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【オタク偉人伝】4942
小川晶子(あきこ)氏の心に響く言葉より…
スティーブ・ジョブズ…
アップルコンピュータを創業。
マッキントッシュやアイフォーンをつくり、コンピュータで 世界をかえた天才実業家!
子どもの頃のスティーブは、いたずらばかりで学校では “ザ・問題児”。
ペットをつれてきたり花火をしてみたりと、先生が授業どころじゃなくなるのを見てたのしんでいました。
当然しかられ、何度も家に帰されますが、こりません。
「だって授業はかんたんだし、ヒマなんだもん」。
そんなスティーブの才能を見ぬいたのは4年生の担任、テディ先生です。
テディ先生は、スティーブのかしこさと、「みんなと おなじは死ぬほど退屈」という性格をよく理解していま した。
「この宿題をちゃんとやってきたら、いいものあげるわよ」
「は? どうせしょうもないものでしょ」
「ふ ふふ......カメラづくりキットよ」
「えーつ。ほしいほしい!」。
スティーブが夢中になりそうなものを用意して、才能をのばそうとしたのです。
小さい頃から電子機器やエレクトロニクスに興味があったスティーブにとって、自分で電子機器をつくる体験はワクワクでいっぱいです。
テディ先生からのごほうび をきっかけに、スティーブは「○○キット」にハマりました。
ラジオづくりキットやアマチュア無線キット。
毎日、マニュアルを見ながら電子機器をつくることに夢中になります。
はんだごてで部品をつなぎ、電流を流す。
やった、うごいた!
この瞬間が最高!
何でもつくれる気がしてきたスティーブ。
いたずらにも取り入れます。
スピーカーを盗聴器にして、両親の部屋 にしかけ、会話を盗み聞きしたことも(すぐ見つかってしかられました!)。
「問題はアイデアだ。どんなものをつくれば世界をあっと言わせられるか......」。
すっかりエレクトロニクスオタクになったスティーブは、16歳の頃、おなじくらいオタクのウォズに出会います。
すぐ意気投合して武勇伝を語り合いました。
「電子メトロノームをつくってみたんだけど、カチカチカチっていう音が 爆弾ぽいから、学校 のロッカーにしかけ たんだよね」
「さすが ウォズ。先生たち、あ わててたでしょ」
「あわてるどころじゃない。警官が来て大さわぎになっ たよ!」。
さっそく、いっしょにいたずらをかんがえ、実行する二人。
高校の友だちがみんなでテレビを見ているときのことです。
さりげなく部屋に入っていくスティーブとウォズ。
ウォズのポケットには、テレビの電波をじゃまする機械が入っています。
スイッチオンするとテレビが見えなくなるのです。友だちが立ちあがり、テレビのアンテナをさわると、スイッチオフにしてまた見られるようにします。
「直った」と言って友だちが座ると、 またスイッチオン。
これをくり返して、しまいに は片足で立ってアンテナをさわらないとダメなんだと思わせることに成功!!
必死にアンテナをささえる友だちを見て笑いをこらえていました。
そして、あるとき大がかりな「ハイテクいたずら」をします。
きっかけは、雑誌にのっていた「ど こでもタダで電話をかけられる機械」という記事。
当時の電話のしくみをハッキングする機械がくわしくのっています。
電話会社がはりめぐらした回線に「ピポパポ、 ピポパポ〜」と本物そっくりの音を流して割りこ むというシロモノ。
もちろん、犯罪。
やっちゃダメ!
でもスティーブは、エレクトロニクスで世界に影響をあたえられるような気がして夢中です。
「つくってみようぜ!」 これまでつくったものより、はるかにむずかしかったけれど、二人で協力して本当につくってしまいました。
遠い外国に電話をかけて「いま、タダで電話してまーす」とはしゃぐ二人。
警察に見つかる前にやめましたが、スティーブにとってはかけがえのない経験でした。
アイデアと技術があれば、世界中に影響をあたえられるというたしかな手ごたえ。
ただ、「ハッキングはまずかった」とさすがに反省しました。
世界中への影響が、いたずらではなく、よろこばれるものだったら最高じゃないか!
5年後、スティーブは親友ウォズといっしょに、 アップルコンピュータ(現在のアップル)を創業。
コンピュータで世界をかえるのです。
『オタク偉人伝』アスコム
https://amzn.to/3NSMGKO
偉人と呼ばれる人は、子どものころはほぼ例外なく変わっていました、というよりぶっ飛んでいました。
みんなそれぞれ、かなりのオタクだったのです。
例えば、「トム・ソーヤの冒険」で有名な作家のマーク・トウェインは、子どもの頃は大のいたずら好き。
裁縫箱の中に本物のヘビを入れたビックリ箱をつくり驚かせたり、町に催眠術師が来た時も、暗示にかかったふりをして会場にいたいじめっ子たちを脅かしたりして様々ないたずらをしたそうです。
それらの経験が後の小説に役立ったのは言うまでもありません。
また、エジソンも子どもの頃から好奇心旺盛で、実験好きで、ガチョウの卵を人間でもかえすことができるだろうと家畜小屋で卵を一日中抱いていたこともあったといいます。
しかし、学校に行って「1+1=2」の説明をしているときに「でも、粘土を2つあわせたら1つの大きな粘土になります」といったりして反論したため、先生から「頭がくさっている」とまで言われ、小学校をたった3ヵ月で退学になってしまいます。
ですが、どんなに先生から否定されても、お母さんだけはその才能を認めてくれ、実験好きのエジソンのために、地下に実験室をつくってくれました。
そして、電球をはじめ、扇風機、トースター、アイロン、蓄音機、等々生涯で1300もの発明をしたそうです。
(以上、本書より抜粋引用)
多くの偉人たちの子ども時代には、背後に偉大な母親がいました。
学校で先生から否定されても、母親だけは才能を認め、それを伸ばしてくれたのです。
だから、学校では落ちこぼれでも、才能が開花したのです。
その才能の元になるものが、好奇心や、ワクワクドキドキ、面白がること、そして、いたずら心…。
子供の頃、何も認められることなく、すべてのことを否定され続けられたら、誰もやる気はなくなります。
肯定と受容、そして称賛こそが、人を伸ばすのです。
人それぞれの才能を認め…
伸ばすことができる、親やリーダーでありたいと思います。
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小川晶子(あきこ)氏の心に響く言葉より…
スティーブ・ジョブズ…
アップルコンピュータを創業。
マッキントッシュやアイフォーンをつくり、コンピュータで 世界をかえた天才実業家!
子どもの頃のスティーブは、いたずらばかりで学校では “ザ・問題児”。
ペットをつれてきたり花火をしてみたりと、先生が授業どころじゃなくなるのを見てたのしんでいました。
当然しかられ、何度も家に帰されますが、こりません。
「だって授業はかんたんだし、ヒマなんだもん」。
そんなスティーブの才能を見ぬいたのは4年生の担任、テディ先生です。
テディ先生は、スティーブのかしこさと、「みんなと おなじは死ぬほど退屈」という性格をよく理解していま した。
「この宿題をちゃんとやってきたら、いいものあげるわよ」
「は? どうせしょうもないものでしょ」
「ふ ふふ......カメラづくりキットよ」
「えーつ。ほしいほしい!」。
スティーブが夢中になりそうなものを用意して、才能をのばそうとしたのです。
小さい頃から電子機器やエレクトロニクスに興味があったスティーブにとって、自分で電子機器をつくる体験はワクワクでいっぱいです。
テディ先生からのごほうび をきっかけに、スティーブは「○○キット」にハマりました。
ラジオづくりキットやアマチュア無線キット。
毎日、マニュアルを見ながら電子機器をつくることに夢中になります。
はんだごてで部品をつなぎ、電流を流す。
やった、うごいた!
この瞬間が最高!
何でもつくれる気がしてきたスティーブ。
いたずらにも取り入れます。
スピーカーを盗聴器にして、両親の部屋 にしかけ、会話を盗み聞きしたことも(すぐ見つかってしかられました!)。
「問題はアイデアだ。どんなものをつくれば世界をあっと言わせられるか......」。
すっかりエレクトロニクスオタクになったスティーブは、16歳の頃、おなじくらいオタクのウォズに出会います。
すぐ意気投合して武勇伝を語り合いました。
「電子メトロノームをつくってみたんだけど、カチカチカチっていう音が 爆弾ぽいから、学校 のロッカーにしかけ たんだよね」
「さすが ウォズ。先生たち、あ わててたでしょ」
「あわてるどころじゃない。警官が来て大さわぎになっ たよ!」。
さっそく、いっしょにいたずらをかんがえ、実行する二人。
高校の友だちがみんなでテレビを見ているときのことです。
さりげなく部屋に入っていくスティーブとウォズ。
ウォズのポケットには、テレビの電波をじゃまする機械が入っています。
スイッチオンするとテレビが見えなくなるのです。友だちが立ちあがり、テレビのアンテナをさわると、スイッチオフにしてまた見られるようにします。
「直った」と言って友だちが座ると、 またスイッチオン。
これをくり返して、しまいに は片足で立ってアンテナをさわらないとダメなんだと思わせることに成功!!
必死にアンテナをささえる友だちを見て笑いをこらえていました。
そして、あるとき大がかりな「ハイテクいたずら」をします。
きっかけは、雑誌にのっていた「ど こでもタダで電話をかけられる機械」という記事。
当時の電話のしくみをハッキングする機械がくわしくのっています。
電話会社がはりめぐらした回線に「ピポパポ、 ピポパポ〜」と本物そっくりの音を流して割りこ むというシロモノ。
もちろん、犯罪。
やっちゃダメ!
でもスティーブは、エレクトロニクスで世界に影響をあたえられるような気がして夢中です。
「つくってみようぜ!」 これまでつくったものより、はるかにむずかしかったけれど、二人で協力して本当につくってしまいました。
遠い外国に電話をかけて「いま、タダで電話してまーす」とはしゃぐ二人。
警察に見つかる前にやめましたが、スティーブにとってはかけがえのない経験でした。
アイデアと技術があれば、世界中に影響をあたえられるというたしかな手ごたえ。
ただ、「ハッキングはまずかった」とさすがに反省しました。
世界中への影響が、いたずらではなく、よろこばれるものだったら最高じゃないか!
5年後、スティーブは親友ウォズといっしょに、 アップルコンピュータ(現在のアップル)を創業。
コンピュータで世界をかえるのです。
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偉人と呼ばれる人は、子どものころはほぼ例外なく変わっていました、というよりぶっ飛んでいました。
みんなそれぞれ、かなりのオタクだったのです。
例えば、「トム・ソーヤの冒険」で有名な作家のマーク・トウェインは、子どもの頃は大のいたずら好き。
裁縫箱の中に本物のヘビを入れたビックリ箱をつくり驚かせたり、町に催眠術師が来た時も、暗示にかかったふりをして会場にいたいじめっ子たちを脅かしたりして様々ないたずらをしたそうです。
それらの経験が後の小説に役立ったのは言うまでもありません。
また、エジソンも子どもの頃から好奇心旺盛で、実験好きで、ガチョウの卵を人間でもかえすことができるだろうと家畜小屋で卵を一日中抱いていたこともあったといいます。
しかし、学校に行って「1+1=2」の説明をしているときに「でも、粘土を2つあわせたら1つの大きな粘土になります」といったりして反論したため、先生から「頭がくさっている」とまで言われ、小学校をたった3ヵ月で退学になってしまいます。
ですが、どんなに先生から否定されても、お母さんだけはその才能を認めてくれ、実験好きのエジソンのために、地下に実験室をつくってくれました。
そして、電球をはじめ、扇風機、トースター、アイロン、蓄音機、等々生涯で1300もの発明をしたそうです。
(以上、本書より抜粋引用)
多くの偉人たちの子ども時代には、背後に偉大な母親がいました。
学校で先生から否定されても、母親だけは才能を認め、それを伸ばしてくれたのです。
だから、学校では落ちこぼれでも、才能が開花したのです。
その才能の元になるものが、好奇心や、ワクワクドキドキ、面白がること、そして、いたずら心…。
子供の頃、何も認められることなく、すべてのことを否定され続けられたら、誰もやる気はなくなります。
肯定と受容、そして称賛こそが、人を伸ばすのです。
人それぞれの才能を認め…
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