今日の午前中は
ウンショウンショと「味噌すり」をしました
仕込んで寝かせたお味噌には
まだ麹や大豆の粒が残ってますので
それを小さな網の目をとおして
なめらかなお味噌に仕上げる作業です
このタイプのお味噌が
一般的に良くスーパー等で売られているもので
この作業をしておらず粒が残ったままのお味噌を
つぶ味噌と言います
(なめらかにしたものは、すり味噌)
昔、お味噌は
各家庭で造ってましたので
つぶ味噌を懐かしいという
ご年配の方も多いですね
余談ですが
以前は家庭でお酒や焼酎なんかも
造ってましたからね
隠れて・・・
炊飯器がない時代
つまり薪でご飯を炊いてる時代に
妙にいつもより煙の量や時間が長い時は
造ってるな~と見当がついたそうです(笑)
70歳を過ぎた方が言ってました
話しは戻りますが
この「味噌すり」の作業中は
お味噌のいい香りがプ~ンと漂い
なんとも言えない気分になります
しかも汗を結構かくので
お味噌をちょこちょこ食べて
塩分を補給しながらの作業(笑)
また美味しいんだな~
つぶ味噌の根強いファンは結構多くて
「それが本当のお味噌だ」という方もいらっしゃいます(笑)
子どもたちにはあまりなじみがないようですが
なめらかにした味噌にはない
味わいがありますよね。
お椀の底に溜まっているつぶつぶを最後に食べるのが好きなのです。
あるお客様が、毎年自宅で手作り味噌を作っていらっしゃって、
少し頂戴したのですが、つぶつぶも残っていて、
これが美味しいのなんのって・・・
基本的に豆好きだからかもしれませんが
お味噌のつぶつぶもいいもんです[E:happy01]
今度ぜひ食べさせて頂きたいです。