丸顔おばさんのブログ

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衆議院憲法審査会(2022年6月15日)は、閉会中審査の手続きしてました。6月2日の参考人招致。/イージス・アショア断念の経緯

2022-06-20 17:52:35 | 憲法改正

国会も終わったので、今国会会期の終盤あたりの憲法審査会についてまとめておこうと思う。
この5月26日の回から書いてなかったので。

この次の週の6月2日の回ではIT関係の方を呼んで、参考人招致をしていたんだ↓

2022年6月2日 14時01分 
(省略)
2日の衆議院憲法審査会では、憲法改正の国民投票が行われる際のインターネット上の情報をどう扱うべきかなどをめぐって、参考人質疑が行われました。

この中で、IT関係の事業者が加盟する「セーファーインターネット協会」の専務理事は「世界的に民主主義の脅威となるようなフェイクニュースの横行が報告される中、IT事業者や報道機関、政府など関係機関が協力し、偽情報に強い社会の実現を図るべきだ」などと述べ、情報が正確かどうかを確認できる環境が必要だと指摘しました。

また、情報の事実関係の確認に取り組むNPO法人「ファクトチェック・イニシアティブ」の事務局長は、法律による規制は、表現の自由の制約につながりかねず、望ましくないとしたうえで「誤った情報は必ず出てくる。偽情報対策を民間がより活発にできるような枠組みの検討や、環境整備を進めるべきだ」と訴えました。


国民投票のときのネットの情報規制をどうするか、という件で、
国民民主党と立憲民主党が、
2016年の米大統領選の世論・投票操作を告発しているブリタニー・カイザー氏の参考人招致を求めていた。

(国民民主党の答弁より)
2016年のアメリカ大統領選挙では2つの疑惑が問題となりました。
ひとつは、ケンブリッジ・アナリティカ事件であります。
ビックデータを活用したマイクロターゲティングによる投票を操作した疑惑。
もうひとつはロシアが大統領選挙に介入したという疑惑であって、
フェイスブック上で、ロシアが背後にいると見られる偽りのアカウントが政治広告を掲載し、世論を誘導しようとした疑惑であります。
(中略)
最後に現場をふまえた適切な規制を議論するためにも、ケンブリッジ・アナリティカ事件に関与したブリタニー・カイザー氏をオンラインでもいいので、当審査会に参考人として招致することを改めて求めたいと思います。森会長の取り計らいをよろしくお願いいたします。以上です。

でもこれ、ロシアゲートの問題が絡んでいるから、
日本の憲法審査会に呼べないんだろう。
敏感すぎて、あいつらに怒られちゃうんだろうなと思った。
いまだに裁判しているもんなw

2022.03.25 
訴えによれば、クリントン氏と民主党幹部らは弁護士や調査員を雇い、トランプ氏をロシアと結びつける情報を捏造(ねつぞう)

2022.03.31 

ロシアの関与はトランプ政権も認めているけど、共謀は、ねつ造だという。
でもトランプの資金源は・・・

“トランプ王国”を危機から救った巨額ロシア・マネーの実体
2019年4月29日
長男のドナルド・ジュニア氏は去る2008年、投資家たちを集めた会議で「ロシア人投資家たちの資金は、われわれが所有する幅広い資産のうち、不釣り合いなほど大きな部分を占めている」と語ったことが知られているほか、次男エリック氏は2014年、ゴルフ雑誌記者に対し「『トランプ・オーガニゼーション』は財政危機に直面していたころに、ロシアのおかげで事業拡大できた。われわれはアメリカの銀行に頼っておらず、必要な資金はすべてロシアから来ている」とさえ告白している。

たぶんプーチンの飼い主と同じ、ロシアの正統派ユダヤのオリガルヒだろうと思われる。
だから共謀をねつ造したくなっちゃったんだろうけど。

で、日本の憲法審にブリタニーさんを参考人招致しちゃうと、
この件は、ロシアだけでなく、イギリスの選挙コンサル会社とフェイスブックも、
みんなグルであることが、日本国民に広く知られてしまう。

裁判の判決が出たりしてるのに、日本政府が掘り返しちゃうと、やばいんだろう。

そして本当は「ロシア」とかの「国」というよりも、
国を超えて結託しているあいつらが、すべて仕組んでいることが、日本の憲法審という公式の場で議論され、ますます知られてしまう。

じつは、右翼も左翼もないんだってこともバレてしまう。
プロレス見せながら、
適当なところで、ピラミッドの頂点のあいつらの希望どおりに、合意するという茶番もバレてしまう。

日本の与党も野党もディープステートの下請けみたいなもんやと有名になってしまう。

それで今回の参考人招致は、ぶっとんだことをけっしておっしゃらないであろう方に決まったんだろうなぁと思って聞いていた。
その動画↓
心に残ったところは、参考人のお話よりも、共産党のひとこと。

2022年6月2日 衆議院 憲法審査会

1:14:17~
日本共産党 赤嶺政賢くん:
今朝の幹事懇でも申し上げましたけれども、
新藤筆頭も毎週開くんだっていう意気込んで来られてるんですが、
どうも与党の側の空席がですね、目立ち始めております。
意気込みと実態がかけ離れてるなという感じがいたしますので、それはご意見を申し上げておきたいと思います。

出席率、低いって。わかりやすいね、国会議員の先生方。

もうそろそろ国会も終わりやし、
この参考人招致はそういう感じなのわかってるし、
9条と緊急事態条項が本命だけど、その話は今国会でやれる分はもう済んだわってか?w




そして、翌週6月9日の憲法審はお休みだった。。

そして、翌週15日に国会閉幕。

2022年6月15日 13時34分
15日の参院本会議の結果、政府が今国会に新規提出した61法案が全て成立した。通常国会での成立率100%は1996年以来。 
衆参両院は本会議で閉会中審査手続きを行い、閉幕。

あ~こわい。なんでも成立しちゃう大政翼賛会だからな。

国民としては、議論してもムダだ、なにやってもムダだっていう、
「あきらめ、諦観、無気力、絶望」っていう気分になってしまう。
支配の行きつく先は、たいていそうだ。
闘争や反抗の時期を経て、それでもなお支配を強めると、人の心はそうなっていく。
そして「崩壊」をむかえる。

こういう経緯をたどるとだいたい決まっている。個人も、組織も、社会も。

しかし、そういった社会の空気にどっぷり浸かるのは自由だけど、
そんな空気に染まらない自由もある。

人とくっつくよりも自立して、
自分の思いを素直に言う人が増えることが、この支配バランスを崩す秘策だ。
(ここに戦うことはいっさい不要なわけだ。ただ感じながら言うだけだから)

世の中の多くの意見と自分の意見がほぼ同じならば、
まだ刷り込みから自由になれていないということなのかもしれない。
(それが安心であったりするわけだけど)

その感じだと、
意外なところに隠れている形勢を逆転させる可能性や、真相はひろえないだろう。
感じ取れないだろう。
そしてあきらめと絶望の空気に染められていくだろう。

だから、心と脳みそが自由であるってことは、大事だ。

それはべつに、ただ自分でいるってだけだ。
それをOKして、そのまんま表現するってだけだ。
頭で決めつける前に、感じるってことだ。
感じながら丁寧に見てみる、やってみるってことだ。
(支配者はこれができないんだ。感じられないから仕事がザツだ。思考ばかりして問題が解決できない。昨今ご活躍の御用学者のみなさんはこれだ)

本当はカンタンだ。
でもこれをやっちゃいけないように、こどものときから教育されてしまうわけだ。
大人になってからも職場やテレビなどでやられてしまうわけだ。

右翼のプロパガンダも左翼のプロパガンダも、
自分でもよく調べて、自分の感情に落とし込んでみると、100%賛同できることなんてないんだわ。
半分は本当だけど、半分は世論操作的な目的からこういうことを言ってるんだなぁと感じられる。
両方突き詰めると、両方ともあいつらの謀略じゃないか、と気が付く。

右回りか左回りかだけだ。山手線みたいなもんで、真相にはたどり着けない。

真相へは、自分のハートという私鉄に乗り換えないと、たどり着けないようになっている。

本当は、みんなが、とらわれをなくしていくと、そうなると、思うんだけどね。

だからネット上の言論や意見の傾向がけっこう統一されているものは、
それはあいつらの手下が作りあげたものだということだ。

おっと、無駄話をしてしまった。

国会が終わるなら、閉会中は改憲の話もちょっと休憩かなと思っていたら・・・

あ、そうか、閉会中審査、そういうのがあったな。

『閉会中審査』は国会が閉会しているときに単発で行う審議のことです。次の国会が開かれるまでの閉会中でも、解明を急ぐ課題や、国会議員が政府に質問したいことがあれば、国会を開かずに特定の委員会だけを開いて審議することができます

「こうした委員会を開くには、国会の閉会中であっても、委員長が必要あると判断すれば、与野党の委員を代表する理事と話し合って開催を決めるだけで開くことができます

――国会ではなく委員会?

「はい、そうです。憲法53条にもとづいて国会議員が内閣に召集を要求し、全議員が集まる臨時国会とは違います」

委員会は、閉会中も開けるのね~

閉会中審査(へいかいちゅうしんさ)
国会の閉会中に委員会で議案の審査を行うこと
常任委員会および特別委員会は、国会の閉会中であっても、各議院の議決によって付託された議案について審査することができる。国会法第47条に基づく。
国会は会期の終了と同時に閉会するが、閉会中審査によって、閉会中に会議を開いたり、委員を各地に派遣したりと、審査または調査を行うことが可能となる。
法律の成立までに至らない議案について、開会中と同様に質疑応答などの委員会活動ができる。

そして案の定、
2022年6月15日 (水)、衆議院憲法審査会で、閉会中審査の手続き、やってました↓
 
19:56~
これより会議を開きます
この際、ご報告いたします。
今会期中、憲法審査会に付託されました請願は4種72件であります。
各請願の取り扱いにつきましては、幹事会において慎重に協議いたしましたが
憲法審査会での採否の決定は保留することになりましたので
ご了承願います。
なお、お手元に配布いたしましたとおり、憲法審査会に参考送付されました陳情書は3件。または地方自治法第99条の規定にもとづく意見書は12件であります。
念のためご報告いたします。
つぎに閉会中審査に関する件につきましてお諮りいたします。
新藤義孝君ほか6名提出、日本国憲法の改正手続きにかんする法律の一部を改正する法律案につきまして議長に対し、閉会中審査の申し出をするに賛成の諸君の起立を求めます。




起立多数。よってそのように決しました

次に閉会中、参考人の出席を求め、意見を聴取する必要が生じました場合には、参考人の出席を求めることとし、その日時、人選等につきましては会長にご一任願いたいと存じますがご異議ありませんか?

「なし」

ご異議なしと認めます。
よってそのように決しました。

次に閉会中、議員派遣を行う必要が生じました場合には、議長に対し、議員派遣承認申請を行うこととし、その派遣地派遣期間、派遣議員の人選等につきましては会長にご一任願いたいと存じますがご異議ありませんか?

ご異議なしと認めます。
よってそのように決しました。
本日はこれにて散会いたします。

あちゃー。



毎週やるかどうかはわかんないけど、閉会中に勝手に話を進めてないか、チェックしたほうがよいと思った。

でも、暴走気味の衆議院憲法審査会に対して、
参議院の憲法審査会は、あまり話が進んでいないようなんだ↓
そして閉会中審査の手続きもしてないようだ。
参議院のほうは、
今国会会期中に話合ったことは、
「出席」の概念と、参議院選挙の合区について、くらい。
9条の話なんかはしていない様子。

よし。しっかり抑止してくれよ。
参議院は、良識の府だからな。

国民投票法を自民党が暴走気味に提出しちゃったときも、
参議院のほうが、「残り会期で参院が仕上げるのはあり得ない」と言ってたからな。


しかし、
政権は、あいかわらず鼻息荒いな。

2022年6月18日 23時29分 
岸田総理大臣は憲法改正の時期について「喫緊の課題であり、できるだけ時間をかけずに国民に選択していただく機会をつくるべく、努力しなければならない」と述べ、早期に国会で改正案を発議し、国民投票の実施を目指す考えを強調しました。

おそろしい。。。
「時間をかけずに」ってどういうこと?
そんなきみたちの暴走を抑止するのが憲法の役割なんですけど。

『「憲法改正」の真実』樋口陽一・小林節 著 より
p213
▼「静かなクーデター」が起きている
小林:
樋口先生は政治に直接つながる発言には、学者としてきわめて抑制的な方でいらっしゃるから、こういう表現は使われないかもしれませんが、憲法擁護義務のある権力者が憲法を擁護せず、違憲立法まで行うこの状況は、クーデターと言っていい。
樋口:
歴史の常から考えると、クーデターというのは、軍隊などの実力部隊の戦力を背景に政府を制圧して非常事態宣言を出したりして、憲法を停止して、そこからクーデター派の独裁がはじまるわけです。
安倍政権の場合は逆に、権力を掌握して独裁的に国会運営をして、実質的に憲法停止状態をつくってしまうということになっている。
小林:
ええ、ですから、権力者による「静かなクーデター」です。革命と言いきってもいいかもしれない。


憲法擁護義務がある人達が憲法を守らず、勝手に変えてしまおうとしている。
じつは、憲法を変えるかどうか決める権力は国民にある。(憲法制定権力)
だから国会で改憲を議論すること自体、矛盾が付きまとうわけだ。
国会議員は国民の代表だけど、
立法府のような国の機関で、与党は国家権力であって、憲法に拘束される側だ。
憲法を守らなければいけない側だ。


2022年6月14日 06時00分
15日に会期末を迎える今国会では、衆参両院の憲法審査会が例年を上回るペースで開かれ、衆院では通常国会で過去最多となった。野党ながら改憲に前向きな日本維新の会と国民民主党が開催を求めたことが背景にある。少数派の意見を尊重してきた憲法審の原則を否定する声も出始め、参院選後に性急に議論が進められる懸念がある。

以前の憲法審査会は少数派の意見を尊重していて、もうちょっとまともな感じだったんだって。

(中略)
憲法審の前身の衆院憲法調査会では、初代会長の中山太郎元外相が少数派の声を大切にする方針を掲げ、憲法審でも丁寧な運営が「中山方式」として引き継がれてきた。小会派の委員も大会派の委員と発言時間に差がないのはその一例だ。

憲法制定権力は国民であるから、憲法審で国会議員が改憲をすすめることは矛盾がつねにある。
だからこその、せめて少数派の声を大事にするという方針だったのではないだろうか?
(立憲民主党の答弁より)
かつて中山太郎先生が、この憲法審査会を作る際に憲法論議のあるべき姿として、憲法論議は内閣ではなく国会の責務、権限であること、それは政権を争う与野党対峙の論戦とは一線を画した全国民の代表としての論議であること、そして、憲法論議は自公の理想の憲法像の必要にとどまるのではなく、最終的には2/3の多数形勢に向けた超党派的論議であるべきと述べ、みんなで考えみんなで議論してみんなで作るという姿勢を訴えておられます。
これまではこういう姿勢がずっと守られてきたというふうに思います。これからも、こういう姿勢をしっかり続けていかねばならないのですが、今回のやり方は、こうした審査会の精神を踏みにじるものではないか?

以前は、まだ少しまともだったのよと憲法学者の先生も言ってた。

 だが、3月に衆院でオンライン審議を認める見解を決めた際、共産党の反対を押し切って賛成多数で可決するなど、運営が変わりつつある。
緊急事態条項創設を巡っては立民や共産が国会議員の任期延長の特例を疑問視する中、自民党の新藤義孝氏が「おおむね共通理解が得られた」と強引に主張。

そうだろう!強引だろう?
そう感じたのは、おばさんだけではなかったようだ。
強引ですよっていっぱい書いといたからな。

自民幹部は4月の衆院憲法審後、周囲に「『中山方式』は役割を終えた」と言い切った。

あ~!少数派は無視してすすめると公言してはばからない!
憲法制定権力は、あんたたち自民党じゃなくて、われわれ国民なんですけど。


 衆参両院では、改憲に前向きな勢力が改憲発議に必要な3分の2を占めている。
夏の参院選で与党などの改憲勢力が議席を伸ばせば、初めての改憲発議に向けた動きが本格化する可能性もある。

あぶないやつらだねぇ。油断もスキもありゃしない。

以上をふまえると、岸田さんの「時間をかけずに」「早期に発議」っていうのが、
単に民主主義に反するだけでなく、
憲法制定権力である国民を無視した、クーデター、革命であることがわかる。

選挙も近く、憲法改正、国防その他、いろんな議論がされているわけだけど、
おばさんは、政策よりも、政治家や官僚が「きちんと話合えないこと」が、
一番の問題だと思っている。
どんなにすばらしい政策を掲げていても、話合えない人が国を動かしていると、
こういうことが起こるんでね↓

記事より)
今回の断念を招いた原因の本質は、イージス・アショア自体が抱える問題ではありません。レーダーに「SPY-7」を選定したことに問題があったのです。そのことをきちんと明らかにして、国民に説明する必要があります。ずさんなレーダー選択に起因する全ての問題と矛盾をブースターのコントロール問題に押し付けて、イージス・アショア配備計画を棺桶(かんおけ)に入れ葬り去ったとの印象です。国民を守るべき防衛省がこのようなことをしていてはいけません。
 その背景として、今回の件で防衛省は米側の説明をうのみにし過ぎていた感があります。

敵基地攻撃能力は技術的法的にもハードルが高く、やる以上、全滅させないと、よけいに相手が攻撃してくるぞと元自衛隊の方がおっしゃっていた。
イージスアショアが現実的だったのに、これをケチつけて葬り去ったと。
これは、日本に先制攻撃させたいアメリカのワナではないかと個人的には思っていると以前書いた

この経緯が赤旗新聞に書いてあった↓
昨年2月の記事。

2021年2月10日(水) 
日本共産党の穀田恵二議員が9日の衆院予算委員会で、本紙取材で得た証言を暴露。
岸信夫防衛相はロッキード社製レーダーの選定を決定する1週間前の2018年7月23日に、グリーブス米ミサイル防衛庁長官が来日し、防衛省と接触していたことを認めました

そのミサイル防衛庁のグリーブス長官は、こちらの記事の動画にいらっしゃった↓
2018年1月12日 1時41分 
米ミサイル防衛庁のグリーブス長官から説明を受けた後、小野寺氏は記者団に「レーダーは人体の影響も全くなく、通信機器などへの(電波)干渉も影響は出ていないということだ」と強調。 

レーダーもいいですよ~と長官は、言ったらしいw
そのレーダーはたぶんSPY6じゃないか?
SPY6(レイセオン社製) はすでに米軍で採用されていて、SPY7(ロッキード社製) は試作品さえできていなかったらしいから。
これ↑が2018年1月で、

 防衛省は18年2月にレーダー選定の手続きを開始し、
6月に米ミサイル防衛庁とロッキード社から「SPY7」、
ミサイル防衛庁から「SPY6」(米軍需企業レイセオン製)の提案を受領
7月30日に「SPY7」が選定されましたが、SPY7は試作品さえできておらず、なぜ選定されたのか、当時から疑問視されていました。

ということだ。
なぜ7月にロッキードのSPY7に決まったのか?

 穀田氏は、本紙の取材で
防衛省元幹部が「レーダー選定の直前に、ミサイル防衛庁長官が来日して防衛省を訪れ、ロッキード社を選ぶよう圧力をかけた。当時の防衛副大臣も認めている」と証言したことをぶつけ、追及。

あ~、防衛省幹部がバラしちゃったみたいです。
グリーブス米ミサイル防衛庁長官が犯人みたいです。
ロッキードのほうにしろって圧力かけたみたいです。
その結果、イージスアショアが頓挫したわけだからねぇ。
謀略のにおいがプンプンしている。

岸防衛相は「(18年)7月23日にグリーブス米ミサイル防衛庁長官が来日し、西田安範整備計画局長(当時)らと面会したのは事実だ」と認めました。
一方、SPY7を採用するよう圧力をかけた「事実はない」と否定しました。

証言と岸防衛大臣の答弁が食い違っている。

さらに、穀田氏は「イージス・アショア」の構成品選定に関わった防衛省職員と「業界関係者等」との接触記録を記した「接触報告一覧表」を示し、選定手続きが始まった18年2月から7月末までの接触回数を質問。岸防衛相は「総数529回の接触を確認している」と答弁しました。

あやしい。。。

 穀田氏は「500を上回るのは驚くべき数字だ」と指摘。同資料は接触した相手の会社名や氏名、接触理由などが黒塗りで隠されているものの、レーダー提案者はミサイル防衛庁とロッキード社のみだと指摘しました。

グリーブス長官とロッキードにはめられたんだな。
ディープステートだろう。

ロッキードといえば・・・
髙山 ロッキード事件の起訴状によると、児玉は総額十数億円のコンサルタント料をロッキード社から受け取っています。それを知った笹川良一は、「児玉君、君は何億円もロッキード社からもらっているそうじゃないか。それを秘書のせいにするなんて世間には通用せんぞ」と怒鳴りつけたそうです。やはりほかの右翼とは違う「実利の人」の匂いがします。
佐高 そのロッキード事件によって彼がアメリカの手先だと発覚しました。
〈おばつぶやき〉
ロッキード事件は、田中角栄氏があいつらに金を握らされて失脚させれた事件。
なぜハメられたかというと、あいつらの意向を無視して中国と国交を結んでしまったから、それから、あいつらを忖度しなかった石油政策と理解している。

これを仕組んだのは、ヘンリー・キッシンジャーだ。

今回もまた、ロッキードを使ってハメたんじゃないの?

 穀田氏は、元防衛省幹部がSPY7の不透明な選定過程から「第2のロッキード事件になりかねない」と警告していると指摘。接触記録など一切の資料の国会提出を要求。「イージス・システム搭載艦」の計画中止を強く求めました。

SPY7にしろと圧力をかけたのは、
わりと安全にミサイル迎撃できるイージスアショアを、日本に断念させて、
敵基地攻撃能力をやらせるためじゃないか?

ここから分かることは、
官僚と政治家が、日本の国益を考えて、アメリカときちんと話合うことができないというわけだ。
いいなりなわけだ。

するとさ、
日本国民の立場からすると搾取されたり戦争に利用されたりして頭にくるわけだけど、アメリカの目線からみたらどうだろう?

こんな思考停止で、いいなりのやつら、自立していないから、本当の意味で役に立つ仕事はできない。
自分が無いから。主体性がないから。

すると、いつまでもいいように利用して、搾取しとけばいいやってなる。
勤勉だけが取り柄のやつらだしって。

圧力かけて、改憲させて、先制攻撃させちゃえば?って。
あのときの戦犯の子孫たちにまた暴走させればいいじゃん!彼らもやりたがってるしって。

こうして、いつまでも支配されるんだわ。
卑屈だと。

つねに支配者の顔色うかがって安全かと思うと、そうではないんだ。
危険なんだ。
「いじめてください」って言ってるようなもんだから。
そういう性癖が、日本の支配層には、あると思う。
こういう関係性が現実を作っている。

自立して、話合った方が、安全だし、かえっていい関係が築けるんだわ。
相手にその素養があればね。

あいつらの意識の視点から見ると、こんな景色が見える。
もう少し、フェアに対等に話合えないと、支配者としても、うざいと思うの。
自立しろよって。
そして、いじめたくなるの。

犠牲者には犠牲者のずるさがあるんだ。

支配者にも、こういう心理があるんだ。

個人の人間関係も、同じだ。

だから、選挙は、対等に話合える人を選んだ方がいいと思うんだ。

政策がどんなによくても、こういう性癖の方では永遠にハメられ続ける。

話合える人は、
むだに威張ったり、弾圧したり、
強い者の前では、卑屈にへーこらしたり、
自民党の政策と同じことを別の言葉で言いかえながら、自民党を批判してガス抜きして見せたり(工作員や手下は、対等に話合えんよ)、
そんなへんなこと、してないはずだ。

政策以前に、このあたりが、おばさんの選挙のときの見極めポイントだ。