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【誰にでもできる簡単なことを、誰にもできないほど続ける】4849
鍵山秀三郎氏の心に響く言葉より…
私は、学歴も地位も肩書もありません。
ただ人生を通してやってきたことは、「誰にで もできる簡単なことを、誰にもできないほど続けてきた」ということです。
これが私の一貫した人生の歩み方です。
私がやってきたことは、誰でも真似をしようとすればすぐ真似ができることばかりです。
ただ、すぐに効果が出ないから続きません。
効果がすぐに出ないと、「こんなことをやっていても無駄だ、駄目だ」あるいは、「一生懸命やったってやらなくたって結果は同じだ。 だったら、一生懸命やったってつまらない」という考え方がとても多いように思われます。
しかし、同じではないのです。
一生懸命やってもやらなくても、現時点では出た結果が同じであっても、プロセスが違うとそれから先は変わっていきます。
もう一つ大事なことがあります。
それは、普通のことをどこまで極 めていくかということです。
人間は、何か人がやっていないような特別なこと、あるいは 自分だけに与えられた特別な条件のもとで仕事をしたいと思い、それを探し求めることが多いのですが、実は特別なことなどそうはありません。
人生の中でも数えるぐらいしかないものを探し歩くよりも、ごく普通のことを次から次へと極めて徹底していったほうがよほど強いということを私は知りました。
普通のことでもどんどん極めていくと、あるところから普通ではなくなる時点があります。
これは、スポーツでも言えることで、実はプロ選手がやっていることも全部普通のことなのです。
アマチュアとプロの違いは、アマチュアは普通のことを普通のままやっているだけで、プロは普通のことを極めていって、ある時点から普通ではなくなるのです。
それともう一つの差は、アマチュアの中には普通のことを普通ではなくなるところまで 極める人もいますが、それはごく限られた一つか二つなのです。
ところがプロは、その極めたものをいくつも持っています。
それが、いざとなったときに、瞬時にして組み合わさって、大変な力になって出てくるのです。
イエローハットはJリーグ鹿島アントラーズのスポンサーをしています。
そのスポンサ ーになってまもない頃(一九九五年)、ブラジルで「サッカーの神様」と言われていたジ ーコが指導者(テクニカル・ディレクター)として来ることになりました。
ジーコは選手生活の最後を鹿島アントラーズで送り、指導者として再びやってきたのです。
そのジーコが何をやったかというと、選手に徹底した基本練習、基礎訓練をさせたのです。
私もそれを見に行きました。
小学生、中学生がやるのと同じ練習です。
プロだからとい って特別な練習は何もない。
そのときに、鹿島の選手はみな「ジーコが来たからにはもっと特別の、高度な技術を教えてほしい。それをわれわれは期待しているんだ」と文句を言いました。
しかしジーコは「君らは基本練習ができていない。だから駄目なんだ。だから弱いんだ」と言って、来る日も来る日も基本練習を繰り返させました。
それで、一番弱いと言われていたチームが優勝したのです。
全部普通のことを徹底して極めて、そしてその極めた技術が、瞬時にして組み合わさって出てきたということだと私は思うのです。
これは、スポーツも人生も商売も、何もかも 同じです。
身の回りに転がっているごくありふれた条件を自分で拾い上げて、どこまでもどこまでも極めるのです。
そうすると、しだいに自分でも思わぬ面を発見することになり、それが大変な力になるのです。
『大きな努力で小さな成果を』育鵬社
https://amzn.to/3qNiwhI
鍵山秀三郎氏は、「大きな努力で小さな成果」についてこう語っている。
『「大きな努力で小さな成果を求める」これは、自分の人生における一貫した考え方です。
こんなことを人に言うと「何を寝ぼけたことを言っている」と笑われたものです。
特に金融機関の人たちからは「それは反対でしょう。小さな努力で大きな成果を求めるのが、ビジネスの常識ではなないですか。それなのに、大きな努力で小さな成果なんて言っていたのでは、ビジネスの世界では通用しませんよ」と、さんざん否定されたものでした。
しかし私は今もって「大きな努力で小さな成果を求める」という自分の生き方は間違っていないと確信しています。
なぜ、そのように確信するのか…私はずいぶん多くの人たちの人生やビジネスの歴史を見てきましたが、「小さな努力で、大きな成果を求めた人は、一時的にはよくても必ず滅びていく」ということを、目の当たりにしているからです。
金融関係にしてもそうです。
なるべく手間暇かけずに、また人手をかけずに、大きな利益を得ようとして滅びていった大きな組織がたくさんあります。』
「王道」と「覇道(はどう)」という言葉がある。
「王道」とは、労多くして益(えき)少ない途であり、その逆の「覇道(はどう)」は労少なくして益多い途。
コツコツと積み重ねる努力を嫌って、一攫(いっかく)千金や、濡れ手に粟(あわ)ばかりを狙(ねら)うなら、いつか大失敗をすることになる。
王道を往くには、道徳や理念、思想という正しい哲学が必要となる。
人として正しい哲学を身につけ、人生の王道を歩むこと。
誰にでもできる簡単なことを、誰にもできないほど続ける人でありたい。
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鍵山秀三郎氏の心に響く言葉より…
私は、学歴も地位も肩書もありません。
ただ人生を通してやってきたことは、「誰にで もできる簡単なことを、誰にもできないほど続けてきた」ということです。
これが私の一貫した人生の歩み方です。
私がやってきたことは、誰でも真似をしようとすればすぐ真似ができることばかりです。
ただ、すぐに効果が出ないから続きません。
効果がすぐに出ないと、「こんなことをやっていても無駄だ、駄目だ」あるいは、「一生懸命やったってやらなくたって結果は同じだ。 だったら、一生懸命やったってつまらない」という考え方がとても多いように思われます。
しかし、同じではないのです。
一生懸命やってもやらなくても、現時点では出た結果が同じであっても、プロセスが違うとそれから先は変わっていきます。
もう一つ大事なことがあります。
それは、普通のことをどこまで極 めていくかということです。
人間は、何か人がやっていないような特別なこと、あるいは 自分だけに与えられた特別な条件のもとで仕事をしたいと思い、それを探し求めることが多いのですが、実は特別なことなどそうはありません。
人生の中でも数えるぐらいしかないものを探し歩くよりも、ごく普通のことを次から次へと極めて徹底していったほうがよほど強いということを私は知りました。
普通のことでもどんどん極めていくと、あるところから普通ではなくなる時点があります。
これは、スポーツでも言えることで、実はプロ選手がやっていることも全部普通のことなのです。
アマチュアとプロの違いは、アマチュアは普通のことを普通のままやっているだけで、プロは普通のことを極めていって、ある時点から普通ではなくなるのです。
それともう一つの差は、アマチュアの中には普通のことを普通ではなくなるところまで 極める人もいますが、それはごく限られた一つか二つなのです。
ところがプロは、その極めたものをいくつも持っています。
それが、いざとなったときに、瞬時にして組み合わさって、大変な力になって出てくるのです。
イエローハットはJリーグ鹿島アントラーズのスポンサーをしています。
そのスポンサ ーになってまもない頃(一九九五年)、ブラジルで「サッカーの神様」と言われていたジ ーコが指導者(テクニカル・ディレクター)として来ることになりました。
ジーコは選手生活の最後を鹿島アントラーズで送り、指導者として再びやってきたのです。
そのジーコが何をやったかというと、選手に徹底した基本練習、基礎訓練をさせたのです。
私もそれを見に行きました。
小学生、中学生がやるのと同じ練習です。
プロだからとい って特別な練習は何もない。
そのときに、鹿島の選手はみな「ジーコが来たからにはもっと特別の、高度な技術を教えてほしい。それをわれわれは期待しているんだ」と文句を言いました。
しかしジーコは「君らは基本練習ができていない。だから駄目なんだ。だから弱いんだ」と言って、来る日も来る日も基本練習を繰り返させました。
それで、一番弱いと言われていたチームが優勝したのです。
全部普通のことを徹底して極めて、そしてその極めた技術が、瞬時にして組み合わさって出てきたということだと私は思うのです。
これは、スポーツも人生も商売も、何もかも 同じです。
身の回りに転がっているごくありふれた条件を自分で拾い上げて、どこまでもどこまでも極めるのです。
そうすると、しだいに自分でも思わぬ面を発見することになり、それが大変な力になるのです。
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鍵山秀三郎氏は、「大きな努力で小さな成果」についてこう語っている。
『「大きな努力で小さな成果を求める」これは、自分の人生における一貫した考え方です。
こんなことを人に言うと「何を寝ぼけたことを言っている」と笑われたものです。
特に金融機関の人たちからは「それは反対でしょう。小さな努力で大きな成果を求めるのが、ビジネスの常識ではなないですか。それなのに、大きな努力で小さな成果なんて言っていたのでは、ビジネスの世界では通用しませんよ」と、さんざん否定されたものでした。
しかし私は今もって「大きな努力で小さな成果を求める」という自分の生き方は間違っていないと確信しています。
なぜ、そのように確信するのか…私はずいぶん多くの人たちの人生やビジネスの歴史を見てきましたが、「小さな努力で、大きな成果を求めた人は、一時的にはよくても必ず滅びていく」ということを、目の当たりにしているからです。
金融関係にしてもそうです。
なるべく手間暇かけずに、また人手をかけずに、大きな利益を得ようとして滅びていった大きな組織がたくさんあります。』
「王道」と「覇道(はどう)」という言葉がある。
「王道」とは、労多くして益(えき)少ない途であり、その逆の「覇道(はどう)」は労少なくして益多い途。
コツコツと積み重ねる努力を嫌って、一攫(いっかく)千金や、濡れ手に粟(あわ)ばかりを狙(ねら)うなら、いつか大失敗をすることになる。
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