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大雨警報100万人に避難勧告

2019-07-06 23:30:23 | 日記
2018年の西日本豪雨を超える降水量が予測され、1日で一ヶ月分の降水量に相当する雨が降る地域もあると強く

警戒が呼びかけられ、災害情報に多くの人が耳を傾け九州全土に影響を与え一時は鹿児島県で100万人に避難勧

告が出された2019年7月の大雨は、どうにか甚大な被害を伴った自然災害には繋がらず晴れ間をのぞかせている。

しかしまだまだ油断をしてはいけない雨が止んでも大量に水分を含んだ土壌が突如として崩れる恐れもあると専

門家に指摘されているので警戒を解く訳には行かない。


2017年の九州豪雨に2018年の西日本豪雨と今年で3年連続で6月下旬から7月初旬にかけての大雨は日本の梅雨

の時期を象徴する自然災害となりそうだ。 今年から導入された気象庁から発表される5段階の大雨警戒レベルは

テレビでその言葉を聞く度に胸騒ぎがした。余り心地好いものでは無い事は確かだ。

レベル5(命を守る行動を)、レベル4(全員避難)、レベル3(高齢者などの避難)、レベル2(避難行動の確認)、レベ

ル1(気象情報に注意) 


今回の大雨では最も警戒レベルの高いレベル5の「命を守る行動を」がよく耳にした。どことなく自己責任論を煽

る内容に少し前の年金不足の老後に2000万円貯蓄を思い出してしまう。不謹慎ながらも100万人余りに避難勧告が

出た時にどこかテレビや映画で見た防空頭巾を被り逃げる第二次世界大戦の空襲警報を思い出した。幾らなんでも

100万人を避難させるだけのキャパシティなど鹿児島県に在るはずも無い。今一度気象庁の発表する大雨の警戒レベ

ルを考え直す必要があると思う。これが津々浦々一つも取りこぼす事無く災害に対応した場合の結果なのだろうか。

100万人に避難勧告で国民に安全を提供できたとは思えない。もう少し現実的なモノにして欲しい。大雑把過ぎて

大山鳴動にもほどがある。いやむしろ国民を脅しているのかもしれない。



























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