ぼちぼち日記

シニアの暮らし方や思い、猫たちのことなどをマイペースで記録しています。

「本当の人生」 著者:アドリーヌ・デュドネ  訳:藤田真利子

2024-04-06 13:22:04 | 
ある夏の晩、母はツナと桃の料理を作り、わたしたちはそれを庭に面した青い石のテラスで食べた。父はもう食卓を逃げ出してテレビの前にすわり、グレンフィディックの瓶を抱えていた。父はわたしたちと一緒に過ごすのが好きではなかった。この家族では夕食を囲んで家族が集まる時間が好きな人は一人もいなかったと思う。でも、父はこの儀式をわたしたちに押しつけていた。もちろん自分自身にも。そういうものだからだ。家族というのは楽しいかどうかは別にして一緒に食事をとるものだからだ。テレビではそうなっていた。ただ、テレビの人たちは、楽しそうだったけれど。

こんなふうに食卓を囲む家族が、この地球上でどれだけいるのだろう、と、ふと思った。
機能不全の家族。悲惨で陰鬱な食卓。
こんな景色は、外側からはなかなか見えないけれど、案外ありふれているのかもしれない。
家族によって壊されていく子どもたちも。
コメント

猫たち。

2024-04-06 12:56:49 | 自然・生き物
マロ。
こんな時もあったのに・・・。
一度家を出てしまい、どうにか戻ってきてからは風太を怖がるようになって(風太が追いかけるのが原因)ベッド下に隠れるようになった。
最近風太がいない時は少しだけ部屋に出てくるようになったけれど、びくびくしてすぐ引っ込んでしまう。
今朝見たら片目が塞がっていて目薬をさしてあげたいのに、逃げてしまう。


(風太は少しジャイアンに似ている・・・・。)


そして、ぐーちゃん。
少しずつ慣れて、体を触っても嫌がらないようになっていたのに。
ずっと爪を切っていないので何とかキャリーに移して病院まで行こうとしたのものの、逃げ回るので断念。
でも、長い爪は肉に食い込んで危険。
意を決してタオルを使って捕獲。
暴れるのを羽交い絞めにして何とか巻爪一本切ることができた。



でも、その後一気に溝が。
・・・・・猫って、気難しすぎる。
(´Д`)




コメント

退職後の日々。

2024-04-06 12:34:35 | 暮らし
退職していただいた花たち。
枯れてしまったものを取り除いてもまだこんなにきれいに咲いてくれている。
4月にはいって、平日も自由に過ごせることが新鮮で嬉しく、翌日は何をしようかと考えながら、夜眠りにつく。

これほどまでに長期休暇が楽しみだった自分。
我ながら不憫・・・。
(´Д`)


昨日は友人二人とランチに。
空いている平日に予約ができる。

仕事の時は猫たちの世話や掃除洗濯をして慌ただしく出かけていたけれど、今は家事に順番はない。時間を決めなくてもいい。
すごく楽だ。
庭の花の手入れや、草とりものんびりと出来て、気持ちがとても穏やかになる。
今は、私にとって大切なエネルギーチャージの時間だ。
人生後半、もうひと踏ん張りするために与えられた休息の時間。
そう思って、日々を大切に過ごそう。


コメント