風吹くままに

温泉県に暮らすマリの日常

せつない

2018-04-28 00:05:42 | 日々のこと
近所のご主人Aさん(70代前半)が、夫に「最近、いろいろな事ができなくなった・・・」と、話したそう。
定年されてからシルバー人材センターで仕事をしたり、地区の仕事なども積極的にしてくれる方で、もちろんこまめに自宅の手入れなどもされていたのに、やはり年には勝てないのかな?と思ったら、
「アルツハイマーで病院にかかっている。人と話していても、なにか分からなくなっていく」とのこと。

それで・・・・思い当たる節がある。
2~3か月前だったか、いつものように車で出かけていたら、Aさんと顔を合わせた。
頭をさげたけれど「誰?」というような表情で私をみたのだ。
その時は「あれ?私ってわからないのかな」と、思ったけれど、それを思い出すくらいだから不自然だったのだ。
会えばにこやかに笑顔を返してくれていたから。
加えて、1~2か月前、玄関先のインターホンの修理を頻繁にしていた。
どうしたんだろう?
何がわるいのかしら?
今日もやってる。
業者に診てもらった方がいいのじゃないかしら?

今思えば、器用だったので修理は簡単だったのにそれができなくなったか、修理したことを忘れてしまっで、繰り返していたのかのどちらかだろう。

娘に話すと、自分らも先日会った時に「?な顔をされたんよ、そうなんや・・・お父さんの事は、まだわかったんやね」

奥さんとは話していないし、私の方からこのことについて切り出すことはしないつもり。

でも本人が話してくれたことで、これから先、何かおかしいことが起きても、病気によるものだとして対応もできるし(知らないよりは)戸惑いも少なくてすみそう。

それにしても本人の不安はいかばかりか(他人に話すということは、そういうことだと思う)、また家族も。






コメント (4)
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