『 水面に白い雲 』 高橋 嘉子さん 撮影
ロシアとウクライナ、イスラエルとパレスチナ、朝鮮半島、アフリカの部族の紛争等々迄、
世界各地に戦争やら紛争対立は多い。国内でも与党と野党なんて小さなものまである。
こうした対立する局面は人種、人権、歴史の出来事、利害利権の事、宗教の事などと様々な
問題があり、面子や立場の違いなどがあり複雑怪奇になっている。
しかし妥協と寛容の気持ちがあれば解決が出来るのではなかろうか。
現実はそんなに甘いものではなく、もっともっと醜悪で泥沼のようなものかもしれないが。
例えばロシアは占領地を返還の姿勢を示し、ウクライナもそこそこの範囲で妥協をし、国民も
利害を超えて納得しなければならないだろう。世界大戦時代のロシアを考えると夢物語だが、
利害や怨念の有る限り難しい問題だとはいえ、それを超えてと期待したい。
平和な日本から見たとんでもない甘ちゃんの意見なのだろうか。
本来ならそれを解決するのが政治だろうけれど、昔と違って世の中複雑になって、利害も何もかもが
絡み合って居るから、政治力でも困難にしているのかも。
ここは政治の勇気ある英断と国民の大いなる妥協と寛容に頼るしか平和は来ないのかも知れない。
仮にもイスラエルとハマスの停戦に気運の高まった今こそ、施政者のそして国民の勇気ある妥協が
必要な時だ。妥協すれば今迄の犠牲はどうなるのだと言うことで出来ないのだろうが、人々が無惨に
死に、飢え、寒さと恐怖に慄いているのをこれ以上は、何としても止めなければならないだろう。