風吹くままに

温泉県に暮らすマリの日常

ミッシング

2024-06-16 08:03:00 | 映画・演劇等



シネマ5系の映画も観るTのオススメ映画。「純喫茶磯部」の監督と聞いて食指が動いた。
ばぁちゃんを眠らせ8:45分からのレイトへ。
久々に満足できた映画。
早速LINEで報告。
今度会ったら「あーじゃ、こーじゃ」の花が咲きそう。

石原さとみを筆頭に、役者さんが良い。弟になった森勇作くんはメモメモ_φ(・_・
で、夫婦の気持ちになって取材をしようとするとTV局の記者も、なかなか良くて、この人誰?ズーッとそう思いつつ観て、エンドロールで「えっ!」
始めて「カッコいいじゃん」と思った😅
敢えて名前伏せてもったいつける私。

映画ストーリー
沙織里の娘・美羽が突然いなくなった。懸命な捜索も虚しく3カ月が過ぎ、沙織里は世間の関心が薄れていくことに焦りを感じていた。夫の豊とは事件に対する温度差からケンカが絶えず、唯一取材を続けてくれる地元テレビ局の記者・砂田を頼る日々。そんな中、沙織里が娘の失踪時にアイドルのライブに行っていたことが知られ、ネット上で育児放棄だと誹謗中傷の標的になってしまう。世間の好奇の目にさらされ続けたことで沙織里の言動は次第に過剰になり、いつしかメディアが求める“悲劇の母”を演じるように。一方、砂田は視聴率獲得を狙う局上層部の意向により、沙織里や彼女の弟・圭吾に対する世間の関心を煽るような取材を命じられてしまう。
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映画と原作

2024-01-07 12:07:00 | 映画・演劇等
「ザリガニの鳴くところ」の映画をみた。
やはり、原作には及ばなかった。
要の舞台、湿地(家のある場所)が綺麗すぎた。
イメージの湿地は泥も澱んだ水もない混ぜの自然美に溢れているが、映画は残念ながら人工美。
湿地に生息する生き物の生態が言葉で語られてしまい、それが説明となっているので、
「肌で感じる」「こころで見る」「本能」「自然に善悪はない」「ザリガニの鳴くところ」を伝えきれなかったように思う。

BBCがドラマ化してくれないかな、、、描けそう。





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キャバレー

2023-01-24 21:29:00 | 映画・演劇等
咳も治り、雪が降り始める前に行けました。

前観た時よりドヨ〜ンとする。

前は「戦後」を疑いもしなかった時だったからナチの台頭を過去の悪夢として捉えていたのだと思う。
けれど今世界は、あの頃と大して変わっていない。
キャバレーで、酒や卑猥なショーに興ずる客は、美食さがしやTVの馬鹿笑いに興じる、私たちの姿なのかもしれない。
ドヨ〜ンとはしているけど、目から鱗みたいに見えてきたものが多くてこの映画の凄さを改めて思う。

ライザミネリ👏👏👏。
ジョエルグレイ👏👏👏














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ラストクリスマス

2022-12-25 14:03:00 | 映画・演劇等
最近とんと映画にご無沙汰。
タイトル見ても何も分ら無くなっている昨今。
ムービープラスに「ラストクリスマス」とあるが、私の頭には、なーんにもヒットしない。2019年ですって、割と最近のだわ。観ました。





あざとい、ステレオタイプと言えなくもないけど、
ため息の出る事の多い世の中。
クリスマスに、ハートウォーミングな映画観れてよかった。

ここからネタバレ

【ストーリー】
ロンドンのクリスマスショップで働くケイトは、小妖精の格好をしてきらびやかな店内にいても仕事に身が入らず、生活も乱れがち。
そんなある日、不思議な好青年トムが突然現れ、彼女の抱えるいくつもの問題を見抜いて、答えに導いてくれる。
ケイトは彼にときめくけれど、ふたりの距離は一向に縮まらない。
トムを捜し求めつつ自分の心の声に耳を傾けたケイトは、やがて彼の真実を知ることになる……。

この手の映画は、割にあるけれど敬遠してしまう。も知らずに見始めたから謎としてラストへと。泣けた。
俳優陣がよかったな。
それが大きい。
学芸会じゃなかったわ。

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パラサイト半地下の家族

2020-01-28 19:39:36 | 映画・演劇等
「殺人の追憶」「母なる証明」日本人が捨て去った泥臭さ、熱、猥雑さ本能を見せつけられ、注目したポン・ジュノ監督
新作は、「パラサイト半地下の家族」。
セレブで高級住宅街に住む家族かたや半地下に住む皆失業中の家族。
ひょんなことからセレブ宅に半地下一家の四人が家族だと言うことを隠し入り込んでいく。
セレブの奥さんが、疑う事を知らず他からの情報を鵜呑みにするので(スマホ頼みの現代社会への批判だろうなぁ)、
それを利用して半地下家族が入り込みやすかった。

臭い(匂いではない)でハラハラ。
トイレで笑い・・・
タバコでやるじゃん!
あれ、これは全て半地下家族のことだ。
一見したたかで貪欲。
だがそれは自分達でなんとかしようとする力の表れ。
いざとなった時の団結力のすごさ!

ラスト私が予想だにしてなかった事が二家族に起こる。

何が?
それは観てね。

社会の経済的成長と人間の退化?
考えるね。
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ポン・ジュノ監督

2019-05-30 08:34:07 | 映画・演劇等
「パラサイト」パルムドールを受賞。
これは観たい。
「母なる証明」「殺人の追憶」の監督、期待大。
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映画「太陽のめざめ」と夢

2019-05-09 00:10:04 | 映画・演劇等
フランスの大御所女優カトリーヌ・ドヌーブが夢に出てきた。

来日していて、私が「『太陽のめざめ』がよかったと、どなたか通訳してくれませんか?」と、いうのだけど「フランス語できない」と、断られるばかり。

「太陽のめざめ」2ヶ月ほど前だったか放送された映画だ。


純な心を持ちながら、家庭に恵まれず非行を繰り返す少年と彼に携わる判事(ドヌーブ)。

彼の生い立ちと次が重なるところで終わる。

心暖まるヒューマンドラマで完結しないところが現実味があって印象に残った。

でも2ヶ月経って夢に出るなんて。

夢の中でタイトルを思い出そうと一生懸命の末思い出せたのも可笑しい。

私の思考回路どうなってる?
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ボヘミアン・ラプソディー

2018-12-29 16:06:28 | 映画・演劇等
やっと観てきた。
ラストの「ライブ・エイド」圧巻!
なぜか、クイーンをマジに聴くことなく、ここまで生きてきた。
そんな私が、二時間全部歌でもよかった~(^^ゞ
嘘嘘、それくらいクイーンよかった。

CD買おう!
歌詞もしっかり、心に刻みたい。

そそ、猫好きにはたまらん映画でもありまする(笑)


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三度目の殺人

2018-10-27 01:14:58 | 映画・演劇等
是枝監督作品。

これ役所広司に、大きなミスキャストを感じた。
育ちに恵まれず殺人を犯した人間。どす黒く汚れた熱のようなものが、あってよいのではないか。
底辺を生きてきた人間にしては役所広司は、綺麗で知的すぎる。
香川照之だったら違和感なかったな。
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普通の人々

2018-07-28 23:04:39 | 映画・演劇等
 平穏な日常生活を送っていた家族4人の家庭に、長男の事故死、続いて次男の自殺未遂という事件が起こる。この出来事を契機として、愛情と信頼によって固く結ばれていた筈の一家が、激しく揺り動かされ、目に見えない緊張が家の中を支配していく。そして映画は、3人がそれぞれの苦悩を抱えて噛み合わない歯車のようになったお互いの関係に直面する様子を描いてゆく。




話したくなければ、他人に話さなくてもいい。
それが身内でも。
あまりにつらいなら、逃げることも、ふたをすることも時には必要だけど
「つらいから今は向き合えない」自分を認めてあげようよ。
明るく頑張っている自分を褒めちゃいけないよ。
って、この母親に言いたい。
言いたいけど、一筋縄ではいかないでしょうねこのお母さん。

ネットでこの作品を検索したら「家族は崩壊していく」なんてのもあったけれど、
ラストで希望は見えた!と、私はとった。
家を出た母親を、息子がきっと大きく包み込む存在になっていくと。

いい映画でした。
「グッドウイルハンティング」を思い出したけれど、
こっちの方が断然好き。
ロバート・レッドフォード監督の1980年の作品。
アカデミー賞の作品賞、監督賞、助演男優賞、脚色賞の4部門を獲得しました。








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