やっとこさ終わったと思った“桜を見る会”の疑惑ですが、内閣府が破棄したはずの書類が見つかり事態は
一変した。“桜を見る会”関連の書類を行政文書に指定し5年間保管せずに勝手破棄した事を受けて一連の騒
動の責任を「担当者の認識不足」として官僚に押し付けた事が災いしたのか、内閣府はこれまで表に出さなか
った(無いとされていたはずの)書類を有るとして提出して来た。 ここで菅義偉と内閣府の関連性が完全に切
れたと思われる。 そもそも数年前から“桜を見る会”では一部の議員が参加者と写真撮影ばかりをして現場
でもセキュリティーから口頭で注意をされていたはずが、慢心の態度が政治スキャンダルに繋がった。
それを安倍総理の招待枠数やホテルでの前夜祭に疑惑の内容が変化して、安倍と菅の間では醜い罪の擦り付け
合いがあった。 そして収拾が着かなくなったので最後は官僚に丸投げした所をしっぺ返しを貰った。
安倍政権8年目のスタートは“安倍総理”“菅義偉内閣官房長官”“内閣府”の三つが空中分解をした最悪の
形で始まった。
メロンを配り経産大臣を辞任した菅原一秀、 スピード違反で法務大臣を辞任した河井克行、 不倫が発覚し
た環境大臣の小泉進次郎、この三人は揃いも揃って第四次安倍内閣二次改造で組閣された議員で菅義偉に近い
無派閥の議員です。そして政治家としての将来を喪失しかねない状況にある。 今の安倍総理の課題は菅義偉
をどのようにして政界から葬るかにある。
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