
嬉しい楽しい幸せな役に立つ興味深い話○略して『うたしやきの話』の収集家・松本一円さん♪の愛読しているメールマガジンよりお福分けさせていただきます…(^人^)
写真は…マクドナルドさんの紙袋に『笑顔』があったので撮影させていただいたものです(-人-)
『I'm lovin'it(あいむらびんいっと)』
『わたしはこれが好き』って感じでしょうか☆☆☆
たま~にコメントくれるchicoさんも、この笑顔と一緒にいるんだなぁ~~~って思いました☆☆☆
ありがとうございます☆(-人-)☆
--------------
日本のマザー・テレサとも呼ばれている“佐藤初女”さん。
人生に悩み、精神的に屈しかかった人たちを受け入れ、食事を供にし、隣で唯々心をこめて聴いてあげるという活動を三十年以上しています。
その佐藤初女さんの著書よりご紹介させていただきます。
ちょっと長いかもですが、お時間のあるときにどうぞ。
_______
七年ほど前のある日のことです。
一本の電話がかかってきました。
「私はもうだめです。一万円貸してください」
今にも消え入りそうなか細い声で、私は事態がただごとではないと察しました。
電話の主は、もうお付き合いして四十年にもなる女性でした。
二人の子どもがまだ幼いうちに夫を亡くし、未亡人となりました。
彼女自身病弱で、子どもたちを自分の手で育てるのがとても難しかったので、彼女は私のもとに相談にきました。
そこで私は、自分の関係の深い施設を紹介し、子どもたちを預かってもらうことにしたのです。
子どもたちが成人してからも、彼女は子どもたちと別々に暮らしながら、付添婦などの仕事をしていました。
過労で仕事が続けられなくなると、休暇をとっては、私のところで一緒にご飯を食べ、一週間ぐらい休んではまた働きに出るという暮らしを繰り返してきました。
「一万円では足りないでしょう」と、私は二万円と、手元にあった食べ物を持って、タクシーで彼女の家に駆け付けました。
大変きれい好きな人だったのですが、そのときは、その人の部屋とは思えないほど、部屋中が荒れていて、本人はうつぶせに倒れていました。
苦しくて病院に行こうとしたのだけれどお金がないといいます。
私はそのまま彼女を入院させ、その一週間の付き添いさんの最後の日に、私はお見舞いに行きました。
彼女は、苦しいとはいいながらも、声はしっかりしていたので、私はいろいろと話をしていました。
そのとき、ちょうど窓の下を焼き芋屋さんが通ったのです。
彼女は付き添いさんに、
「焼き芋を買ってきて下さい。行ってしまいそうだから、早くお願いします」と千円を渡しました。
彼女は買ってきてもらった焼き芋を病室の皆さんにお配りし、隣の部屋にもさしあげてくださいと付き添いさんにいってもらったりしていました。
私は、そんなに悪くなさそうな様子を見てひと安心し、家路につきました。
ところが、容態が急変し、私が家に着く前に彼女は亡くなってしまったのです。
連絡を受けて、私は病院に飛んで引き返しました。
彼女は人に物をあげるのが好きな人でした。
でも、最後にはお金もなく、手元にあったわずか千円のお金で焼き芋をふるまうのが精一杯でした。
それがお世話になった人たちに対する、彼女の最後の気持ちの表れでした。
入院する一週間前のことです。
彼女は私の息子の結婚式に正装して列席してくれました。
そのとき、お祝いに大きな鯛を持ってきてくれたのですが、その贈り主は、何と、何十年も前に亡くなったご主人の名前になっていました。
「主人が亡くなったとき、私はもう生きているのも辛く、死にたい思いでした。
それが、今日までこうして生きてこられ、子どもたちも一人前に成長しましたのは佐藤さんのお陰です。
亡き主人に代わってお礼申し上げます。
ありがとうございます」
彼女はそういって、深々と頭を下げました。
今振り返ってみますと、彼女はすでにそのとき、自分の死期を悟っていたのではないかと思えてなりません。
_______
「おむすびの祈り」
佐藤初女 著
集英社文庫より
_______
あるとき初女さんは、「あなたのところには、皆さんが次から次へと、相談に来たり頼みごとに来るけれども、私のところには誰も来ない。だから私には何もすることができない。どうしたらいいんでしょう」と質問されました。
このように答えたそうです。
「まず自分の足もとのことから始めるものと思っています。
道端にジュースの缶が落ちていたら歩いている人がつまずかないように拾うとか、自分のまわりの人たちに、いつも明るく温かい言葉をかけるように心がけるとか、そんな些細なことの積み重ねが、人の心に伝わります。
そうした身近なことから動いていますと、それをさり気なく見ていたまわりの人は、この次はあの人にこの仕事をお願いしましょうという気持ちになります。
その頼まれた仕事を気持ちよくこなしていくことで、この次もあの人にお願いしましょうということになって、動きの輪は次第に大きく広がっていくものです」
仕事も人間関係も、一緒ですね♪
___
今日も最後まで読んで頂きありがとうございます。
心より感謝します。
__________
このメルマガは、
転送、掲載、オッケーですヽ(^◇^*)/
朝礼や、飲み会の席で・・・
友人や家族の会話で・・・
どんどん話しちゃって下さいv(^_^v)♪
下記のアドレスに空メールを送ると登録できるよ~って教えて下さると嬉しいです(^_^)v
00526431s@merumo.ne.jp
ブログやメルマガ、フェイスブック等のネタとして使う場合、以下のような文を入れて頂ければ、断りは要りません (v^-^v)
「この話は、メルマガ”魂が震える話”で紹介されていました。
00526431s@merumo.ne.jp
に空メールを送ると登録できますよ♪」
よろしくお願いします<(_ _)>
__________
「魂が震える話」
発行人:けい
and-kei@hotmail.co.jp
配信元:メルモ byGMO
http://merumo.ne.jp/
スマートフォンの方はこちら
http://cgi.merumo.ne.jp/reader/subsc_change.do
写真は…マクドナルドさんの紙袋に『笑顔』があったので撮影させていただいたものです(-人-)
『I'm lovin'it(あいむらびんいっと)』
『わたしはこれが好き』って感じでしょうか☆☆☆
たま~にコメントくれるchicoさんも、この笑顔と一緒にいるんだなぁ~~~って思いました☆☆☆
ありがとうございます☆(-人-)☆
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日本のマザー・テレサとも呼ばれている“佐藤初女”さん。
人生に悩み、精神的に屈しかかった人たちを受け入れ、食事を供にし、隣で唯々心をこめて聴いてあげるという活動を三十年以上しています。
その佐藤初女さんの著書よりご紹介させていただきます。
ちょっと長いかもですが、お時間のあるときにどうぞ。
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七年ほど前のある日のことです。
一本の電話がかかってきました。
「私はもうだめです。一万円貸してください」
今にも消え入りそうなか細い声で、私は事態がただごとではないと察しました。
電話の主は、もうお付き合いして四十年にもなる女性でした。
二人の子どもがまだ幼いうちに夫を亡くし、未亡人となりました。
彼女自身病弱で、子どもたちを自分の手で育てるのがとても難しかったので、彼女は私のもとに相談にきました。
そこで私は、自分の関係の深い施設を紹介し、子どもたちを預かってもらうことにしたのです。
子どもたちが成人してからも、彼女は子どもたちと別々に暮らしながら、付添婦などの仕事をしていました。
過労で仕事が続けられなくなると、休暇をとっては、私のところで一緒にご飯を食べ、一週間ぐらい休んではまた働きに出るという暮らしを繰り返してきました。
「一万円では足りないでしょう」と、私は二万円と、手元にあった食べ物を持って、タクシーで彼女の家に駆け付けました。
大変きれい好きな人だったのですが、そのときは、その人の部屋とは思えないほど、部屋中が荒れていて、本人はうつぶせに倒れていました。
苦しくて病院に行こうとしたのだけれどお金がないといいます。
私はそのまま彼女を入院させ、その一週間の付き添いさんの最後の日に、私はお見舞いに行きました。
彼女は、苦しいとはいいながらも、声はしっかりしていたので、私はいろいろと話をしていました。
そのとき、ちょうど窓の下を焼き芋屋さんが通ったのです。
彼女は付き添いさんに、
「焼き芋を買ってきて下さい。行ってしまいそうだから、早くお願いします」と千円を渡しました。
彼女は買ってきてもらった焼き芋を病室の皆さんにお配りし、隣の部屋にもさしあげてくださいと付き添いさんにいってもらったりしていました。
私は、そんなに悪くなさそうな様子を見てひと安心し、家路につきました。
ところが、容態が急変し、私が家に着く前に彼女は亡くなってしまったのです。
連絡を受けて、私は病院に飛んで引き返しました。
彼女は人に物をあげるのが好きな人でした。
でも、最後にはお金もなく、手元にあったわずか千円のお金で焼き芋をふるまうのが精一杯でした。
それがお世話になった人たちに対する、彼女の最後の気持ちの表れでした。
入院する一週間前のことです。
彼女は私の息子の結婚式に正装して列席してくれました。
そのとき、お祝いに大きな鯛を持ってきてくれたのですが、その贈り主は、何と、何十年も前に亡くなったご主人の名前になっていました。
「主人が亡くなったとき、私はもう生きているのも辛く、死にたい思いでした。
それが、今日までこうして生きてこられ、子どもたちも一人前に成長しましたのは佐藤さんのお陰です。
亡き主人に代わってお礼申し上げます。
ありがとうございます」
彼女はそういって、深々と頭を下げました。
今振り返ってみますと、彼女はすでにそのとき、自分の死期を悟っていたのではないかと思えてなりません。
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「おむすびの祈り」
佐藤初女 著
集英社文庫より
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あるとき初女さんは、「あなたのところには、皆さんが次から次へと、相談に来たり頼みごとに来るけれども、私のところには誰も来ない。だから私には何もすることができない。どうしたらいいんでしょう」と質問されました。
このように答えたそうです。
「まず自分の足もとのことから始めるものと思っています。
道端にジュースの缶が落ちていたら歩いている人がつまずかないように拾うとか、自分のまわりの人たちに、いつも明るく温かい言葉をかけるように心がけるとか、そんな些細なことの積み重ねが、人の心に伝わります。
そうした身近なことから動いていますと、それをさり気なく見ていたまわりの人は、この次はあの人にこの仕事をお願いしましょうという気持ちになります。
その頼まれた仕事を気持ちよくこなしていくことで、この次もあの人にお願いしましょうということになって、動きの輪は次第に大きく広がっていくものです」
仕事も人間関係も、一緒ですね♪
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心より感謝します。
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