成人の日の頃、図書館で
目につくところに置いてあった。
どんな作品が入っているのか・・・。
遠藤周作、岡本かの子、三島に、春樹に・・・
「愛人 ラマン」など、映画で観たものも入ってる。
自分と彼女の感想の相違、また同意見だったりが面白い。
54冊取り上げてあった。
一作品にさいたページ数は多くないが、的確で鋭い。
作品は読まなくても、彼女の書評を読むだけでも価値がある気がした。
例えば
「鏡子の家」三島由紀夫 では
小説を読む喜びのひとつに、自分の中のモヤモヤを的確に表現してくれる言葉を見つけることがある。
これはエッセイでも見つけられるのであるが、やはり文豪と呼ばれる人の人の書いた研ぎ澄まされた言葉と言うのは深く深く心に滲みていく。
まさにまさに、そうなのそうなの。
だが三島読むには心の準備がいる。
手始めは遠藤周作の「私が・棄てた・女」。
若いころ読んで理解しやすかった気が。
の予定が、わが図書館には置いてなかった(汗)
結局借りたのは、桐島洋子の「淋しいアメリカ人」
60年代のアメリカのルポ。
いずれ日本もアメリカと同じようなことが数多く起きるだろうの予言は、
果たして?
今、日本は「淋しい日本人」であるのか?
ただいま読んでます。
しばらく彼女にラインナップされた中から選んで行きましょう