散歩での花シリーズー(1)
今日は恒例の糖尿病の検診にいった。
思えば未だ現役の時に境界型と言われ、食事運動生活スタイルに注意をと言われた。
リタイアの頃に心臓の病院で糖尿の治療を指示されて、通院に便利な家に近い糖尿外来
という看板のある医院に行ったのが始まりだった。
それから20年、毎月腕の血管に針を刺され続けた。
奥さんの料理管理のお陰で、ずうっと長い間、数字的にはそこそこを維持しており
お医者さんには褒められていた。
しかし最近は、あまりに長くなりマンネリで飽きが来て危機感も薄らぎ、いつの間にか
生活がルーズになっていた。毎日の血糖の自己測定も体重管理もしなくなり、甘いものも
果物も家族と同等に、好きなラーメンも時々、酒もほぼ毎晩軽くだがやっていた。
このところ又数値が悪くなり、盛んに食事、運動,節酒、禁ラーメン、散歩、運動を毎回
指示されたが守れなかた様に思う。加えて加齢も進んだ事もあり、あまり芳しくない状態が
続いている。糖尿性腎炎、循環器、網膜炎、歯周病、脚のしびれ、動脈硬化の症状が顕著に
なってきた。腎症では透析一歩手前だから十分注意をと言われた。
それなのにどうも危機感が薄くなり、反応が鈍くなり相変わらずの生活を続けている。
時々羽目を外しての飲み食いし、散歩もストレッチ出来ていない。
己のずぼら、意志薄弱を棚に上げ、自分で自分に呆れているし、お医者さんは同じ注意ばかり、
同じ薬で10年20年だ、このお医者さんで大丈夫かな、なんて思っている始末である。
お医者さんこそ、呆れて私を見放したのか、話は何時も同じで簡単でこっちの話は聞いていない。
自分が悪いのにここに掛かり続けていて大丈夫かななんて不埒な事を思ったりする。
今日の検診では、もう何度目になるか、どうしても歩けない、散歩が嫌なら、せめて寝る前5分
で良いから椅子に座って股上げ腕を振る体操をしなさい。
ラーメンは控える、もしどうしてもだったらスープは残すこと、夕食を極端に抑えて昼食中心に
することを言われた。
本当に私は患者としては劣等生だ。 今度こそは!