もぅ今日からは東京五輪開催の7月になろうというのに、開催都市の東京都知事小池百合子は過労の為に入院をした
まま約一週間以上も音沙汰がありませんでした。 しかし30日にやっとこさ退院をして7月1日から公務にテレワー
クで復帰すると発表があった。 どうやら小池さんは過労と愛犬の死が重なり疲労困憊をしていたそうです。
因みに7月4日は都議選の投開票です。間近に選挙も控えていてこの状況は先の都議選で小池旋風で議席を伸ばした都
民ファーストの会にとってプラスになる訳はありません。 開会式の一ヶ月を前に時間的な理由から一度は腹を決め
て五輪を開催する方向に傾いた都民の心も知事の体調不良から再び不安になって五輪開催から離れてしまいそうです。
都知事小池入院の影響は甚大だと思われる。 また小池都知事が留守にしている間、緊急事態宣言が解かれた都内で
は不要不急の外出を控えていた人達が一気に人流となり街には人が溢れ出しコロナの感染再拡大を起している。
多くの人が心配したように緊急事態宣言解除後からのリバウンドで東京都では7日連続で先週の感染者を上回る数値を
出しているにも関わらず、菅義偉総理の発言は「全国的には減少傾向」で直面する問題の論点さえも把握出来ない愚
かな首相には呆れたというよりも寧ろ日本に取り憑いた疫病神にしか見えなくなってしまった。
さて小池百合子都知事が入院している間に本人が居ない事を良い事にちょっとした“小池祭り”でも始まったのかネ
ットのSNSでは小池叩きをする政治関連のネタが豊富でした。
前々東京都知事の猪瀬直樹はツィッターで「東京五輪はスケープゴート」「五輪反対派は愚」と発言し同じく前東京
都知事の舛添要一はツィッターで「過労くらいで1週間も戦のときに休むのは政治家失格」と発言していました。
どちらも一般のツィッター民から過去の失態を掘り起こされ敢え無く逆に叩かれる結果になってました。 また猪瀬
氏は演出家の宮本亜門さんの「五輪の裏で大金が~」と批判的な内容に対してまるで他人事のように「何故きちんと
名前を出さないのか」と非難していましたが、五輪招致の決まった会場でトップの方がと抽象的に話しているのだか
ら大凡の見当はつくものだが、それが猪瀬直樹本人であるとは断じて言ってはいませんが、藪蛇でしょうね。
石原慎太郎時代の都政の後を継いだだけのことはある。 いまから考えると石原が都政時代の闇を咎められることな
く責任逃れをする為に後釜に用意された緩衝剤だったと思う。 猪瀬直樹だとは言いませんが。
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