『 近所の家の塀越しの花 』
これもミーちゃんが飛んで行った方角にある家の花が目に留まった。
ミーちゃんもこの花を見たのだろうか。
日本企業の頂点にあるトヨタ自動車など自動車メーカーの5社が、この間は
その偽装や虚示報告が発見されて話題になった。
それも何年も前からだったというのだから、車だけに恐ろしいことだ。
国の基準の何倍か厳しく決めているから安全性は大丈夫だと居直るトヨタの
幹部の姿勢。何が世界のトヨタだ、トヨタイズムだと言いたい。
トヨタの会長は今や世界を代表する実業家であり、有識人と言われる人物で
あるのに、誠に残念であり失望させられた。日本の恥でもあるだろう。
そしてまた、鹿児島県警本部長が身内の犯罪の隠ぺい事件、それを我慢できなかった
定年になった元部長刑事が告発した事件。どちらが真実なのかは分からぬが、一般的には
上の人間は己の面子と立場と権限をまもろうとする様で、定年男の方は已むに已まれぬ
長年の義憤に耐えられなかったのだと解釈したい。
人間は己を守り己の利のためには平気で噓をつき、人を貶めたりもする人間が上の人ほど
多いとは、昔から見たり聞いたり経験したりそして世間でよく言われることである。
定年男は我慢が出来なかったのだろうが、私はこっちの方を信じてやりたい。
何かの本で読んだのだが、現在のような世相でも、世の中の5分の3位の人は
あくまでも性善説を信じて、健気にも自らも善を実践しようとしているという。
そして泣かされたり損をしたりするという。
しかしこれで世の中、何とかおさまっているのかも知れない。
世の中、性善説論者ばかりだったら世の中はどうだろうか。善というのは悪があって
目立つのであって、皆がそんな人ばかりだったら夢のようだが、そうなると生ぬるくて
退屈な世界になってしまうような気もする。
でもやっぱりそんな世の中が良いなぁ…。
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