○マイナス思考:細く弱い神経経路を探索し、より古い・深い記憶をたどる。熟考するのに必要だが、脳に負荷がかかり、やりすぎは心身の失調を招く。
○プラス思考:楽しいとか幸福感を呼び起こすような思考。直近の記憶や、強烈な記憶を使う。身体的には良いが、目先のことにしか考えが巡らないとか、より強い刺激を求めるとかの弊害もある。
年を取るとマイナス思考にばかり考えが行く。負荷はかかるが知恵は廻る。
だいたい老人は古い記憶しかないのだし、新しいことはすぐ忘れる。マイナスからしか考えることがない、というのが本当のところ。
マイナスでばかり考えて、身も心も衰弱していく。それはあたかも脳が自身を緩慢に殺そうとしているかのような。
ポジティブ、ネガティブという意味ではない。おそらく脳の活性とは同義ではない。