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「誇りをもって働く」というお話です。
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アメリカの公民権運動指導者として、ノーベル平和賞を受賞したマーティン・ルーサー・キング牧師は言った。
「あなたが道路清掃人なら、最高の道路清掃人になりなさい。
ミケランジェロが彫刻をするように、ベートーベンが作曲をするように、シェークスピアが戯曲を書くように、あなたの道路を清掃しなさい。
あなたの死後、すべての人たちから『自分の仕事を立派に成し遂げた道路清掃人がここにいた』と言われるくらいに、見事に道路を清掃しなさい」
精鍛込めて最善を尽くして行う限り、あなたはどんな仕事、活動からも学ぶことができる。
成長することができる。
けれども、工夫もなく、言われた通りに、マニュアル通りに、人並みに行うのであれば、どんなに収入の高い仕事であっても、成長はない。
およそ仕事の価値は、その仕事そのものにあるのではない。
誰が、どのように、それを行うかによって、その価値が決まる。
何であれ、やると決めたら、そのことに最善を尽くそう。
それが、人の尊敬と感動を呼ぶ。
そして、何より、あなたに成長と幸福をもたらす。
_______
新 自分を磨く方法
スティービー・クレオ・ダービック 著
干場 弓子 編訳
ディスカヴァー
_______
歴史に名を残すような人たちは、まさにキング牧師が言うような心持ちで仕事をしていたのだと思います。
葛飾北斎さんのエピソードがあります。
あるとき、オランダの医師シーボルトという人が、北斎さんに二巻の絵を依頼しました。
北斎さんが出来上がった絵を納めに行くと、「75金にしてくれ」と言われます。
それを聞いて、「最初に75金と言えば、彩色を変えて仕上げることができた」と怒った北斎さん。
シーボルトは「それなら一巻だけ買う」と言いますが、北斎さんは「売らない」と言って持ち帰ります。
ちなみに当時の北斎さんはお金がなく、苦しい生活をしていました。
当時一緒に住んでいた奥さんは、「この絵は他では売れない。半値でも売らなければ、また貧乏が続く」と非難します。
でも北斎さんは、「貧乏するのはわかっている。自分も金がほしい。しかしもし半値で売れば、外国人に、日本人は人を見て値段を変えると思われる」と言ったのです。
誇りをもっていたのです。
ソニーの盛田昭夫さんのお話も強烈です。
盛田さんは、ソニーのトランジスタラジオをアメリカで広めるため、様々なところに売り込みに行きます。
そしてついに、10万台購入するという企業が現われました。
しかし、その条件が「SONY」のロゴを削ったらと・・・。
このとき、盛田さんは断りました。
「SONY」の名を削って売ったのでは意味がない。
続けてこう言いました。
「あなたの企業にはブランドがあるかもしれないが、50年前はそうではなかったはずです。私たちも50年後にはブランドを築き上げて見せます」
日本では、なぜ断ったのかと非難を浴びたといいます。
みんなギリギリのところで戦っていたのです。
それでも、戦後の日本を復興させるため、安物の代名詞であった「MADE IN JAPAN」をブランドにするために断ったのです。
その後、ソニーのトランジスタラジオは売れ、ニューヨークの五番街にソニーのショップが出来、日の丸の国旗が掲げられた姿を見て、共に日本の製品を売り込みに来ていた他の日本企業の営業マンたちは涙を流し、そして奮い立ったそうです。
見栄を張ったわけではなく、日本人の誇りをもっていたのです。
職種が何であるかは全く関係ありません。
その中で、任されている仕事内容の優劣なんかどうでもいいことです。
帝国ホテルの重役・村上信夫さんは、厨房(料理人)から重役になった方(帝国ホテル初のケース)ですが、一六歳で就職したとき、「鍋磨き」から始まったそうです。
すべての新人が、二〜三年は洗い場だけ、という厳しい世界でした。
村上さんはそのとき、「日本一の鍋磨きになろう」と決意したのだといいます。
当時、調理用の鍋は全て銅製で、村上さんが磨いた鍋は鏡のように光り、人を写すほどで、本当にピカピカだったのだそうです。
そういう人を放っておくはずがありません。
神様も仏様もサムシング・グレートも守護霊様もきっと、そういうの大好きですよ♪
今、与えられている仕事をどういう気持ちで取り組むかが、大きな差となっていくのです。
遠い未来も大事だけど、今を全力でやっていきましょうね♪
__________
今日も最後まで読んで頂きありがとうございます。
心より感謝します。
__________
ブログにも記事をアップしてあります。
「魂が震える話」ブログ
http://ameblo.jp/and-kei/
このメルマガは、
転送、掲載、自由です。
朝礼や飲み会の席、友人や家族との会話で、どんどんご活用いただけたらと思います。
こちらから登録出来ます。
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この話は、メルマガ「魂が震える話」で紹介されていました。
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よろしくお願い致します。
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発行責任者 「魂が震える話」けい
お問い合わせ kei@tamafuru.com
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「あなたが道路清掃人なら、最高の道路清掃人になりなさい。
ミケランジェロが彫刻をするように、ベートーベンが作曲をするように、シェークスピアが戯曲を書くように、あなたの道路を清掃しなさい。
あなたの死後、すべての人たちから『自分の仕事を立派に成し遂げた道路清掃人がここにいた』と言われるくらいに、見事に道路を清掃しなさい」
精鍛込めて最善を尽くして行う限り、あなたはどんな仕事、活動からも学ぶことができる。
成長することができる。
けれども、工夫もなく、言われた通りに、マニュアル通りに、人並みに行うのであれば、どんなに収入の高い仕事であっても、成長はない。
およそ仕事の価値は、その仕事そのものにあるのではない。
誰が、どのように、それを行うかによって、その価値が決まる。
何であれ、やると決めたら、そのことに最善を尽くそう。
それが、人の尊敬と感動を呼ぶ。
そして、何より、あなたに成長と幸福をもたらす。
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スティービー・クレオ・ダービック 著
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ディスカヴァー
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歴史に名を残すような人たちは、まさにキング牧師が言うような心持ちで仕事をしていたのだと思います。
葛飾北斎さんのエピソードがあります。
あるとき、オランダの医師シーボルトという人が、北斎さんに二巻の絵を依頼しました。
北斎さんが出来上がった絵を納めに行くと、「75金にしてくれ」と言われます。
それを聞いて、「最初に75金と言えば、彩色を変えて仕上げることができた」と怒った北斎さん。
シーボルトは「それなら一巻だけ買う」と言いますが、北斎さんは「売らない」と言って持ち帰ります。
ちなみに当時の北斎さんはお金がなく、苦しい生活をしていました。
当時一緒に住んでいた奥さんは、「この絵は他では売れない。半値でも売らなければ、また貧乏が続く」と非難します。
でも北斎さんは、「貧乏するのはわかっている。自分も金がほしい。しかしもし半値で売れば、外国人に、日本人は人を見て値段を変えると思われる」と言ったのです。
誇りをもっていたのです。
ソニーの盛田昭夫さんのお話も強烈です。
盛田さんは、ソニーのトランジスタラジオをアメリカで広めるため、様々なところに売り込みに行きます。
そしてついに、10万台購入するという企業が現われました。
しかし、その条件が「SONY」のロゴを削ったらと・・・。
このとき、盛田さんは断りました。
「SONY」の名を削って売ったのでは意味がない。
続けてこう言いました。
「あなたの企業にはブランドがあるかもしれないが、50年前はそうではなかったはずです。私たちも50年後にはブランドを築き上げて見せます」
日本では、なぜ断ったのかと非難を浴びたといいます。
みんなギリギリのところで戦っていたのです。
それでも、戦後の日本を復興させるため、安物の代名詞であった「MADE IN JAPAN」をブランドにするために断ったのです。
その後、ソニーのトランジスタラジオは売れ、ニューヨークの五番街にソニーのショップが出来、日の丸の国旗が掲げられた姿を見て、共に日本の製品を売り込みに来ていた他の日本企業の営業マンたちは涙を流し、そして奮い立ったそうです。
見栄を張ったわけではなく、日本人の誇りをもっていたのです。
職種が何であるかは全く関係ありません。
その中で、任されている仕事内容の優劣なんかどうでもいいことです。
帝国ホテルの重役・村上信夫さんは、厨房(料理人)から重役になった方(帝国ホテル初のケース)ですが、一六歳で就職したとき、「鍋磨き」から始まったそうです。
すべての新人が、二〜三年は洗い場だけ、という厳しい世界でした。
村上さんはそのとき、「日本一の鍋磨きになろう」と決意したのだといいます。
当時、調理用の鍋は全て銅製で、村上さんが磨いた鍋は鏡のように光り、人を写すほどで、本当にピカピカだったのだそうです。
そういう人を放っておくはずがありません。
神様も仏様もサムシング・グレートも守護霊様もきっと、そういうの大好きですよ♪
今、与えられている仕事をどういう気持ちで取り組むかが、大きな差となっていくのです。
遠い未来も大事だけど、今を全力でやっていきましょうね♪
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