『 庭の皇帝ダリヤが咲いた 』
須田 孝雄さん 撮影
やっと行政もGoTo政策を見直し始めたようだ。医師団もここに来て、
声を大にして危機を訴え政府に進言したようだ。もっと早く提言して
政府の愚策を糺して欲しかった位だ。もはや忖度、遠慮、国の予算を
云々の時ではないだろう。
人が集まる、人との会食、接触、人の移動が感染拡大の原因とは数字が
明らかにしているし、それを止める、強制的に制限するしかないのは、
素人でも、或いは素人だからこそ、はっきり言えることだ。
国や自治体の要請とはお願いであって、かなり緩いし、ある意味では却って
善良な市民を苦しめることにもなる。
家族感染が多くなった。すると感染源の特定が難しくなって、押さえ込みが
難しいという。何処に感染者が居るのか、菌をバラ撒いているのか分からない
となれば、町中のあらゆる所に菌は浮遊し、あらゆる人に感染が疑われる。
ならば徹底したあぶり出しで根を絶やすしかないだろう。
それには今やGo・Toトラベルでもイートでもない。国の費用で徹底して
「Go・To PCR」キャンペーンで国民に徹底させるべきだろう。
もちろん経済活動のこと、企業や商店のことが気にかかるが、高齢者の感染が
増え勢い重傷者が急増し医療体制は逼迫して、コロナであってもそしてコロナ以外の
病気であっても、入院も手術も出来ないと言う状況になったと聞くと、我が身になぞらえ
ても恐ろしく、馴染みのお店が潰れそう、廃業しそうという気の毒な現実には、
心を鬼にして目をつむり「経済よりまずは感染を防げ!」と叫びたくなるのである。
不安と恐怖と不便に覆われ、命の安全もなく楽しい生活も何もなく、暗い暗い生活に
なってしまう。これではあの戦時中の生活環境と全く同じではないか。
(最もあの頃の私はまだ幼少で、親の庇護の元で何の不安も苦労も知らなかったのだけど)
何としても早く元の普通の生活に戻って欲しいものだ。
それには1人1人の小さな注意と一寸の我慢ではないだろうか。