いよいよ2020米国大統領選挙が本格的になってきました。 打倒トランプ政権を掲げる米国民主党は正式な候補者に
オバマ政権で副大統領を務めたジョー・バイデン氏(77)を選びました。 そしてバイデン氏は副大統領候補には女性
のカマラ・ハリス上院議員を選びました。 副大統領の発表で役者が揃った時点でバイデン候補の支持率はトラン
プ大統領より高くなっていますが、一部の人からはバイデン氏に対してボケを指摘する声もあるようです。 流石
に77歳で、もしも政権を奪取したとしても78歳を迎える高齢の政治家が混迷を極める米国政治の大統領になったとし
ても何が出来るというのだろうか。 それよりも4年間の任期中に健康不安を理由にバイデン氏が大統領の職を続け
ることが困難になった場合に副大統領が繰上りで大統領に成る訳で、不測の事態を想定した時に副大統領の選任に注目
が集まるのも当然だ。 バイデン氏の高齢リスクの高さと後任となる副大統領の存在価値は比例して大きく成る傾向が
あると思われる。
これに対してトランプ政権の副大統領のマイク・ペンスはガチガチの保守派でこれまで表立った成果を出せていません。
今現在18万人もの死亡者を出している新型コロナウィルス対策を担当をしているのがこのマイク・ペンスです。 出来
た事と言えばマスク着用の効果をイマイチ信用していないトランプ大統領にマスク着用の推奨をするスピーチをさせた位
しかありません。 こちらも同じくトランプ大統領に何かあれば、繰上りで大統領の座位に就く立場ですが、恐らくティ
ーパーティに参加しているマイク・ペンスが大統領になれば、 本気で米国と中国は戦争になるのではないかと危惧して
しまいます。
ケネディ大統領が暗殺され、副大統領から大統領になったリンドン・ジョンソンはケネディが暗殺された場所と同じくテ
キサス州出身ですが、 現在の副大統領のペンスはこのコロナ禍中にテキサス州のダラス市で演説し、神への信仰でコロ
ナ禍を乗り切ろうと国民に呼びかけました。 演説は好評だったようですが、どことなく漠然としていてマスク着用意外
に具体的な対策案が無いとなると、対中国よりも先にこちらをどうにかするべきだと思います。
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