの原料として重要視しているのか がワカル。
日本酒って、お米が良くなくても、造りでカバーできてしまう柔軟性があってスゴイのだけど、
それはソレ。
本当にお米のことを一生懸命考えてるんだな~~と感心してしまう。
ここは 麹室 。
室は湿度管理も大事で、ここで使われている木にも拘りがあるそう。
そして、室の角が、見ての通り、「角々してない」 丸くなるようにも設計されてる。
2Fにあがるとすぐに 「あ、ここはね、れいさんの工作室です(笑)。」 と。
れいさん、勝手に写真撮っちゃってごめんなさ~~い(笑)。
「彼、手先が器用だからね~~、いっつも何か作ってるんですよ。」 って言うその場所には、
珍しいモノがいっぱい。
れいさん、面白いお役立ちグッズができたら、ぜひぜひ見せてくださ~い。
もろみの入ったタンクも、一つひとつ、見せてくれる。
お!じろーさん、泡の汚れをせっせと擦り落とし中。 あれ?あれれ?でもでも・・・・
こんなに顔を突っ込んで大丈夫なんですか?!?!
娘っ子2人で初めてココに訪れた時に、香りをかごうとして、タンクに顔を突っ込んだら、
“カッツーーーン!!(>_<)!!”
と、鼻から頭の中に衝撃的な痛みが走ったのを思い出す。
もろみが発酵している最中のタンクは、二酸化炭素しかなく、
そこに顔を近づけると、一瞬で気を失って、タンクに落ちてしまうこともあるのだ。
そうなってしまったら、もう “死” 。 冗談ヌキで、こわい。
なのに、じろーさんたら、こんなにモロミに顔を近づけて!!
と思ったら、この段階であれば、まだ大丈夫なんだとか。
とはいえ、素人な自分は、こんな乗り出せません(>_<)。
落ちないように頑張ってください!! と、働いてらっしゃる姿を後からさりげなくパチリ。
あ、また会った。(そりゃ、同じ蔵の中でうろちょろしてる我々、会うわな)
ほんと、生き生きと働いてらっしゃいます。
一通り見させてもらったあとは、試験室で試飲た~いむ♪
んおおお?! 雄町の生もと がありますね!!
できたてで渋~い(>_<)、でも旨~い!でもしぶ~い!でもんま~~い(笑)!
ここでも、面白いお米の話を、山根社長から聞かせていただく。
お酒を造るお米の 強力 って、穂の長さも長~いし育てるのは難しいし、
またそれを使ってお酒を造るのも、難しいんだと思う。
もちろん、山根酒造場では、そんな強力を使った 日置桜 がとっても美味しい。
のだけど、山根社長いわく、強力米もここ最近の環境ホルモンなのせいなのか、
昔はあんなに “もさっっ” と、見た目に醜くて(笑)でも力強かった穂が、
だんだんと “すらっ” っと現代人みたいになってきちゃってるとか。
でも。その強力を、もともと生まれた場所、内田百種園 さんで作ってみたところ。
“おお!!こ、この“もさっ”っとした穂は・・・これを先祖返りというのでは?!”
という出来になったんだそう!
おもしろ~~~い!!
まだ非売品ですが・・・今夜のお供に、と。
ありがとうございます(>_<)!
一緒に行った先輩も 「いやーー、これ、買いたいね、買えるの、楽しみだね!」 と、ウキウキわくわく。
すっかり長居してしまった後は、山根社長が倉吉まで車で送ってくださることに。
んがしかし。
ここで、すんなり倉吉に帰らせてくれないのが、山根しゃちょーの良いところ♪
「もう、蔵元に“行きます”って連絡いれちゃってました 」
そう言って、嬉しい寄り道をしてくれた酒蔵さんが、鳥取は大栄町にある
梅津酒造 さん。
最初はお茶を飲みながら、梅津さんと談話。
面白い人柄で、「酒蔵見学の何が面白いの?」 ってズバっと聞かれてしまう。
単刀直入すぎて、ドキっ!としちゃいますよ~~。
なんでだろう、って改めて考えちゃう。
自分の場合、やっぱり東京で飲んで美味しいお酒に出会うと、
「どんな場所で、どんな人が造ってるんだろう?」 って、そのお酒の背景に興味を持ってしまうのだ。
梅津さんの中もいっぱい見せてもらう。
ここは2F。
左の扉を開けると、そこは、だだっぴろい部屋が。
手前には室、奥には酒母の部屋が。
この部屋、大きな酒蔵さんでもある山根社長も言っていたのだけど、
「効率よく出来てるよな~。」 とのこと。
奥の酒母の部屋に行くと、こんなタンクの姿が。
ホースにぐるぐる巻き~~!
タンクって温度管理がとっても大変なので、
このタンクに巻く温度管理装置は、それなりのお金を出せば買える。
でも。
梅津さんでは、バイトのおばちゃんが見事にタンクに巻いてくれるこのホースに通す水によって、
温度管理をしている。
「このホース一本で2500円でしょ、それを3本使って7500円なんだもん、それで十分よ。」 と。
山根しゃちょーも「これで十分だよねー」 と言いながら、深く頷いてます(笑)。
そんな手造り感が満載なのが、梅津さんの良いところなのかなぁ。
梅津さんも、いろいろいろいろ、色々あるみたいだけど、
「でもま、いいんだけどね、アハハ。 あ、でもコレ、オフレコね」 って、
サラリと笑ってぶちまけちゃう、その人柄もスキです~♪
ちなみに、梅津さんでは、梅酒にも力を入れている。
日本酒の蔵元でも梅酒を出しているところはいっぱいあるけど、
梅津さんの梅酒もまたスゴイ。
使っているのは、野花 と書いて「のきょう」と読む場所で育てられている梅で、
家とかで作る通常のは青い梅だけど、梅津さんとこでは完熟梅を使っているのだ。
この中に、梅が入った状態で2年間ほど、寝かせるんだとか。
最後に、少し試飲させてもらっちゃった♪
ここでも、長居させてもらっちゃったけど、そろそろ倉吉に戻る時間。
この後は、酒屋さんで大試飲大会があるし(笑)、さらにその後は、夜の舞い第2弾が待っている。
車での送り迎えや、蔵の中の案内に、お2人にはすっかりお世話になってしまった。
今回も、おもしろ~いお話がいっぱい聞けたし、本当に楽しかった~~♪
梅津さんの 「何で蔵見学が面白いの?」 の答え、それは、まさにこの時の気持ちかなぁ。
楽しい時間を、ありがとうございました。
また、いっぱいお酒を飲んで、売上に貢献します!!(笑)
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今日、禮さんジュニアが来てました。
私も、「れいさんらしいな~」って思っちゃいました。
進さんに向かう車の中で話ししてたとき、
クシャミしてませんでしたかね~(笑)。
おおっぴらにはできませんから、直接は聞いたことはないです。
でもココではない酒蔵さんでは、あった、という話も(汗)。
タンクに落ちたら“一瞬”らしいです。
助けようにもないですもんね・・・ミイラ取りがミイラになってしまいます。
雄町の生もとと強力楽しみです!
社長さんの人柄とお酒って似ているなと感じますね。僕も蔵見学行きたくなりました!
こんなタダの飲兵衛に付き合っていただいた山根社長には
心の底から感謝でございます、うぅ。
身に余る振る舞いで。
社長さんのお米に対する愛情・・・というか思い入れを聞いていると、
「このお酒って、こうして出来たんだ~」
って、とても共感が持てます。
しかし、まきこさんのバイタリティーに感服いたします!
バイタリティは、むしろ酒蔵さんにあります!
だって、蔵の管理をしっかりしていないといけないのに、
こんなタダの飲兵衛な我々の相手もしてくださるんですもん。
たしか。
わざと早めに絞って、糖分が酵母に食べきられないうちに、
わざと早めに搾ったそうで、
ちょい甘でした。