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一円のマイミクのかよさんの紹介で知りました、
トコちゃんさんの日記よりお福わけさせていただきます。
トコちゃんさんは北川耕平さんのブログより転載させていただいたそうです。
『現実に悩んでおられる方達へ届くといいですね~~~っ』てコメントくださいました。
御理解御協力ありがたく感謝いたします。
どうもありがとうございます。
- ☆人生をあきらめない
- 2011年03月10日16:30
人生をあきらめないという強い意志が芽生えたお話のご紹介。
北山耕平さんのブログで発見。
北山耕平さんは、ネイティブ・アメリカンの豊かな精神世界をお伝えして
下さっている方です。
書籍も何冊もお出しになっておられます。
『少しずつでものぼり続けることを教えるティーチング・ストーリー』
「これはあるインディァンの村の話だ。ある日、一頭の年老いたロバが涸
れ井戸の深い穴に落ちるという事故が起きた。
ロバの飼い主だったインディアンの爺さまが穴の縁から下をのぞきこん
で、なんとかしようと考えている間、ロバは悲壮な声で何時間も鳴き続け
た。
しかし結局爺さまにはロバを助けるためにはなにもできないということが
わかっただけだった。
穴は深く、助けたくてもどうしようもないという現実を、最終的に爺さま
は受け入れるしかなかったのだ。
ロバも年齢が年齢だった。仕方がない、ここがあの老いぼれロバの墓場に
なるのかと爺さまは考えた。
大がかりなことをしてどうしても助け出さなくてはならないほど若くバリ
バリ働けるロバではなかった。
爺さまは涙をのんでその穴を埋めることにした。穴をこのままにしておく
と、村の子どもたちが落ちないともかぎらない。
爺さまは一族の者たちを呼び集めた。事情を説明し、穴を埋める作業を手
伝ってもらうことにした。
人々は手に手にシャベルをもち、次々と土を上からおとしはじめた。
しばらくの間、穴の底のロバはいっそう悲壮な声で絶叫していた。
なにが起こっているのかロバは気がついたのだ。年老いたロバの恐怖にあ
ふれた鳴き声が穴のなかで響いていた。
ところが、しばらくすると、その声が嘘のように静まりかえった。村の者
たちも、それには驚いた。
穴が半分近く埋まった頃、ロバの飼い主だったインディアンの爺さまが意
を決して涸れ井戸の穴の奥をのぞきこんでみた。いったいなにが起きたの
か? そこで見たものに爺さまは腰を抜かすほど驚いたという。
穴の下で、上から降ってくるひとかたまりの土塊が自分の背中にかかるた
びに、ロバは実に驚くべき行動をとっていた。背中に土が降りかかると、
ロバは体を震わせてその土を払いおとし、そして払い落とした土を足で踏
み固めていたのだ。そうやってロバは一歩一歩階段をのぼるように上にあ
がってきていた。
一族のものたち全員が驚いたのは、それからまもなくして、ロバが穴の縁
に姿を見せ、縁に足をかけると穴から這いだして、勝手に外に出て、とこ
とこと歩いていずこへかと姿を消してしまったことだった。
人生というのは、上から泥の塊が降り続けるようなものだという。
その泥は、実にさまざまで、ありとあらゆる種類の泥が降りかかってく
る。人生を生き抜く鍵は、体に泥がかかったらそれを振り落とし、振り払
った土を足の下で踏み固めて、しっかりと上にあがっていくことなのだ。
誰の人生にもたくさんの問題が待ちかまえている。
その問題のひとつひとつが、踏み固めて行かなくてはならないものなのだ
な。あきらめて立ち止まってしまったら、われわれは穴から抜けだすこと
はできない。
重要なのは、どんな状況に陥っても、そのロバのように最後まであきらめ
ないことなのだ。
体に降りかかった土を振り払い、払い落とした土を足で踏み固めるこ
と。」
凄いですね~
ネイティブ・アメリカンの偉大な方達に頭が下がります。
このお話を読んで、勇気が湧いてきた![指でOK](http://img.mixi.jp/img/emoji/87.gif)
北山耕平さんのブログで発見。
北山耕平さんは、ネイティブ・アメリカンの豊かな精神世界をお伝えして
下さっている方です。
書籍も何冊もお出しになっておられます。
『少しずつでものぼり続けることを教えるティーチング・ストーリー』
「これはあるインディァンの村の話だ。ある日、一頭の年老いたロバが涸
れ井戸の深い穴に落ちるという事故が起きた。
ロバの飼い主だったインディアンの爺さまが穴の縁から下をのぞきこん
で、なんとかしようと考えている間、ロバは悲壮な声で何時間も鳴き続け
た。
しかし結局爺さまにはロバを助けるためにはなにもできないということが
わかっただけだった。
穴は深く、助けたくてもどうしようもないという現実を、最終的に爺さま
は受け入れるしかなかったのだ。
ロバも年齢が年齢だった。仕方がない、ここがあの老いぼれロバの墓場に
なるのかと爺さまは考えた。
大がかりなことをしてどうしても助け出さなくてはならないほど若くバリ
バリ働けるロバではなかった。
爺さまは涙をのんでその穴を埋めることにした。穴をこのままにしておく
と、村の子どもたちが落ちないともかぎらない。
爺さまは一族の者たちを呼び集めた。事情を説明し、穴を埋める作業を手
伝ってもらうことにした。
人々は手に手にシャベルをもち、次々と土を上からおとしはじめた。
しばらくの間、穴の底のロバはいっそう悲壮な声で絶叫していた。
なにが起こっているのかロバは気がついたのだ。年老いたロバの恐怖にあ
ふれた鳴き声が穴のなかで響いていた。
ところが、しばらくすると、その声が嘘のように静まりかえった。村の者
たちも、それには驚いた。
穴が半分近く埋まった頃、ロバの飼い主だったインディアンの爺さまが意
を決して涸れ井戸の穴の奥をのぞきこんでみた。いったいなにが起きたの
か? そこで見たものに爺さまは腰を抜かすほど驚いたという。
穴の下で、上から降ってくるひとかたまりの土塊が自分の背中にかかるた
びに、ロバは実に驚くべき行動をとっていた。背中に土が降りかかると、
ロバは体を震わせてその土を払いおとし、そして払い落とした土を足で踏
み固めていたのだ。そうやってロバは一歩一歩階段をのぼるように上にあ
がってきていた。
一族のものたち全員が驚いたのは、それからまもなくして、ロバが穴の縁
に姿を見せ、縁に足をかけると穴から這いだして、勝手に外に出て、とこ
とこと歩いていずこへかと姿を消してしまったことだった。
人生というのは、上から泥の塊が降り続けるようなものだという。
その泥は、実にさまざまで、ありとあらゆる種類の泥が降りかかってく
る。人生を生き抜く鍵は、体に泥がかかったらそれを振り落とし、振り払
った土を足の下で踏み固めて、しっかりと上にあがっていくことなのだ。
誰の人生にもたくさんの問題が待ちかまえている。
その問題のひとつひとつが、踏み固めて行かなくてはならないものなのだ
な。あきらめて立ち止まってしまったら、われわれは穴から抜けだすこと
はできない。
重要なのは、どんな状況に陥っても、そのロバのように最後まであきらめ
ないことなのだ。
体に降りかかった土を振り払い、払い落とした土を足で踏み固めるこ
と。」
凄いですね~
![電球](http://img.mixi.jp/img/emoji/67.gif)
ネイティブ・アメリカンの偉大な方達に頭が下がります。
このお話を読んで、勇気が湧いてきた
![指でOK](http://img.mixi.jp/img/emoji/87.gif)
写真は一円がお世話になっている渡邊折商店さんより娘の知愛さんにいただいた
笛のおもちゃです。
ありがとうございます。