『 魚釣りし彼の川 』2018画 水彩画―(28)
ここにきて既に報じられた6氏の他に女性が2名、加藤氏、林氏などが総裁選に12名もが
立候補の意向を示しているという。意外にも青山氏という参議院議員も名乗りを上げた。
自民政治が変わらねばという意気軒高である。
国会議員になる位の人たちだから、聡明な自信家の唯我独尊タイプで、(私が最も嫌いな)
性格的には極めて自己顕示欲が強くて権力志向の塊のような人々だろうというのは想像に
難くない。サラリーマンの出世欲などの比ではないのだろう。
立候補には党内で20人の議員の推薦が必要という党内基準とか派閥内での規制や順番などが
あって、いみじくもそれが無暗に勝手な立候補を出来ないようにしていた様だ。
それが今回の乱立振りは、派閥の力が確実に弱まったことを証明していること位だろうか。
良い点はこれ位しかないのではないだろうか。
それでも虎視眈々、今回は立候補しておいて実績作りのためだけにと狙っている人も居るらしい。
我々外野から見ても、この人物までもが!身の程知らずにと言うか、己の位置や立場を分かっては
いないのか(党内に居るのだから、勝ち目などないのが分からないのか)と思えるような連中もいる。
立候補に手を挙げてその回数によって順番、序列でもあって先々の総裁選で有利になるという事でも
あるのかと思う位である。
それ程、党のためにも、ましてや国のためなどになるとは全く思えない人までも立候補を狙っている。
古狸も若い狐も、人間の強欲さや立身欲の本能の故に盲目になっているのだろうか。
国民は投票に関係ないからどうでも良いのだが、立派な人物に首相になって欲しいという事では
やりきれない気持ちである。
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