
【「ごみバケツ」みたいな人】5415
デイヴィッド・J・ポーレイ氏の心に響く言葉より…
その日、僕はタクシーでグランド・セントラル駅に向かっていた。
すると、道路脇の駐車場からいきなり黒い車が飛び出し、僕の乗ったタクシーの前に強引に割り込んできた。
驚いた運転手さんが急ブレーキをかけたため、タクシーはスリップし、前の車まで あと数センチのところでかろうじて停止した。
いきなり割り込むなんて信じられない!
でもその後、さらに信じられないことが起こった。
黒い車を運転していた男(つまり、あやうく事故を起こすところだった張本人)が、 こちらに向かって、大声で怒鳴りだしたのだ。
ご丁寧にも中指を突き立てている。
いったい、どういう思考回路をしているんだろう?
さらに驚いたことに、被害者であるタクシーの運転手さんは、男の行動にいらだつ様子すら見せなかった。
それどころか、にっこりと微笑みかけ、手を振ってその場を去ったのだ。
これって、何かの宗教なのか?
いぶかりながら、僕はたずねた。
「運転手さん、あんなやつに、よくもそんな態度がとれますね。あいつのせいで僕らは 死んでいたかもしれないのに」
この時の運転手さんの返答が、僕が今、「ごみバケツ」の法則と呼んでいるものの原型となった。
彼はこう言ったのだ。
『お客さん、こういう仕事をしているとね、ああいう「ごみバケツ」みたいな人にしょっちゅう会うんですよ。
彼らの心の中は、不満、やり場のない怒り、落胆といった感情の「ごみ」でいっぱいなんです。
「ごみ」がたまって、心のバケツからあふれそうになると今度は捨てる場所を探す。
その時、お客さんがそばにいれば、 お客さんに「ごみ」を投げ捨てる。
相手はお客さんでなくてもいい、捨てさせてくれれば誰でもいいんです。
だからね、「なんで自分がこんな目に!」なんて思う必要はありません。
ただ、 にっこり笑い、手を振ってやりすごし、幸運の一つでも祈ってやればいいんです。』
僕は考え込んだ。
そう言われてみると、たしかに僕は、他人にしょっちゅう「ごみ」を投げつけられていた。
そして心の中の「ごみバケツ」がいっぱいになると、会社や家、街中で「ごみ」を撒き散らしていたのだ。
僕は運転手さんに言った。
『僕も、人の「ごみ」なんか欲しくありません。人に「ごみ」を撒き散らすのも、やめることにします』
『あなたの心の「ごみバケツ」を空にする本』イースト・プレス
https://amzn.to/3q830jT
心のバケツに「ごみ」がたまると、ごみで一杯にになったとき、それが外にあふれ出す。
反対に、心のバケツに「愛」がたまると、愛で一杯になったとき、それが外にあふれ出す。
ごみとは、不平不満、グチ泣き言、悪口文句、怒り失望…
愛とは、うれしい、楽しい、感謝、幸せ、ゆるし、笑い、希望…
心に「ごみ」が一杯たまってあふれ出したとき、その対象は誰でもいい。
怒りや、不平不満が周囲に、ほとばしる。
だから、「なんで自分がこんな目に!」なんて思う必要はない。
にっこり笑って、手を振ってやりすごし、幸運の一つでも祈ってやれる人でありたい。
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その日、僕はタクシーでグランド・セントラル駅に向かっていた。
すると、道路脇の駐車場からいきなり黒い車が飛び出し、僕の乗ったタクシーの前に強引に割り込んできた。
驚いた運転手さんが急ブレーキをかけたため、タクシーはスリップし、前の車まで あと数センチのところでかろうじて停止した。
いきなり割り込むなんて信じられない!
でもその後、さらに信じられないことが起こった。
黒い車を運転していた男(つまり、あやうく事故を起こすところだった張本人)が、 こちらに向かって、大声で怒鳴りだしたのだ。
ご丁寧にも中指を突き立てている。
いったい、どういう思考回路をしているんだろう?
さらに驚いたことに、被害者であるタクシーの運転手さんは、男の行動にいらだつ様子すら見せなかった。
それどころか、にっこりと微笑みかけ、手を振ってその場を去ったのだ。
これって、何かの宗教なのか?
いぶかりながら、僕はたずねた。
「運転手さん、あんなやつに、よくもそんな態度がとれますね。あいつのせいで僕らは 死んでいたかもしれないのに」
この時の運転手さんの返答が、僕が今、「ごみバケツ」の法則と呼んでいるものの原型となった。
彼はこう言ったのだ。
『お客さん、こういう仕事をしているとね、ああいう「ごみバケツ」みたいな人にしょっちゅう会うんですよ。
彼らの心の中は、不満、やり場のない怒り、落胆といった感情の「ごみ」でいっぱいなんです。
「ごみ」がたまって、心のバケツからあふれそうになると今度は捨てる場所を探す。
その時、お客さんがそばにいれば、 お客さんに「ごみ」を投げ捨てる。
相手はお客さんでなくてもいい、捨てさせてくれれば誰でもいいんです。
だからね、「なんで自分がこんな目に!」なんて思う必要はありません。
ただ、 にっこり笑い、手を振ってやりすごし、幸運の一つでも祈ってやればいいんです。』
僕は考え込んだ。
そう言われてみると、たしかに僕は、他人にしょっちゅう「ごみ」を投げつけられていた。
そして心の中の「ごみバケツ」がいっぱいになると、会社や家、街中で「ごみ」を撒き散らしていたのだ。
僕は運転手さんに言った。
『僕も、人の「ごみ」なんか欲しくありません。人に「ごみ」を撒き散らすのも、やめることにします』
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心のバケツに「ごみ」がたまると、ごみで一杯にになったとき、それが外にあふれ出す。
反対に、心のバケツに「愛」がたまると、愛で一杯になったとき、それが外にあふれ出す。
ごみとは、不平不満、グチ泣き言、悪口文句、怒り失望…
愛とは、うれしい、楽しい、感謝、幸せ、ゆるし、笑い、希望…
心に「ごみ」が一杯たまってあふれ出したとき、その対象は誰でもいい。
怒りや、不平不満が周囲に、ほとばしる。
だから、「なんで自分がこんな目に!」なんて思う必要はない。
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