AI (ええ愛・Atelier Ichien)

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既存のシステムに好奇心や疑問をもつこと 人の心に灯をともす 2557より 写真はMさんからいただい...

2016年08月27日 | 
【既存のシステムに好奇心や疑問をもつこと】№2557


アダム・グラント氏の心に響く言葉より…


オリジナリティの最たるポイントは、「既存のもの」を疑い、よりよい選択肢を探すことだ。

まず必要なのは好奇心だ…そもそもなぜ既存のものが存在するのかということをじっくり考えてみる。


「デ・ジャ・ブ」ならぬ「ブ・ジャ・デ」を体験すると、今当たり前に存在するものが疑問に思えてしかたなくなる。

「デ・ジャ・ブ」とは、はじめて見たはずなのに前にも見たことがあるような感覚だ。

「ブ・ジャ・デ」とは、その反対で、既知のものを目の前にしながら、新たな視点でそれを見つめ、古い問題から新たな洞察を得ることだ。


「ブ・ジャ・デ」の体験なしに、ワービー・パーカーの起業はなかっただろう。

4人の創業者たちはある晩、コンピュータ室でいすに座って会社の構想を立てていたが、そのとき4人合わせて60年のメガネ使用歴があった。

メガネはそれまで理不尽なほど高価だった。


「あんなにも単純なしくみの製品がなぜ、精緻なスマートフォンよりも高いのか?」

メガネがなぜあそこまで高価なのかという好奇心をもった4人は、業界の調査に乗り出した。

すると、前年の売上が70億ドル(約7000億円)以上にも上るヨーロッパのルクソティカが圧倒的に世界の市場を支配していることがわかった。

「製造原価からすると、あの価格はまったく説明がつかないんです」

ルクソティカは市場を独占しているのをいいことに、原価の20倍もの値段をつけていたのだ。

「僕たちは違うやり方でやってやろうと思いました。自分たちの運命をコントロールできるんだ、自分たちの価格をコントロールできるんだ、とわかったんです」


納得できない既存のシステムに好奇心をもってみると、大部分のことは社会的な要因に端を発しているということがわかってくる…ルールとシステムは人間がつくっているのだ。

このことを認識すると、現状をいかに変えられるかを考える勇気が生まれる。


『誰もが「人と違うこと」ができる時代』三笠書房





「2015年、ビジネス誌の『ファスト・カンパニー』が、世界でもっとも革新的な企業のランキングを発表した。

ワービー・パーカーはランキング入りを果たし…それどころか、1位に選ばれてしまった。

過去3年に1位になったのは、独創的なマンモス企業の『グーグル』社に『ナイキ』社に『アップル』社。

いずれも5万人以上の従業員を擁している。

かたや強気のスタートアップ企業のワービー・パーカーはほんの新顔にすぎず、当時の従業員はやっと500人だった。

創業5年のうちに、この4人組は世界屈指のファッション・ブランドを確立し、恵まれない人たちに1000万以上のメガネを寄付したのだ。

同社は年商1億ドル(約100億)を達成し、企業価値は10億ドル(約1000億円)以上と評価された」(以上、同書より)


創業時、まわりから、「ネットでメガネを買う人なんているわけがない」とさんざんこきおろされたという。

創業者4人のうちオンラインビジネスやメガネの知識のある人は一人もいなかった。


既存のシステムに好奇心や疑問を持つ…

今ある既存のビジネスの中に、まだまだ宝は眠っている。






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