『 青空と桜 』
河津 米子さん 撮影
昨日一昨日と急に寒くなって、冷たい雨が降り続いた。
春の三寒四温というと何か情緒的だが、最近ではその変化が激しすぎて、
体に応えるばかりで少しも詩的でないようだ。
折角の3連休の出足をくじかれ、少しは人出が少なくて済むだろうか。
先日は夜半の地震に驚かされ、あの様子では寒冷地だけに生活はさぞ大変だろう。
福島や岩手の復興もこれで又かなり遅れるのだろう。東北の被災地に思いを寄せる。
そしてコロナによる肺炎で苦しみそして亡くなる老人を悼み、TVを見てはウクライナ
の惨状に心が痛み等々と、何ともはや忙しくて辛い春である。
6月には絵のグループの展示会がある。つい出品の約束をしてしまったが(出品料も払い)、
この2年近くは描けてないので猛烈に焦ってはいる。
体不調、体力の弱りから来る気力喪失だろうが絵も描く意欲が無いから苦しい。
最悪は古い昔の絵でも出品してお茶を濁すかと覚悟は決めているが、心は穏やかではない。
こんな具合では、絵のサークルも今年で止めるかどうするか迷っている。
定年後直ぐ始めて20年になるので、止めるのが一寸淋しい。その上、これ以上足腰が
萎えてしまって、もしもこのピンポンも出来なくなったら、もう私には何もなくなる、
日常での何の予定もなくなる。そして多分出掛けることも、人と会うことも無くなって
しまう気がする。
毎日が通院かTVか昼寝しながらの時代小説を読むだけの生活になってしまいそうだ。
それが恐ろしいので、今のところは両方共に止められないでいるのである。