「路地裏に咲くバラの花」
まさかと思った斎藤元知事が圧倒的に勝利したのには驚いた。兵庫県民の常識度を疑ったり、
何か不正があったのか、などとまずは思った位である。
冗談なのかまるでドラマの世界の様に感じられた。
思えばトランプ氏に続いて石破内閣にしろ常識外のことが続いて、それが正統な常識や当たり前に
なりついにはそれが正義だとなってしまうかも知れない。
兵庫県知事の場合は、SNSとかXとやらの効果が大きかったという。
SNSでは例え一方的な意見でも、その公平性,信憑性も云々されずたちまち広がってしまうという。
今回も若い人を中心に、知事はまるで善人で中傷の被害者である。既存のマスコミが虚偽の報道を流し
知事をすっかり悪人に仕立てたのだという。
私などはSNSとかXとかの情報は無縁だから、どっちが真実なのか迷うというより、マスコミ報道通り
元知事は天下の悪人、常識に欠け、血も涙もなく、狂的に地位へ拘泥している異常な人間と捉えていた。
加えてあの売名屋の立花と言う御仁が応援に回って選挙妨害まがいの応援を街頭でXで繰り広げたのも
利いたという。
しかし私は今でも、親戚でも何でもないが、自殺に追いやられた局長さんの件は事実だと思うし、常軌を
逸するパワハラ行動も否定は決してできないと思う。
あまり根拠はないがあの知事のものに憑かれた様な目付き、頑として己を譲らぬ頑固さ、私は人相見では
ないが癇癪持ち特有の態度や慇懃さは、これは尋常ではないものだと思っていたものだ。
SNSとかXとやらが世論を操ってしまう、世論を作ってしまう、それも迅速で強力で爆発的な攪拌力をもって
しまうのが恐ろしい。これから百条委員会とか県議会はさぞやり難かろうが、虚構的な世論造りの潮流を
少しでも遅らせる為にも頑張ってもらいたいものだ。