高知の醤油&味噌屋「マルキョー」ブログ

南国土佐の港町須崎で、大正時代から小さな蔵をやっています。

前掛け

2008年09月20日 | インポート

醤油屋をしているとよく言われるのが

これについてです

そう、前掛け

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よくちょうだいと言われます(笑)

お客さんだけじゃなく道行く人にも

「それ売ってや」と声を掛けられます

でも残念なことにもう無いのです

現在蔵に残ってるものが3種類あって

これはその中でも古いやつ

電話が129番

須崎町(昭和29年に須崎市になる)のままです

かろうじて残ってました

これをみると自分の責任の大きさがわかります

お客様やスタッフいろんな方々が

今につないでくれたのです

感謝と同時に気が引き締まります

先日こんな話を聞きました

「浅草寺に行ったら近くの雑貨屋さんで

おたくの古ーい前掛けがバッグになって

売られてたよ

間違いない だって須崎って書いてた」

おーどこまで旅に出たんだろ

良い方に巡り合って

かわいがってもらいたいものです