さすがははしご車、ぐんぐん伸びてあっという間に二人の乗ったバスケットが小さくなりました。約30メートルまで伸びたそうで龍之助はもちろん、パパも固まっていた様子。消防隊員の方によれば「地上からみるよりももっと高く感じますし、早い速度で伸びるんですよ」とのこと。それはそうですよね、火事で一刻一秒を争そいながらの消火作業でしょうから、はしごが伸びる速度も速いはずです。
マンション内で避難訓練があり、大きなはしご車が家の前の道路に停車していました。しかし残念ながらあいにくの雨、雨が小降りになったら様子を伺いに行こうと話をしながらおうちで待つこと30分。館内放送で避難訓練開始のサイレンが鳴り響き、外に出てみると雨が止んでいる。龍之助にレインコートを着せてお目当ての消防車を見に行くと「カンカン!(=消防車だっ)」と大喜び。マンションに住む外人家族達ももの珍しそうに集まっています。「雨も止んだのではしご車の体験して頂けますよ」との声に早速長い列ができました。二人しか乗れないとのことで龍之助とパパが乗り、ママはカメラマンとして記録係に任命です。間もなく二人は少々緊張した面持ちでバスケットに入っていきました。