AI (ええ愛・Atelier Ichien)

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リーダーの器量 人の心に灯をともす 683より

2011年07月09日 | うたしやきなお話
一円の愛読しているメールマガジンより…お福分けさせて…いただきます…m(__)m…
写真は…伊勢志摩のマリカさんの提供です…m(__)m…ありがとう…ございます…m(__)m…


【リーダーの器量】№683


致知出版社藤尾秀昭社長の心に響く言葉より…


明治のリーダーたちは、リーダーたるにふさわしい器量を備えていた。

何よりも特筆すべきは、彼らの溢れんばかりのバイタリティであり楽天性である。

そのバイタリティーと楽天性が野放図(のほうず)に流れず、「武」と「学」の鍛錬によって陶冶(とうや)されている。

彼らの人間的迫力、人間的器量はそこに起因している。


一にバイタリティ、二に楽天性、三に絶えざる自己修養。

この三つはいつの世もリーダーに欠かせない資質といえる。


国も会社も家庭も、そこにどういうリーダーがいるかで決まる。

どういうリーダーがいるかで、国、会社、家庭の浮沈、盛衰が左右される。

いつの時代でも問われるのは、リーダーの器量である。


では、人間的器量はいかにして養えるのか。

安岡正篤師は、『経世瑣言(けいせいさげん)』の中でその要諦を端的に示している。


「まず、第一に古今のすぐれた人物に学ぶことです。

つまり、私淑(ししゅく)する人物を持ち、愛読書をもつことが、人物学を修める根本的、絶対的条件であります。

次に大事な条件は、怯(お)めず、臆(おく)せず、勇敢に、己を空しうして、あらゆる人生の経験を嘗(な)め尽くすことです。

人生の辛苦艱難(かんなん)、喜怒哀楽、利害得失、栄枯盛衰を勇敢に体験することです。

その体験の中にその信念を生かしていって、初めて治行合一(ちこうごういつ)的に自己人物を練ることができるのです」


リーダーの器量は一朝一夕には成らない。

不断の長い修練の果てに培われる、ということを忘れまい。

『月刊 致知(リーダーの器量)』8月号・致知出版社



安岡正篤師の有名な言葉『六中観』の中に、「意中有人(いちゅうひとあり)」、「腹中有書(ふくちゅうしょあり)」がある。

「意中有人」とは、心の中に尊敬する師を持ち、誰かに推薦できる人があることだ。

「腹中有書」とは、自分の哲学や座右の銘、愛読書を持っていることである。

まさに、人物学を学ぶにはこの二つが特に必要だ。

尊敬する師や、座右の書は、古今の歴史上の人物であったり、古典であることが多い。

つまり、人物学とは、歴史を学ぶことでもある。


明治維新、昭和恐慌、大震災、戦争、敗戦、という、時代の大きな節目を経験した人のほとんどが、明日のことや先のことはわからなかった。

大変化とは、不連続で、誰もが先が読めない時代なのだ。

誰もがわからないなら、悲観的に考えても、楽観的に考えても、確率は同じ。

ならば、楽観的に考えた方が世の中を楽しく暮らせる。


この大きな時代の変化を乗り切るため、絶えざる自己修養を繰り返し、しかもバイタリティを持って、楽天的に生きてみたい。





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