家はもらぬほど、食は飢えぬほどにて足ることなり。
是仏の教え、茶の湯の本意也。水を運び、薪を取り、
湯をわかし、茶をたてて、仏にそなえ、人にもほどこし、
吾ものむ。花をたて香をたく、みなみな仏祖の行いの
あとを学ぶ也。 ~利休居士の教えから~

夏から突然秋になるものでなく、虫が鳴き、秋風をふと感じる。

自然法爾(じねんほうに)が自然界には存在する。
そこに秋に向けて心の準備ができてくる。「間(ま)」の時間。
このちょっと待ての考えができるのが人間・・・
「間的(あいだてき)存在」

最近、バイクのことや物欲に走って餓鬼道に陥って。。。

お昼の暑さと夕方の秋近し風に教えられました。

この身、このままの(回心した)私が自然法爾。
と、聞法でいただいたはずでした。反省。

