今からちょうど一年ほど前にあるDNA鑑定の結果が注目されていた。
2019年9月山梨県道志村キャンプ場で失踪した当時7歳の小倉美咲ちゃんのモノ
らしき頭部の骨が40代のボランティアによって発見され、その遺骨が美咲ちゃん
のモノであるとDNA鑑定で判明した。 遺骨の発見から2年半前に母親が目を離し
た僅か20分の隙に失踪した美咲ちゃんはこのような最悪の形で親元に帰って来た。
当時1700人に上る警察官や自衛官が2週間にわたり捜索したキャンプ場周辺である
にも拘らず、何も発見されなかったはずの場所から2年半後に失踪した美咲ちゃん
の安否に関わる重要な手掛かりをボランティアの男性が発見した事実は失踪事件の
解決よりも事件の謎の方を更に深くさせた。
少なくとも事件当時はそこには無かったはずの頭部の骨が発見された事に私は違和
感を持っている。この失踪事件は何者かの手により事件現場のキャンプ場付近で美
咲ちゃんは何らかの理由で死亡したとする結論に無理に引き寄せようとする人為的
工作を疑わなくてはならないと感じた。いやそれ以前に警察や自衛官によるあの大
規模な捜査でさえ信用出来なくった。
つまり“誘拐説”の犯人は捜査をかく乱する目的で現場近くに美咲ちゃん死亡の状
況証拠作りに着手している可能性が無い訳では無いと思う。
事件当時に疑われた“誘拐説”と“動物説”の2つの内、現場での遺骨を発見させ
“誘拐説”を遠ざけて動物に襲われたように物的証拠を捏造しようとしている。
美咲ちゃんの生存を期待する僅かな希望さえも排除してキャンプ場近くでの滑落事
故か動物に襲われた説で事件にピリオドを打たせようとする不自然な強い圧力の様
なモノさえ感じた。それは当然の様に普通では無い何かである。
この失踪事件に対して何か特別な感情でもなければ、現場での滑落事故か熊などの
動物に襲われたのであろうと推測して半ば諦めて納得するのが普通だと思う。
それ以上に“誘拐説”を疑う事は身勝手な考え過ぎか、余程警察や自衛官を信用し
ていないかのどちらかだと思う。
しかし美咲ちゃんの頭部の骨であるとDNA鑑定が発表されてから(ほとんど美咲ちゃん
の失踪事件は迷宮入りをしてから)約1年後の今年2023年5月に北海道の朱鞠内湖(しゅ
まりないこ)で50代の男性が釣りをしていた時に熊に襲われた事件の記事と山梨美咲ち
ゃん失踪事件を見比べてみると明らかに動物に襲われた説や滑落説が成り立たないこと
が解る。 とてもじゃないが美咲ちゃんが動物に襲われた訳など無いと解る。それだ
けに美咲ちゃんの遺骨発見は動物がかつて捜索が行われたキャンプ場まで偶然にも運ん
できた説は全く信用にならない。
“誘拐説”の犯人が人々を欺く為に何らかの方法でキャンプ場の近くに骨を置いたと
しか考えられないのだが、1700人で捜索しても美咲ちゃんを発見出来なかった警察側
からはこの期に及んでも人為的に埋められた形跡は無いとの発表でした。
事件が風化して人々の記憶から遠ざかる過程で警察の無能さが垣間見える。まるで美
咲ちゃん失踪事件は“誘拐説”に繋がらないように警察側が自作自演をしているよう
に思えてしまう。 1700人体勢での警察・自衛隊の捜査も手掛かりが掴めず、2年半後
に枯れ沢の上流から美咲ちゃんの遺骨と衣服が発見されると同時に手の平を返すように
これまでの発言を覆して捜査して無い地点でした。枯れ沢の上流も捜査してない。迂回
路コースも山の頂上までは捜査してませんでした。などなど捜索班の杜撰さが明るみに
なり、増々この事件は怪しくなって来た。
私は山梨キャンプ場美咲ちゃん失踪事件は誘拐殺人事件として再度捜査をした方が良い
と思った。警察は信用出来ない。1700人にも上る捜査は失踪事件が誘拐によるものでキ
ャンプ場からは何も出ないと解っているのでいい加減な捜索しかしていないのだろう。
と想像していますが、残念ながらそれが現状では一番辻褄の合う推理になってしまう。
こんなことが出来る人は限られている。そして日本の警察は恥知らずになった。
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