過労と愛犬の死が重なり公務を離れて入院をしていた東京都知事の小池百合子氏ですが、前都知事の舛添要一
から病名を公表しろと追求されているようです。 具体的な病名が無くても“過労”と“愛犬の死”と説明し
ているのだから私はそれで都知事として十分に説明義務は果たしていると思います。 この件に関する深追い
は返って追求する人の方が不都合で印象を悪くすると思うのだが、舛添は続けて「下手な演技もううんざり」
だと言って厳しい姿勢を崩しません。 普通に考えれば小池百合子の復帰会見での弱々しい足取りで席に着く
姿の事を言っているのでしょう。 更には安倍前首相が「反日的な人が五輪反対。」と発言すれば、後はどう
にもでなれで小池の入院騒動は丁々発止で中身の無いバトルロワイヤル状態です。 でも結局、これは都議選
で野党を潰したいまたは左翼的な姿勢を警戒した選挙を睨んでのパフォーマンスなでしょう。
今直面している問題は変わらずコロナ感染者を抑えて東京五輪を開催させることなのですが、職域によるワク
チン接種まで接種機会を増やした為に今後はワクチンが足りなくなってしまうという明らかな失敗がある事を
忘れてはいけない。 自治体による高齢者向けのワクチン接種の予約分が僅か数分で一杯にになる大混雑を極
めているにも拘らず、 人気取りの為に仕事をしている振りをしたいのか余計に接種機会を増やすなどの見当
違いの政策をすすめてしまった自民党菅政権の失態です。 国は配送の問題として責任を擦り付け致命的な失
態を誤魔化しているが、どう考えても自治体に向けたファイザー製のワクチン供給を増やすことが接種希望者
のワクチン接種スピードアップに繋がるはずで、それをしないのは何故なのか。 更には五輪開催を目指して
7月中でのワクチン接種を完了させると言ったはずが、7月に入っても半分以上の国民が接種を終えず、結局は
11月まで大幅にずれ込む事を誰も突っ込まないのは何故ですか。 やはり国会を閉会してしまった為に行政府
の仕事の内容に緊張感が無くなってしまったと思う。
もしも東京五輪の開催まで2度のワクチン接種が完了できずに五輪の観覧が出来なくなる人が発生した場合に、
苦労して入手したチケットはどのような扱いになるのでしょうか。また行政が想定している五輪開催での感染
拡大状況はどの程度なのでしょうか。 おそらくここまで我慢していた都民が国民が遂に菅義偉政権に対して、
不満を爆発させて怒りを露わにする事になれば、日本でもいよいよコロナ禍が本格的になって来たなと思う。
もしかするとワクチン接種の完了は年を越すかもしれないと考えただけでゾっとする。そんな7月4日都議会選
挙の日です。
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