
【マルチステージの人生】4960
ロンドン・ビジネススクール教授、リンダ・グラットン氏の心に響く言葉より…
これまで平均寿命が70〜80歳だったころ、人生は3つのステージで成り立っていました。
すなわち、1. 教育を受ける年代、2. 仕事をする年代、3. 引退後の年代です。
小学校から大学まで学んで知識を身につけ、20代で大学を卒業したらフルタイムで働き、30代前後には結婚もして家庭を築く。
60代で定年を迎えたらリタイア後の生活を悠々自適に楽しむ。
これが人生の標準的なスタイルでした。
自分がどの年代であるかによって、どの人生のステージにいるか、誰にも明確でした。
ところが、少子高齢化と晩婚化が進んだ結果、第2ステージにおいて要求されることが過大になってきました。
就職してキャリアを築きつつ、結婚して子育てをしながら、親の介護までしなければなりません。
この時期に人生の幸福度が最も落ち込む人が多いという研究結果もあります。
育児、仕事、介護という3つの重荷を背負っていれば、無理もないことでしょう。
ですが今後は、3ステージ制の画一的な生き方は少数派となっていくはずです。
コロナ禍をきっかけとして多くの人が柔軟な働き方のメリットを知り、自分にとってふさわしい働き方を模索していくでしょうし、それによって人生のステージの順序やあり方も一人ひとりにとって変わってきます。
私たちの人生はマルチステージ化せざるをえないのです。
マルチステージの人生を考えると、非常に重要になってくるのが生涯にわたって学ぶことです。
還暦を過ぎてからでも新しいスキルを学ぶことはできます。
そのスキルも仕事に関わることばかりではありません。
コロナ禍の影響で日本でも自分からスキルを磨こうとする人が増えました。
あるオンライン教育機関によると、中国、イタリア、日本の受講者がそれまでの4倍にもなったそうです。
バーチャルな授業であっても、受講者同士で活発な情報交換がなされています。
かつてのように人生は単線ではありえません。
マルチステージに向けて、多くの人が自分の未来に投資をする意識を強めています。
デジタルスキルを習得したり、オンライン学習を始めたり、生涯にわたって何かを学ぶことが大切です。
こうした学び続けられる環境を、企業側で提供することも考えなければいけません。
なぜならこれからの働き手は、何という企業で働くかということよりも、そこで何を学べるのかを重視して働く場所を選ぶようになるからです。
『コロナ後の未来』文春新書
https://amzn.to/3EOuyOf
リンダ・グラットン氏は人生100年時代における新たな働き方の提唱者であり、人材論・組織論における世界的権威として知られています。
また、リンダ・グラットン氏は、人生を、教育、仕事、引退という3つのステージではなく、「マルチ・ステージ」が必要だと言っています。
「マルチステージ」とは、仕事(学業)をしながら、同時に、副業や、複業、フリーランス、ボランティアあるいは起業するなどして、さまざまなステージを経験することにより、生涯現役であり続けるというモデルです。
そこで、最も必要となるのが、リカレント教育です。
リカレント教育とは、社会人になったあとでも、大学や大学院に戻って勉強したり、資格をとったり、専門教育を受けるという「学び直し」のことを言います。
つまり、生涯現役であるには、常に学び続けることが必要だということです。
論語の中の言葉に「倦(う)むことなかれ」があります。
どんなことも、途中で飽(あ)きてはいけない、嫌になってはいけないということです。
つまり、途中で投げ出さず、あきらめないことです。
マルチステージの人生を生き抜くため…
常に学び続ける人でありたいと思います。
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ロンドン・ビジネススクール教授、リンダ・グラットン氏の心に響く言葉より…
これまで平均寿命が70〜80歳だったころ、人生は3つのステージで成り立っていました。
すなわち、1. 教育を受ける年代、2. 仕事をする年代、3. 引退後の年代です。
小学校から大学まで学んで知識を身につけ、20代で大学を卒業したらフルタイムで働き、30代前後には結婚もして家庭を築く。
60代で定年を迎えたらリタイア後の生活を悠々自適に楽しむ。
これが人生の標準的なスタイルでした。
自分がどの年代であるかによって、どの人生のステージにいるか、誰にも明確でした。
ところが、少子高齢化と晩婚化が進んだ結果、第2ステージにおいて要求されることが過大になってきました。
就職してキャリアを築きつつ、結婚して子育てをしながら、親の介護までしなければなりません。
この時期に人生の幸福度が最も落ち込む人が多いという研究結果もあります。
育児、仕事、介護という3つの重荷を背負っていれば、無理もないことでしょう。
ですが今後は、3ステージ制の画一的な生き方は少数派となっていくはずです。
コロナ禍をきっかけとして多くの人が柔軟な働き方のメリットを知り、自分にとってふさわしい働き方を模索していくでしょうし、それによって人生のステージの順序やあり方も一人ひとりにとって変わってきます。
私たちの人生はマルチステージ化せざるをえないのです。
マルチステージの人生を考えると、非常に重要になってくるのが生涯にわたって学ぶことです。
還暦を過ぎてからでも新しいスキルを学ぶことはできます。
そのスキルも仕事に関わることばかりではありません。
コロナ禍の影響で日本でも自分からスキルを磨こうとする人が増えました。
あるオンライン教育機関によると、中国、イタリア、日本の受講者がそれまでの4倍にもなったそうです。
バーチャルな授業であっても、受講者同士で活発な情報交換がなされています。
かつてのように人生は単線ではありえません。
マルチステージに向けて、多くの人が自分の未来に投資をする意識を強めています。
デジタルスキルを習得したり、オンライン学習を始めたり、生涯にわたって何かを学ぶことが大切です。
こうした学び続けられる環境を、企業側で提供することも考えなければいけません。
なぜならこれからの働き手は、何という企業で働くかということよりも、そこで何を学べるのかを重視して働く場所を選ぶようになるからです。
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リンダ・グラットン氏は人生100年時代における新たな働き方の提唱者であり、人材論・組織論における世界的権威として知られています。
また、リンダ・グラットン氏は、人生を、教育、仕事、引退という3つのステージではなく、「マルチ・ステージ」が必要だと言っています。
「マルチステージ」とは、仕事(学業)をしながら、同時に、副業や、複業、フリーランス、ボランティアあるいは起業するなどして、さまざまなステージを経験することにより、生涯現役であり続けるというモデルです。
そこで、最も必要となるのが、リカレント教育です。
リカレント教育とは、社会人になったあとでも、大学や大学院に戻って勉強したり、資格をとったり、専門教育を受けるという「学び直し」のことを言います。
つまり、生涯現役であるには、常に学び続けることが必要だということです。
論語の中の言葉に「倦(う)むことなかれ」があります。
どんなことも、途中で飽(あ)きてはいけない、嫌になってはいけないということです。
つまり、途中で投げ出さず、あきらめないことです。
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