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戦わない経営 人の心に灯をともす 4951より 写真はMさんからいただいたプレゼントです(*☻-☻*)あり...

2022年04月16日 | 
【戦わない経営】4951



北川八郎氏の心に響く言葉より…


「経営者に刀はいらない」。

ずっと繁栄したいのであれば経営に勝ち負けの戦い意識を持ち込まないことです。

ただ自分の経営と商品が世間の人々の賛同をどうすれば得られるかということに日々努力すればいいのです。

次の時代の世界の繁栄世界では戦術・戦略という言葉すら不必要。

戦術・戦略は二千年以上続く古い「男の戦いの世界の思考習慣」にすぎません。

それは「特定の相手に勝つ」「負けない戦い」、古い世界観のためのものです。


現代のように多くの大衆相手に商いをする場合、少数の相手に狙いを定めて勝つことを目ざす必要はありません。

この世にいる大多数の善意の人々の好意を味方にすることが大切です。

今までの古い考え方は「企業の存続は利益」と、いかに利益を生み出すかを多くの経営者は考え、また求めましたが、それも要りません。


全く新しい考え方が必要です。

それは男性の戦いの経験からきたものだからです。

戦い続けると利益すら次の武器となって最先端の産業か否か......といつまでも競争と果てしない古い経済戦の世界から抜け出せません。

経営者の眉間のしわは深くなるばかり、そこには売りたい、売れるかどうか、利益が上がるかどうかという恐怖からくる企業戦術が満ちています。


個人で考えてみるとよいでしょう。

いつの時代も自分だけ富者、自国だけが強国(昔の秦など)は長く続きません。

勝てば必ず負けます。

自分がなしたことと同じく、やがてやられます。


これからの新しい企業の時代は、戦わないで栄える。

手を取り合って栄える。

一人強者はいらない。

昔の男性思考の国取り思考の延長から抜け出して、新しい時代に入ったことに目ざめましょう。


経済も経営も大衆からの讃歌、協賛、応援、そして相互の信頼というものが成り立ってこそ売り上げの伸びが続き、企業はその「信に利益がついてくる」ということに目を向ける。

新しい企業成長の時代に入ったと「肚をすえる」ことです。

女性の力が伸び、女性企業家がもっと増えれば、男性企業家のような強面の戦略好きな方はやがて置き去りにされていきます。


もう一つ、地域に役立ち世界中の人々に役立つ社会貢献が、社の業務の一つであることが絶対に必須です。

例えば「貝印の刃物のように、ひげそり、ナイフにとどまるだけでなく、更に人を救う、よく切れる手術用の傷も痛みも生じにくいメス」等本業の一つから進化した物を提供すれば人々はその会社に利益という形で応援してきます。


企業の本質は社会貢献です。

もっとわかりやすく言えば、戦わないで善意で人々に接し幸せを提供する。

ですから武器にかわって必要なものは、笑顔と温かさ、人の幸せ、そして信頼です。

それに力を注げば利益と繁栄は、その「社の方針に憧れた良き社員の入社」と共についてくるので、数字を追わなくていいのです。


『繁栄の法則 その二』致知出版社
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伊那食品工業の塚越寛氏は、いい会社は「遠きをはかり」ゆっくり成長する、と言いいます。


『二宮尊徳の言葉に「遠きをはかる者は富み 近くをはかる者は貧す」というものがあります。

25年ほど前になるでしょうか。

「会社は永続することに価値がある」と考え始めた頃に、この言葉に出会いました。

私は、はたと気が付きました。

そうだ、会社を「いい会社」にして永続させるためには、「遠きをはかる」ことだ。

以来、「遠きをはかる」ことが、私の経営戦略となりました。

「遠きをはかる」は言うに易(やす)く、行うに難(かた)しです。

最近ではますます「遠きをはかる」ことが困難な状況になってきました。

会社は短期間で利益を上げることが、求められるようになったからです。

また、数字至上主義に陥り、「数字が良ければすべてよし」という風土ができてしまいがちです。

極端に言うと、「今が良ければ良い」「数字が良ければ良い」と言う経営がまかり通ってしまうことになります』(リストラなしの「年輪経営」/光文社)より



直近の短期の数字ばかりを気にすると、戦う経営となってしまいます。

今すぐに利益をあげなければいけないと、小手先のその場限りの手ばかりを考え、10年後、20年後、100年後のあるべき姿を見失ってしまうのです。

もちろん会社存続のためには、経営数字は大事です。

しかしながら、「遠きをはかる」経営をするなら、結果として必ずゆ数字はついてくるのです。


「遠きをはかる」経営は、『社会貢献をすること』であり、『長く続く「いい会社」をつくること』、『お客様という「ファン」が増え続けること』、『笑顔の、社員、お客様、取引先が増えること』です。

戦わない経営をめざしたいと切に思います。






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