風吹くままに

温泉県に暮らすマリの日常

ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー

2021-01-12 17:23:59 | 




アイルランド人の父と日本人の母との間に生まれ、イギリスのブライトンという町で暮らす僕。
母の目を通した少年の成長記なのだが(コロナ前)、周りにはレイシズム、貧困、同性愛、いじめ、家庭内暴力、宗教の違い、EU離脱支持不支持・・・・等々問題が溢れている。

中学を問題児の多いカトリック系(レベルが高い、問題児少ない)にするか、元(今も?)底辺中学にするか?
底辺中学にしたのだが、
選択理由が、エピソードとして素敵。
胸がすく。

悩み迷いつつ、真っ直ぐに対応していく僕。
時に対話、時に助言はするが、
基本見守る父母より的確に物事を捉えていたりする。
他人の気持ちや考えは変えられないけれど、自分はどう考え、いかに行動するのか?
コロナ禍の中で、出会うべくしてであった本。
大袈裟だけど、そう思えた。

そしてイギリスの諸問題が、決してイギリスだけでない今後日本も、今以上に、そんじょそこらに横たわる問題になるだろう事が気を重くさせた。

読むきっかけは、なんだっけ?
おーそうだ、APUの出口学長のお奨めだったんだ。

コメント (2)
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