AI (ええ愛・Atelier Ichien)

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527の教訓

2011年05月27日 | うたしやきなお話
こんにちは♪

筆侍ジャッカル。~宇宙の凡人~です。

5月27日、僕にとって忘れられない、たくさんのことを学ばせてもらった日。

8年前のボクシング引退試合5/27。
http://p.pic.to/1c6rhx
その様子とイメージが現実になった例などは昨年書いたバックナンバーを見てもらえればわかる
http://bn.merumo.ne.jp/backno/bodyView.do?issueId=2010052711551200576019000

しかし、この試合で1番大切な学びことは

〓自分が如何にあるか!〓

である。

他人の評価に一喜一憂せず自分が自分に納得できるか!

を学んだ。

ボクシングにおいて急所である顎(チン)とこめかみ(テンプル)に正確にパンチを当てることは非常に難しい。

鼻、目、口、頬、おでこへのパンチは容易に当たるが、顎とこめかみには中々当たらない。

私はそれまでの練習、試合において顎とこめかみへ一度もヒットしたことはなかったし、ヒットされたこともなかった。

引退試合において、窮地の苦し間際に出したワンツー(左ジャブ、右ストーレート)が、それぞれ顎、こめかみに正確にヒットし相手が倒れた。

相手のセコンドがすぐにタオルを投げKO勝利した。

この時点では、自分で何が起こったかわからない状態だったが、
とりあえず勝った、ラッキーだな、と思ってた。

翌日、ビデオを見て初めて正確に急所にパンチが当たったのを知り完璧な勝利を確信した。

ボクシングの神様がいるなら、最後に私に素晴らしいご褒美をくれたと思った。

しかし、試合のときは自分でもよくわからない勝利だった。

見てた観客も、経験者か目の肥えた人でないと、

相手側がなぜタオルを入れたかは理解できなかったはず。


試合後、見に来てくれたたくさんの友達に祝福を受け最高の喜びを感じた。

その晩の打ち上げで酒が入ってくると

仲良い友達の中から本音がでた。

「良かったね、あんなんでタオル入ったから」

「あれいくら金積んだの?」

と言われた。

また、仕事での私の先輩が私の勝利を馬鹿にした発言をして、親友のミドル級ボクサー武田マンが怒り一触即発の事態になった。

おそらく、一般の人のほとんどが納得のいかない試合であったのだろう。

みんなと別れ一人になってから涙が溢れ出た。

勝利したからみんな喜んでくれているものの、
ちょっとしたラッキーで勝った程度に思われてるのだろう。

自分の愛する人も友達もみんなからそう思われてるんだろう。

悔しくて悔しくて…悔しくて…

翌日、ジムでビデオを見たとき、完璧な勝利!を確信した。

最高のパンチを打ち込んでいた!まさに芸術の域に達している。

俺はホンモノのパンチを持っていた!

最後にそう確信した。


そして、それは自分だけ知ってればいい。

誤解されたままでもいい。

自分が納得できたならそれでいい。

人がどう思うかではない

〓自分が如何にあるか〓

が大切だと思った。

かつてある名ボクサーが引退を騒がれてた時に

世間の声がどうあれ
勝っても納得いかなければ続けるし、負けても納得いけばやめる

と言ってた意味がようやく理解できたかもしれない。

勿論、未だに他人からの評価を気にして生きることもあるが、

自分が如何に生きていくか、実践していくか、を目指し平凡なる日常生活を全うしていく!

自分の信じる道を歩む。

その目指す先に究極の自己満足がある。

己が信じる道が
たとえ誤った道でも
それが己の道と信じるならば突き進む!
歩まなば見えてこない世界がある
一歩踏み入れてこそ学ぶものがある
他人の言葉に捕われるな
己が信じた道を歩め


今日も最後までありがとうございます。ジャッカル。は皆様の幸せを心より願います。

神様がくれたご褒美はそれが最後ではなかった。

引退してからのほうが
たくさんの恩恵を授かり
私が大切にしたい「感謝」に大きく影響した。

また、当時、応援に来てくれた仲間達の想いに答え、
人に喜ばれる人間になるよう努めていきたい。

では、楽しいお昼を〓



バックナンバー
http://bn.merumo.ne.jp/list/00576019
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