2020年9月14日に予定されている自民党総裁選ですが、殆んど菅義偉の勝利が決定的と見られている
ので、実際に総裁選が始まる前から既に飽きてしまった。 菅義偉、岸田文雄、石破茂の三氏が立候
補を予定しており、菅義偉の立候補会見では、早くから菅を支持していたはずの二階派が会見に呼ば
れず、 2019年5月に内閣官房長官としては異例の訪米をしてマイク・ペンスに会って来た菅義偉の
米国寄りの姿勢が中国寄りの二階派を外すことで改めて露骨に強調されてしまった。
これでは菅義偉には国益を守り自立国としての政治をコントロールする事は無理であると直ぐに解っ
てしまう。 米国からの操り人形だと考えて良いと思う。これに危機感を持たないのは相当な鈍化を
起しているか、 親米保守派と経済の失敗で心中する覚悟のある自民党支持者だけだ。
病気による辞任とは言え、 コロナ禍から経済を再始動する試みに失敗したと言わざる負えない状況に
重ねるように布製アベノマスクの失態があり、リーマンショック時よりも悪い年率GDP-27.8%は例え
安倍総理が万全の体調であっても総理大臣を辞任するに値する評価である事を忘れてはいけない。
内閣支持率が病気への同情票で突如として上ってしまい政局を見えにくくしている。 いや本当に安倍
政権の支持率が上っているのかも疑問だ。 30%から一気に50%にまで支持が上る事は幾ら病気への同
情票があったとしても不自然過ぎる。 場合によっては日本の行く末を悲観して真っ先に逃げ出したと
思われても仕方が無いが、それが賢い選択となるならば、国民も政治に対して何かを考える必要がある
のかもしれない。 日本はトランプ大統領から中国との外交関係を修正するように言われたら、そうす
るしか選択肢が無い状況になってきた。 尖閣諸島中国籍漁船衝突事故からもうすぐで10年になる。
いよいよな時を感じる。 菅義偉に何が出来るかなんてお話にならないよ。
3.11震災からもうすぐ10年になる。 福島原発から海へ流出した大量の汚染水よる環境被害はこれまでと
は違った3.11の加害者としての立場が日本に否応無しに襲ってくる事を示している。 それを見越しての
冷却水(汚染水)を海に流していないように見せかける為の一種のフェイクとして原子炉の周りに巨大な水
タンクが設置されているが、実際に海へ流れ出ていることは多くの人が知っている。
安倍政権時代が作り出した不透明な原発事故調査による吉田調書に隠された都合の悪い事実を掘り起こさ
れて白日の下に晒されるのは時間の問題となる。 復興とは名ばかりの杜撰な工事の実態が多くの人に知
られる事に成れば、国際社会からの非難は必至だ。 自民党にとって3.11震災の事故対応の是非は民主党
を失脚させるには十分過ぎる材料であった事も確かだ。 菅義偉政権が誕生した場合には短命の政権にな
ると予想されていて安倍政権の残した課題が多く政治が進む訳が無い。“貧乏くじ”を引いたことをまだ
解っていない外交オンチは日本に致命傷を与えかねない危うさがある。 外交オンチという意味では菅義
偉も石破茂も良く似ている。 どうしたものか自民党・・・
兎にも角にもコロナ禍で回復しない日本経済をどのような形で再始動するかさえもプランが無いのなら始ま
る前から終わっているよ。 最悪の予想を覆すだけのモチベーションさえも無いのならば、タダの売国奴です。
もう一つだけ重要な事として菅義偉の経歴が余り信用が出来ない。もしかすると小池百合子東京都知事と同じ
ように経歴詐称があるかもしれない。 始まる前から終わっているな。
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