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29年ぶりに日本市場が26000円台を回復。

2020-11-21 00:09:10 | 新型コロナ感染症

日本市場が29年ぶりに26000円台を回復した11月17日の次の日には一日の新型コロナ感染者数が過去最多の2000人を

超えて、敢え無く一日で26000円台を割り込んでしまった日本株です。 コロナ禍の中でも日本市場が好調なのは他

国に比べてコロナ対策が成功しているからに他ならないだろう。 しかし次期米国大統領に民主党のバイデン候補の

勝利が濃厚となり、日本経済にどのような影響があるかまだ解らない段階で今の状況を好機と判断する訳にも行かな

いので、なんだか曖昧模糊とした気持ちでどれだけ喜んで良いのか解らないです。 これだけ世界で猛威を振るって

いる新型コロナ感染症の渦中に在りながら国際金融までも混乱させることは間違いなく人類の滅亡に大きく近づくの

で、それを恐れて各国で世界市場を安定化させる意識が生まれていると思います。 



しかし例え世界市場の安定化があっても、このまま日本のコロナ対策が失敗して行けば、いずれは投資家も日本株に

見切りを付けるだろう、その一つのタイミングとして東京五輪の中止決定があると思う。 つまりは今の25000円台

の株価は数か月後には売り払う事を前提とした株高であると警戒心を緩めないようにするべき、 個人的には遅くと

も2021年4月頃には東京五輪の中止が濃厚となり、遅くとも5月には決定事項が発表とみている。

菅義偉政権の課題として「3.11復興の失敗(汚染水流出)」「コロナ感染拡大」「東京五輪の中止」「日本経済の崩壊」

の4つが挙げられるが、今のところではそのどれもが最悪の結果に繋がりそうだ。 29年ぶりの26000円台にこんなネガ

ティブな事を言うのもなんだと思うけど、日本の株高と実体経済の状況は必ずしも一致しないし、海外投資家からは日

本市場のコテンツ化が著しい。 そして何より国内の反応も菅義偉政権には冷ややかな態度だ。 もっと厳しく言えば、

コロナ禍など関係なく日本株の高騰は米国との相対関係で役得な部分があり、そこが今の日本株の高さに反映している。

しかし場合によっては利益が確定した絶好の売り時を作ってしまっている。 アベノミクスは安倍政権あっての経済政

策でスガノミクスでは無い事は知っておくべき事柄です、数年先を見据えた中長期的な投資が進むとは思えない。


2021年の日本経済はどうなるのだろう? そして株価も気になるところですが、円高傾向が強ければ年内も危ない。

因みに1ドル/100円は円高だ。





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