高齢者に席を譲らない若者、車内で化粧をする女性、道端にゴミを捨てていく人、パッケージが偽装された食品、落書きされた図書館の本・・・・・100年前に生きていた日本人も、こうした事例を日々目の当たりにしていました。日本人の道徳心は終戦を境に低下しはじめたのではなく、「もともと低かった」のです。
(写真、影が入ってしまったけど、内容があまりにひどいので紹介)
著者は当時の議事録や新聞記事を丹念に集めて細かく事例をあげている。
江戸時代、明治、大正、戦前、戦中、戦後。
昔からみんな同じことを言っていたなんて・・・・
何だかここ最近で一番ガッカリしたかも。
つまり、昔から馬鹿な人は馬鹿で、身勝手な人は身勝手で、意地の悪い人は意地悪で。
極悪な人は極悪であったということだ。
ああ。
世界はいつでも玉石混交。