goo blog サービス終了のお知らせ 

AI (ええ愛・Atelier Ichien)

ここは、『AI(ええ愛)』のある人たちの自由な空間です。一つ一つの記事に『AI(ええ愛)』が込もっているものばかりです。

自分のことは勘定に入れないで 人の心に灯をともす 4996より 写真はMさんからいただいたプレゼント...

2022年05月31日 | 
【自分のことは勘定に入れないで】



小林正観さんの心に響く言葉より…


臨済宗妙心寺派管長であった禅僧、山田無文(むもん)老師のエピソードに次のようなものがあります。

山田無文老師があるとき京都駅で電車を待っていると、ひとりの学生が近づいて来て、「お尋ねしていいですか」と言う。

老師が「はあ」と言われると、青年は質問しました。

「僕は何をしたら、いいんですか」

何をしたら、真に生きがいのある人生を送れるか。


そこで老師は言われました。「僕(=あなた)〉の好きなことしたら、いいじゃないか」

すると青年は言いました。

「その〈僕〉がわからないから、東京からきたんです。〈僕〉とは何ですか」


そこで老師は言われました。

「昔から『汝自らを知れ』というが、いちばん身近にあって、いちばんわかりにくいものだ。

時間がないから、結論だけ言おう。

君は今から、自分のことは勘定に入れないで、だれかのために自分を献(ささ)げて生きてごらん。

そして他人のために働いて『よかったなあ、幸せだなあ』と思えるような自分がわかったら、それがほんとうの〈僕〉 だと、わしは思うがなあ」

秋月龍典(りょうみん)という臨済宗のお坊さんが、『「般若心経」を解く』の中で披露している話です。


『すべてを味方 すべてが味方』三笠書房https://amzn.to/3lRuOUb





行徳哲男師のこんな言葉があります。

『現代は理性や知性が感性を圧倒し、人間の目の輝きや生き生きと生きる力を奪ってしまっている。

理性や知性は感性に従属してこそ値打ちがあるのに、それが逆転してしまっている。

ゆえに人間に覇気がないのである。』


何事か、思いつめ、深刻になりすぎているときは、感性が鈍くなっています。

理屈で頭の中がいっぱいになり、行動できない状態、すなわち行動渋滞が起きているのです。

それは同時に、「ミーイズム」という、自分の幸福や満足を求めるだけで、他者のことは考えられないという、自己中心的な考えになっているときでもあります。


そんなときは、その反対の方法、利他的な行動をとることです。

つまり、人の喜ぶようなことをすることです。

それを続けていくと、人から「必要とされる人」となります。

すると、「ああ、自分はこのために生きているのか」と、天からの指令「使命」がわかるのです。


自分のことは勘定に入れずに…

誰かのために働ける人でありたいと思います。





■メルマガの登録はこちらから
http://hitonokokoro.com/

■「人の心に灯をともす」のfacebookページです♪
http://www.facebook.com/hitonokokoro

■【人の心に灯をともす】のブログはこちら
http://ameblo.jp/hiroo117/

■Twitterはこちらから
https://twitter.com/hiroo117
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 雑談の練習は「2人きり」でや... | トップ | 人の子の親も「上に立つ者」... »
最新の画像もっと見る