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【心を「出世」させよ】5197
白取春彦氏の心に響く言葉より…
出世という言葉は地位や役職の昇進の意味で使われることがふつうだが、元来の意味は世間を出るということである。
世間を出るとは、世間並みの価値観から脱することだ。
多くの人は世間の価値観に翻弄されているばかりか、染まりきっている。
自分の考えや価値観が、世間並み、人並みであるかどうかを気づかっている。
そして、自分の考えや思いを世間に合わせようとさえしている。
確かに、世間の価値観には人間的な正しさも一部に含まれているが、やはりその多くは時代風潮が根拠なくつくった幻想にまみれたものである。
そこを抜け出ていないと、世間と同じようにしか考えられなくなる。
たとえば、金と権力を尊いと思い、貧しさを悪の一つに数え、人間には生まれながらの上下があるのが当然だとし、行ないよりも思いを軽んじ、形ばかりの美にとらわれ、死んだ人間はどこかへ行くと思い、死は必ず悲しいものであり、どんなものでも信心さえあれば宗教になるのだと考えるようになる。
こういった根拠のない考えが真実だと思い続けるならば、わたしたちはもはや何一つ新しいことを見出せなくなるだろう。
なぜならば、どんなことに遭遇しても世間的な考えのフィルターでしか見なくなるからである。
それは物事をありのままに見なくなるということだ。
そうなることを社会化とか大人になると呼ぶのではないはずだ。
もちろん、世間的な考えから個性的な考えなど出てくるはずもない。
本当に自分の個性を出そうと思ったら、蔓延している既成の考えにとらわれているようではならない。
そして、心が出世していなければならない。
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「出世」とは辞書で調べると、通常使われている「世に出る」「社会的に高い地位につき、成功して名をあげる」という意味の他にもう一つの意味がある。
それが、「出世間(しゅっせけん)」。
世間に出るという意味で、もともとが、俗世間を離れる、煩悩や欲を無くしていくという仏教の用語だったという。
世俗を捨てて、仏道に入る僧侶のことを「出世者」と呼んだ。
「世間を出るとは、世間並みの価値観から脱すること」
そのためには、白取氏は「あたりまえ」を疑え、という。
『なにか新しいことをなす人は、要するに発見する人である。
しかし、他の人が発見していないのに、なぜその人だけ発見できるのだろうか。
答えは簡単だ。
あたりまえのことをあたりまえとせずに疑うからである。
この発見を応用することによって、あなたは科学者にも、起業家にも、新しい内容の本を書く人にもなれるのである。』
あたりまえの価値観を疑うこと…
「出世」という、世間並みの価値観から脱することができる人でありたい。
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出世という言葉は地位や役職の昇進の意味で使われることがふつうだが、元来の意味は世間を出るということである。
世間を出るとは、世間並みの価値観から脱することだ。
多くの人は世間の価値観に翻弄されているばかりか、染まりきっている。
自分の考えや価値観が、世間並み、人並みであるかどうかを気づかっている。
そして、自分の考えや思いを世間に合わせようとさえしている。
確かに、世間の価値観には人間的な正しさも一部に含まれているが、やはりその多くは時代風潮が根拠なくつくった幻想にまみれたものである。
そこを抜け出ていないと、世間と同じようにしか考えられなくなる。
たとえば、金と権力を尊いと思い、貧しさを悪の一つに数え、人間には生まれながらの上下があるのが当然だとし、行ないよりも思いを軽んじ、形ばかりの美にとらわれ、死んだ人間はどこかへ行くと思い、死は必ず悲しいものであり、どんなものでも信心さえあれば宗教になるのだと考えるようになる。
こういった根拠のない考えが真実だと思い続けるならば、わたしたちはもはや何一つ新しいことを見出せなくなるだろう。
なぜならば、どんなことに遭遇しても世間的な考えのフィルターでしか見なくなるからである。
それは物事をありのままに見なくなるということだ。
そうなることを社会化とか大人になると呼ぶのではないはずだ。
もちろん、世間的な考えから個性的な考えなど出てくるはずもない。
本当に自分の個性を出そうと思ったら、蔓延している既成の考えにとらわれているようではならない。
そして、心が出世していなければならない。
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それが、「出世間(しゅっせけん)」。
世間に出るという意味で、もともとが、俗世間を離れる、煩悩や欲を無くしていくという仏教の用語だったという。
世俗を捨てて、仏道に入る僧侶のことを「出世者」と呼んだ。
「世間を出るとは、世間並みの価値観から脱すること」
そのためには、白取氏は「あたりまえ」を疑え、という。
『なにか新しいことをなす人は、要するに発見する人である。
しかし、他の人が発見していないのに、なぜその人だけ発見できるのだろうか。
答えは簡単だ。
あたりまえのことをあたりまえとせずに疑うからである。
この発見を応用することによって、あなたは科学者にも、起業家にも、新しい内容の本を書く人にもなれるのである。』
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