朝6時半過ぎ、伊豆方面へ向かう高速で霧雨が降り出しお天気が心配でしたが、いつもの場所に到着した時には青空が顔を出してきました。
パパ後輩の通称"ボートのおじさん"の船はリニューアルし、魚群探知機を装備したばかり。

「龍くん、魚の居場所はわかるから、後は釣りあげる腕次第だよ。」
「ブリのお刺身食べたいな、煮付けも良いね。でもカジキマグロも良いね~。」と妄想しながらテンション高めの4人は8時過ぎに港を出発。いきなり魚群探知機が鰯の群れにピーピー反応しています。
水面近くに鰯がいるということは、その下に鰯を狙うサバがいて、その下にはもう少し大きな魚がいます。以前カワハギを釣った時は小さな生き餌でしたが、今回はルアーを使用。ということで、今回は大物狙い(笑)
「マグロ目撃情報もあるから、沖へ行ってみよう。」とボートのおじさんに同意し、沖へ沖へと向かいました。
潮目や黒潮の話を聞きながら、大島が徐々に大きく見えてきます。
「この辺り、大島と本島のちょうど中間ぐらいかな。」との声が聞こえてきました。後で調べてみると陸から10Km以上の地点。風が無く穏やかな海らしいのですが、沖に出ると波の"うねり"が半端なく、徐々にママは気持ち悪くなり・・・船酔いです。
さすがにここで戻りたいと言いだす訳にはいかず、必死に堪えます。苦しいながらも、トビウオが数匹跳ねている様子を発見し、何とか気を紛らせながら・・・。
「マグロ、いないなぁ。いつものところに戻ろう。」すごいスピードで湾内へと戻りました。
が、ちょうど干潮の時刻で鳥達の動きも無く、平和すぎる海。
「ねぇ、今日釣れないの?」とつまらなそうな龍之助。
「釣りって、そう簡単なものじゃないよ」
「魚たち、お休み中だね~」
「釣り竿投げる練習から、これからが本番だよ!」
と大人3人がかわるがわる声をかけます。
そうこうしているうちに時が過ぎ、船の周りでパシャパシャ鰯の群れが跳ねだしました。
潮の流れが変わり、静かだった海が賑やかになってきました。
「お、捕食モードに変わってきたぞ。」

「この辺り、いそうだから投げてみて!」
「おっ、かかった!」
「え、ほんと?」
とボートの上も賑やかになり、「サバだ!」

「龍くん、こっち!急いで投げて!」

「釣れた!」

嬉しいね。
ルアーを落としている途中から既に食いつかれるほど、ボートの下にサバの群れがいるようです。
ボートのおじさんはもちろん、パパも龍之助も「またかかった!」「釣れた!」と言いだすのでさすがのママも釣ってみたくなり、「ママもやる」と釣り竿を持ち、数分後「釣れた!」
釣れると嬉しいですね。気持ち悪いことや数時間全く釣れなかったことも忘れて夢中になって釣り竿を投げてました。
クーラーボックスはあっという間にサバで一杯に!

4匹釣リ上げたママはもう満足ですが、龍之助も含めた男3人は更に別の魚を狙いに。
その間ママはボートの上で気持ち良くお昼寝モード。
しばらくすると、
「龍くんの竿、かかってるから早く巻いて!」
「ほら、もっとがんばって!」
龍之助もぐるぐる一生懸命巻いているのですが、海の中の相手もなかなか強い感じ。
「がんばれ、がんばれ」
水面に見えてきた姿は明らかにサバとは違い、なんと、
「スズキだ!」

今日一番の大物です。
すっかり気分を良くした龍之助の表情が変わってきました。

魚群探知機を読み上げる声も大きくすっかりクルーの一員ばりで、ルアーを投げる手つきや背中も自信に満ちあふれているかのようです(笑)

サバを押しのけ、本日の金メダルは龍之助のスズキ。

スズキは港近くの個人経営の海産物販売所さんで3枚におろしてもらいました。

「立派なスズキだね。何?これ僕が釣ったの?将来は漁師だなぁ(笑)」
3枚におろしてもらった御礼にお刺身用の切り身を半分おじさんにプレゼント。
「サバはいらね~な。タコの餌にもらっとくか」と言っていたのに、スズキは喜んで受け取ってくれました。
さて、今日の晩御飯はスズキのお刺身、サバの味噌煮にスズキのアラで作った潮汁。龍之助が釣ったスズキは格別に美味しく、楽しい海釣り体験でした。
Enjoy Fishing!
パパ後輩の通称"ボートのおじさん"の船はリニューアルし、魚群探知機を装備したばかり。

「龍くん、魚の居場所はわかるから、後は釣りあげる腕次第だよ。」
「ブリのお刺身食べたいな、煮付けも良いね。でもカジキマグロも良いね~。」と妄想しながらテンション高めの4人は8時過ぎに港を出発。いきなり魚群探知機が鰯の群れにピーピー反応しています。
水面近くに鰯がいるということは、その下に鰯を狙うサバがいて、その下にはもう少し大きな魚がいます。以前カワハギを釣った時は小さな生き餌でしたが、今回はルアーを使用。ということで、今回は大物狙い(笑)
「マグロ目撃情報もあるから、沖へ行ってみよう。」とボートのおじさんに同意し、沖へ沖へと向かいました。
潮目や黒潮の話を聞きながら、大島が徐々に大きく見えてきます。
「この辺り、大島と本島のちょうど中間ぐらいかな。」との声が聞こえてきました。後で調べてみると陸から10Km以上の地点。風が無く穏やかな海らしいのですが、沖に出ると波の"うねり"が半端なく、徐々にママは気持ち悪くなり・・・船酔いです。
さすがにここで戻りたいと言いだす訳にはいかず、必死に堪えます。苦しいながらも、トビウオが数匹跳ねている様子を発見し、何とか気を紛らせながら・・・。
「マグロ、いないなぁ。いつものところに戻ろう。」すごいスピードで湾内へと戻りました。
が、ちょうど干潮の時刻で鳥達の動きも無く、平和すぎる海。
「ねぇ、今日釣れないの?」とつまらなそうな龍之助。
「釣りって、そう簡単なものじゃないよ」
「魚たち、お休み中だね~」
「釣り竿投げる練習から、これからが本番だよ!」
と大人3人がかわるがわる声をかけます。
そうこうしているうちに時が過ぎ、船の周りでパシャパシャ鰯の群れが跳ねだしました。
潮の流れが変わり、静かだった海が賑やかになってきました。
「お、捕食モードに変わってきたぞ。」

「この辺り、いそうだから投げてみて!」
「おっ、かかった!」
「え、ほんと?」
とボートの上も賑やかになり、「サバだ!」

「龍くん、こっち!急いで投げて!」

「釣れた!」

嬉しいね。
ルアーを落としている途中から既に食いつかれるほど、ボートの下にサバの群れがいるようです。
ボートのおじさんはもちろん、パパも龍之助も「またかかった!」「釣れた!」と言いだすのでさすがのママも釣ってみたくなり、「ママもやる」と釣り竿を持ち、数分後「釣れた!」
釣れると嬉しいですね。気持ち悪いことや数時間全く釣れなかったことも忘れて夢中になって釣り竿を投げてました。
クーラーボックスはあっという間にサバで一杯に!

4匹釣リ上げたママはもう満足ですが、龍之助も含めた男3人は更に別の魚を狙いに。
その間ママはボートの上で気持ち良くお昼寝モード。
しばらくすると、
「龍くんの竿、かかってるから早く巻いて!」
「ほら、もっとがんばって!」
龍之助もぐるぐる一生懸命巻いているのですが、海の中の相手もなかなか強い感じ。
「がんばれ、がんばれ」
水面に見えてきた姿は明らかにサバとは違い、なんと、
「スズキだ!」

今日一番の大物です。
すっかり気分を良くした龍之助の表情が変わってきました。

魚群探知機を読み上げる声も大きくすっかりクルーの一員ばりで、ルアーを投げる手つきや背中も自信に満ちあふれているかのようです(笑)

サバを押しのけ、本日の金メダルは龍之助のスズキ。

スズキは港近くの個人経営の海産物販売所さんで3枚におろしてもらいました。

「立派なスズキだね。何?これ僕が釣ったの?将来は漁師だなぁ(笑)」
3枚におろしてもらった御礼にお刺身用の切り身を半分おじさんにプレゼント。
「サバはいらね~な。タコの餌にもらっとくか」と言っていたのに、スズキは喜んで受け取ってくれました。
さて、今日の晩御飯はスズキのお刺身、サバの味噌煮にスズキのアラで作った潮汁。龍之助が釣ったスズキは格別に美味しく、楽しい海釣り体験でした。
Enjoy Fishing!