
【「私はツイてない」といい続けると人は離れていく】5351
小林正観さんの心に響く言葉より…
あるとき、六十歳前後の女性が私に質問をしました。
話し始めて四十秒ほど経った頃に、私は言いました。
「あなたは相談の形をとっているけれども、今言ってることは、不平、不満、泣き言、 悪口、文句ですよ」と。
その女性の話はこういうものでした。
大きな商業ビルの中に、その女性は何かのお店を持っていたそうです。
ビルが全面改装することになり、次に彼女に与えられた場所は端の所でした。
お客さんが全然来なくなり、売上げも上がらない。
どうしたらいいだろうか、という質問でした。
その女性は、立地条件が悪くなったのでお客が来なくなったと言いましたが、そのお店には、これまでお客さんはついてなかったのでしょうか?
私はこのように言いました。
「今まで人の流れのいいところにいて、店の売上げは確保できていたけれど、今は売上げが悪くなったということを、百人以上の人に言いましたか?」
「はい、言いました」
「公言して回った人たちは、その後、お店に来ていますか?」
「いえ、来ていません」
「そうでしょうね。それを聞いた人は、みんな来なくなりますよね」
つまり、私はついてません、天上界から見放されています、愛されていない人間です、と百人以上の人に公言したということ。
彼女の話を聞いて、この人のお店に好意を持たないでしょう。
反対に、私はついてるんです、宇宙からも神仏からも、多くの人からも応援してもらっているのですよ、と言うとそれを聞いた人は、「この人のそばにいたら何かいいことがありそう」と思います。
その人がいつもニコニコして、「なんの努力もせず、みなさんのお蔭でここまでやってこれました」と言っていたら、その商業ビルの責任者は、「そんなに運がいい人なら、一等地に据えようか」と思ったかもしれません。
今までその女性は商売を続けることができ、暮らしてこれました。
それにもかかわらず、その人の口から出る言葉は、すべて「気に入らない」ということでした。
九千九百九十九個も恵まれた環境にいるのに、気に入らない一つを挙げて、「これをなんとかしてくれ」と文句を言っているのです。
それを聞いている神様は、とても悲しく空しく思うのではないでしょうか。
私たちは、自分がどれほどついているかということに、気がついたほうがいいようです。
自分がどれだけラッキーでついてるか、と言っていると周りの状況や人間関係が一変していきます。
『無敵の生きかた』廣済堂出版
https://amzn.to/3ojlH3i
もし仮に、自分で商売をやっている人が、不平不満、愚痴、泣き言、悪口、文句、ツイてない、と周りの人やお客さんに言っていたとしたらどうだろう。
そんな、暗くて、ツイていない、まわりから愛されてもいない、嫌な気分の店に行こうとは思わなくなる。
それは、店の中だけでなく、何かの会合や、飲み会や、同窓会などで言ったとしても、同じだ。
商店主は自分で看板を背負(しょ)って歩いているようなものだ。
その商店は、自分の分身。
これは商店でなくても、中小企業の社長や責任者でも同じこと。
また、自分の苦労や困難や不運などを売りにするのも同じ。
それは、重くて、暗くて、つらくて、ジメジメして、テンションが落ちる話。
人は、明るくて、笑えて、軽くて、テンションが上がる話を聞きたい。
「自分がどれだけツイていないか」といい続けると、自分と関係のある、友達、家族、周りの人たちも同じように「(あなたも)ツイてない仲間」「あなたのせいでツイてない」と言っているようなもの。
だから、「私はツイてない」といい続けると人は離れていく…
周りの人たちに「おかげさま」といつも感謝する人でありたい。
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小林正観さんの心に響く言葉より…
あるとき、六十歳前後の女性が私に質問をしました。
話し始めて四十秒ほど経った頃に、私は言いました。
「あなたは相談の形をとっているけれども、今言ってることは、不平、不満、泣き言、 悪口、文句ですよ」と。
その女性の話はこういうものでした。
大きな商業ビルの中に、その女性は何かのお店を持っていたそうです。
ビルが全面改装することになり、次に彼女に与えられた場所は端の所でした。
お客さんが全然来なくなり、売上げも上がらない。
どうしたらいいだろうか、という質問でした。
その女性は、立地条件が悪くなったのでお客が来なくなったと言いましたが、そのお店には、これまでお客さんはついてなかったのでしょうか?
私はこのように言いました。
「今まで人の流れのいいところにいて、店の売上げは確保できていたけれど、今は売上げが悪くなったということを、百人以上の人に言いましたか?」
「はい、言いました」
「公言して回った人たちは、その後、お店に来ていますか?」
「いえ、来ていません」
「そうでしょうね。それを聞いた人は、みんな来なくなりますよね」
つまり、私はついてません、天上界から見放されています、愛されていない人間です、と百人以上の人に公言したということ。
彼女の話を聞いて、この人のお店に好意を持たないでしょう。
反対に、私はついてるんです、宇宙からも神仏からも、多くの人からも応援してもらっているのですよ、と言うとそれを聞いた人は、「この人のそばにいたら何かいいことがありそう」と思います。
その人がいつもニコニコして、「なんの努力もせず、みなさんのお蔭でここまでやってこれました」と言っていたら、その商業ビルの責任者は、「そんなに運がいい人なら、一等地に据えようか」と思ったかもしれません。
今までその女性は商売を続けることができ、暮らしてこれました。
それにもかかわらず、その人の口から出る言葉は、すべて「気に入らない」ということでした。
九千九百九十九個も恵まれた環境にいるのに、気に入らない一つを挙げて、「これをなんとかしてくれ」と文句を言っているのです。
それを聞いている神様は、とても悲しく空しく思うのではないでしょうか。
私たちは、自分がどれほどついているかということに、気がついたほうがいいようです。
自分がどれだけラッキーでついてるか、と言っていると周りの状況や人間関係が一変していきます。
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もし仮に、自分で商売をやっている人が、不平不満、愚痴、泣き言、悪口、文句、ツイてない、と周りの人やお客さんに言っていたとしたらどうだろう。
そんな、暗くて、ツイていない、まわりから愛されてもいない、嫌な気分の店に行こうとは思わなくなる。
それは、店の中だけでなく、何かの会合や、飲み会や、同窓会などで言ったとしても、同じだ。
商店主は自分で看板を背負(しょ)って歩いているようなものだ。
その商店は、自分の分身。
これは商店でなくても、中小企業の社長や責任者でも同じこと。
また、自分の苦労や困難や不運などを売りにするのも同じ。
それは、重くて、暗くて、つらくて、ジメジメして、テンションが落ちる話。
人は、明るくて、笑えて、軽くて、テンションが上がる話を聞きたい。
「自分がどれだけツイていないか」といい続けると、自分と関係のある、友達、家族、周りの人たちも同じように「(あなたも)ツイてない仲間」「あなたのせいでツイてない」と言っているようなもの。
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