『 リンゴと瓶 』 2018 画 水彩画―(29)
台風がまだ九州に居るというのに各地が大雨や突風で大荒れだ。茅ヶ崎でも山手の方では、
土砂崩れの警戒、避難勧告が出たようだ。
それにしても足が遅くのろのろというのは、私の様で全く始末に負えないものだ。
ここ数日にかかるのだろうが、雨風共に大したことがないことを祈る。
さて混迷乱立の政界でもほぼ全員が立候補宣言をして出揃ったようだ。故郷で地元民に媚びる笑顔、
子供にやさしく声を掛ける(本当にこのやさしさを持った人物なのか)、盆踊りの輪に入ったり
墓参りや神社に参拝したり、愛嬌を振りまく姿も空々しくも痛ましい、
党として裏金議員は返金だとか、公認はしないなど出来もしないことをぶち上げて居るが、
どう贔屓目にみてもそんな彼等には特にあの古い顔触れでは政治改革はとても無理だと思うに至った。
先日までは石破氏かと思っていたが,再三の決選投票での惜敗という実績への同情があったのかも知れない。
今や古いしがらみ、因縁、怨念、貸し借りとか影のある人物を除くとすると、ちょっと苦しいのだが、
小林、小泉、河野の3氏となってしまう。
小林氏はその政治力は全くの未知数だ〈未知の魅力、未知に賭けるという事もあるが、まだ今回でなくても〉
という感が強い。
中間層の河野氏は偉くなると変節してしまう現実派だし(原発でのことを忘れない)かなりの自己中心的思考者
で周りが見えない人物だ。そして麻生氏という派閥のボスの許可を得てから正式に立候補宣言という事を見ても、
この人には派閥解消も政治改革も出来ないだろう。する気もないのかも知れないけれど。
残るは小泉氏だけだが、この間は10年早いよ、何をいつも怒っているのかと書いたが、がらりと政界を変える
という観点では、私の嫌いな怒り顔だが、この人なのかなと思ったりもしている。
もし総理になったら国民へ何時も怒り顔、深刻顔で訴えるのかと思うと憂鬱だがそれを我慢するしかないのか。
政治が本当に変わるためには、その位の我慢は仕方があるまい。
これを書いているうちにあんなに暗かった空が大分明るくなったようだ。このまま過ぎて呉れれば良いのだが……。。
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