
「プラスの師匠とマイナスの師匠」というお話しです。
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師匠には二つありまして、よいことをするのはそのまま真似をしていい、プラスの師匠であります。
悪いことをして、やってはならんようなことをして、それを真似すまいという人は、師匠は師匠だがマイナスの師匠であります。
そういうふうに見ますと、世の中のもの、こちらさえしっかりしておれば、師匠でないものはないわけであります。
あれはダメだというふうに捨ててしまうのは、気の小さい、奥の浅い人間がやることであります。
どんな人間に対しても、悪い人ならばその人の真似はしない、運よくばこちらの真似をしてもらえれば結構でありますが、そこまでいきますと少しあつかましくなりますから、これは賢い人ほど悪い人までも師匠にするのであります。
賢くない人は、かなり賢い人を見てもなかなか師匠にはならんのであります。
ですからこのことは、考えようによっては世の中の人のよい人は狭い意味での師匠であり、真似をしてもいいという師匠であります。
悪い人は、普通は師匠とは申しませんけれども、やっぱりそんなことをするなと教えてくれるのでありますから、真似をしてはならん師匠であります。
言うならばマイナスの師匠であります。
プラスマイナスの別はありますけれども、まあこちらさえ落ち着いて広い心を持っておれば、世の中の人すべて、師匠でない人はいないということにもなるかと思うのであります。
これはなんでもないようなことでありますが、毎日憤慨して生きるよりは、ずいぶんと嫌な人にも会うけれども、ああいうことをしてはならんのだなと、こっちは授業料を払っておるわけではありませんから、ただで教えてくださるのでありますから、ありがたいと思うのであります。
そういうふうに考えておりますと、世の中も広々としてきますし、またたとえ悪いことをやってもその人に人間としての愛情を持つことができるかと思うのであります。
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平澤 興 講話選集「生きる力 自分を育てる」
平澤 興 著
致知出版社より
http://www.dokusume.net/shop/product/pg154736.html
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宮本武蔵は、「我以外皆我師(われいがいみなし)」という言葉を残しています。
自分以外の人も物も自然も皆、師匠であるということです。
奢らず謙虚に学ぶ心を常に持ち続けるようにという、自分への戒めの言葉にも思います。
また、無住禅師は「人をそしりては、我が身の失をかえりみる、これ人を鏡とする心なり」といいました。
人のあやまちはよく分かるけど、自分のあやまちはなかなか気付けないもの、
だからこそ、誰かの過ちを見たときに、「自分は大丈夫かな?」と自分の行いを反省する必要がありますよ。といった意味。
いちばん恐いのは、自分が出来ているつもり、偉くなったつもり、知ってるつもりという傲慢な心や考え方です。
なぜ宮本武蔵や天才といわれる偉人やプロスポーツ選手の中でもトップの人たちが謙虚なのかというと、
【目指している所が違うから】です。
村いちばんになりたいのか、日本一になりたいのか、世界一になりたいのか・・・
世界一をめざしていたら、たとえ県でナンバーワンだったとしても「自分、まだまだです」と心の底から思いますよね♪
高みを目指している人ほど【謙虚】で学ぶ姿勢ができているものです(^_^)b
ここじゃ学べない、この人からは学べないと思うその心こそ、学んでいない証拠だったのです。
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今日も最後まで読んで頂きありがとうございます。
心より感謝します。
__________
このメルマガは、
転送、掲載、オッケーですヽ(^◇^*)/
朝礼や、飲み会の席で・・・
友人や家族の会話で・・・
どんどん話しちゃって下さいv(^_^v)♪
下記のアドレスに空メールを送ると登録できるよ~って教えて下さると嬉しいです(^_^)v
00526431s@merumo.ne.jp
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「この話は、メルマガ”魂が震える話”で紹介されていました。
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「魂が震える話」
発行人:けい
and-kei@hotmail.co.jp
配信元:メルモ byGMO
http://merumo.ne.jp/
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師匠には二つありまして、よいことをするのはそのまま真似をしていい、プラスの師匠であります。
悪いことをして、やってはならんようなことをして、それを真似すまいという人は、師匠は師匠だがマイナスの師匠であります。
そういうふうに見ますと、世の中のもの、こちらさえしっかりしておれば、師匠でないものはないわけであります。
あれはダメだというふうに捨ててしまうのは、気の小さい、奥の浅い人間がやることであります。
どんな人間に対しても、悪い人ならばその人の真似はしない、運よくばこちらの真似をしてもらえれば結構でありますが、そこまでいきますと少しあつかましくなりますから、これは賢い人ほど悪い人までも師匠にするのであります。
賢くない人は、かなり賢い人を見てもなかなか師匠にはならんのであります。
ですからこのことは、考えようによっては世の中の人のよい人は狭い意味での師匠であり、真似をしてもいいという師匠であります。
悪い人は、普通は師匠とは申しませんけれども、やっぱりそんなことをするなと教えてくれるのでありますから、真似をしてはならん師匠であります。
言うならばマイナスの師匠であります。
プラスマイナスの別はありますけれども、まあこちらさえ落ち着いて広い心を持っておれば、世の中の人すべて、師匠でない人はいないということにもなるかと思うのであります。
これはなんでもないようなことでありますが、毎日憤慨して生きるよりは、ずいぶんと嫌な人にも会うけれども、ああいうことをしてはならんのだなと、こっちは授業料を払っておるわけではありませんから、ただで教えてくださるのでありますから、ありがたいと思うのであります。
そういうふうに考えておりますと、世の中も広々としてきますし、またたとえ悪いことをやってもその人に人間としての愛情を持つことができるかと思うのであります。
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平澤 興 講話選集「生きる力 自分を育てる」
平澤 興 著
致知出版社より
http://www.dokusume.net/shop/product/pg154736.html
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宮本武蔵は、「我以外皆我師(われいがいみなし)」という言葉を残しています。
自分以外の人も物も自然も皆、師匠であるということです。
奢らず謙虚に学ぶ心を常に持ち続けるようにという、自分への戒めの言葉にも思います。
また、無住禅師は「人をそしりては、我が身の失をかえりみる、これ人を鏡とする心なり」といいました。
人のあやまちはよく分かるけど、自分のあやまちはなかなか気付けないもの、
だからこそ、誰かの過ちを見たときに、「自分は大丈夫かな?」と自分の行いを反省する必要がありますよ。といった意味。
いちばん恐いのは、自分が出来ているつもり、偉くなったつもり、知ってるつもりという傲慢な心や考え方です。
なぜ宮本武蔵や天才といわれる偉人やプロスポーツ選手の中でもトップの人たちが謙虚なのかというと、
【目指している所が違うから】です。
村いちばんになりたいのか、日本一になりたいのか、世界一になりたいのか・・・
世界一をめざしていたら、たとえ県でナンバーワンだったとしても「自分、まだまだです」と心の底から思いますよね♪
高みを目指している人ほど【謙虚】で学ぶ姿勢ができているものです(^_^)b
ここじゃ学べない、この人からは学べないと思うその心こそ、学んでいない証拠だったのです。
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今日も最後まで読んで頂きありがとうございます。
心より感謝します。
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友人や家族の会話で・・・
どんどん話しちゃって下さいv(^_^v)♪
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