ネットの発達とSNSの普及によりネット内ではあらゆるものが誕生したのは今に始まったことではありません。
最近ではサイト運営でアフェリエイトによるお小遣い稼ぎよりもユーチューバ―や動画を配信して利益を得る
人達が大活躍していますが、残念ながらまだまだ海千山千である。一昔前にはこうした金銭的な利益を得る目
的以外に情報操作をするための手段としてネットが使われるケースが多かった。いわゆるネット工作員ですね。
私は某大型掲示板に現れた“未来人”に対して強い嫌悪感を持っていた。 不用意に信用してはいけない言葉
が多く、そこには近未来の日本に起こり得る事を回顧的に示されていた。 未来人の軽い興味本位で慈善的な
理由で始めた“未来人”としての掲示板への書き込みの裏側には何らかの目的を持った組織が関与しているの
は明らかだった。ヒットラーの時代に情報を流布させ国民を扇動したゲッペルズを彷彿とさせたので警戒を強
くしていた。 特に日中関係に関しては日本がいずれ中国に飲み込まれる危機感を作り出しているようだった。
そこからもこれは国家的な意味合いの強さを感じた。 日中関係の尖閣諸島を巡る問題は10年後の2020年までも
続いており、日本の外交と安全保障に置いて強く懸念されるものとなっている。
しかし今年2020年に入り、未来人が全く予言し得なかった大変な状況が世界中で起こり、その信頼が完全に失
墜したので新型コロナ禍のケガの功名とでも言おうか結果的に良かった部分だと思っている。 つまりは新型
コロナウィルスによる世界的なパンデミックと経済の停滞、中国船の尖閣諸島への巡航が100日連続で続く、そ
して東京五輪の延期が未来人には全く予言されていなかった。 おまけに新元号も大外れ。 それでは未来人の
予言など詐欺同然。 こんな顛末となってしまっては、もぅ未来人は恥ずかしくて現れないだろうし、当然だけ
ど誰も信用はしないだろう。 狂言である未来人ネタの設定も然ることながら、裏側にある組織によるリサーチ
にも嫌悪感が持たれても仕方が無い。 情報操作の生兵法の代償は大きくなりそうだ。
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