
【アウトプットは学習の起点】5082
出口治明(はるあき)氏の心に響く言葉より…
頭の中を整理するには、インプットした情報を自分の言葉に置き換えることが一番です。
人間は言語化をすることでしか、自分の考えを整理することができません。
情報を整理する主な方法(言語化する方法)は、次の「2つ」です。
1. 人に話す
2. 書いた文章を人に見せる
(1)人に話す
学生時代の僕は、友人と、本や映画や演劇について議論をするのが好きだったので、喫茶店や下宿に集まっては、「僕はこう思ったけれど、おまえはどうだった?」などと話し合っていました。
●インプット......本を読む、映画や演劇を観劇する
●アウトプット...内容や感想を自分の言葉に変換して、相手に伝える
友だちと感想を述べ合ったのは、しばらくたってからもはっきりと覚えていました。
感動した直後に自分の思いや感情を言語化したことで、思考が整理されて知識が定着したからです。
インプットした内容をアウトプットしたからこそ、強い記憶が残っているのだと思います。
以前、元三井物産社長の槍田松瑩(うつだしょうえい)さんと対談する機会がありました。
槍田さんが「何かを知りたくなったらすぐに専門家に話を聞きに押しかける。そして、感動して帰ってきたら、誰かをつかまえて全部話してしまう」といわれていました。
知りたいと思ったら即刻、一番詳しい人に話を聞きに行く。
そして、インプットしたら 周囲に喋って頭の中を整理する。
これこそ、最高の勉強方法です。
(2)書いた文章を人に見せる
ブログやフェイスブックなど、他者が読むことを前提とした文章を書くと、頭の中が整理されます。
職場で提出する報告書と同じように、「読んだ人にわかってもらおう」とい う意識が働くからです。
ただし、メモや日記はあまりおすすめしません。
メモや日記は「自分しか読まない」ことが前提なので、整理されないまま書いてしまうことがよくあるからです。
脳は見栄っ張りなので、外部向けに情報を発信しようとすると、「下手な文章を書くと、カッコ悪い」という意識が働いて、情報を丁寧に整理するようになるのです。
『「教える」ということ』角川書店
https://amzn.to/3QN290h
明治大学教授の齋藤孝氏は、『知的生産力/CCCメディアハウス』の中で、アウトプットについてこう語っています。
『「アウトプットする必要があるから、インプットしよう」と考えたほうが、学習の精度は上がります。
学習のサイクルはアウトプットが起点です。
「必要は発明の母」という諺(ことわざ)があるように、不足や不自由さを克服したいという必要性を感じるからこそ、発明は生まれます。
勉強も発明と同じであり、「必要は勉強の母」です。』
SNSなどで、読書ブログを毎日一冊アップしようと決めると、必然的に一日に一冊は本を読むようになります。
つまり、アウトプットする必要があるので、インプットするということです。
まさに、読書ブログが学習の起点となります。
また、自分が勉強したい分野があれば、それに関連した本をアップするだけで、強制的に学習をするようになります。
同時に、その内容を人に話す場があれば、更にその勉強は強化されます。
私の場合、毎日、一冊の本の伝えたいところをブログに書いてアップし、さらにそれを3分でスピーチし、YouTubeに撮ってアップします。
同時に、毎朝、会社の朝礼で本の内容を発表し、さらに月に3回ある私の勉強会で1ヶ月分をまとめて発表します。
自他ともに認める鈍才ですが、これだけ何回もアウトプットをくり返すと、さすがに少しは記憶に残るようです。
読むというインプットだけでなく、書くこと、話すというアウトプットで、情報は血肉に変わります。
まさに、アウトプットは学習の起点です。
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出口治明(はるあき)氏の心に響く言葉より…
頭の中を整理するには、インプットした情報を自分の言葉に置き換えることが一番です。
人間は言語化をすることでしか、自分の考えを整理することができません。
情報を整理する主な方法(言語化する方法)は、次の「2つ」です。
1. 人に話す
2. 書いた文章を人に見せる
(1)人に話す
学生時代の僕は、友人と、本や映画や演劇について議論をするのが好きだったので、喫茶店や下宿に集まっては、「僕はこう思ったけれど、おまえはどうだった?」などと話し合っていました。
●インプット......本を読む、映画や演劇を観劇する
●アウトプット...内容や感想を自分の言葉に変換して、相手に伝える
友だちと感想を述べ合ったのは、しばらくたってからもはっきりと覚えていました。
感動した直後に自分の思いや感情を言語化したことで、思考が整理されて知識が定着したからです。
インプットした内容をアウトプットしたからこそ、強い記憶が残っているのだと思います。
以前、元三井物産社長の槍田松瑩(うつだしょうえい)さんと対談する機会がありました。
槍田さんが「何かを知りたくなったらすぐに専門家に話を聞きに押しかける。そして、感動して帰ってきたら、誰かをつかまえて全部話してしまう」といわれていました。
知りたいと思ったら即刻、一番詳しい人に話を聞きに行く。
そして、インプットしたら 周囲に喋って頭の中を整理する。
これこそ、最高の勉強方法です。
(2)書いた文章を人に見せる
ブログやフェイスブックなど、他者が読むことを前提とした文章を書くと、頭の中が整理されます。
職場で提出する報告書と同じように、「読んだ人にわかってもらおう」とい う意識が働くからです。
ただし、メモや日記はあまりおすすめしません。
メモや日記は「自分しか読まない」ことが前提なので、整理されないまま書いてしまうことがよくあるからです。
脳は見栄っ張りなので、外部向けに情報を発信しようとすると、「下手な文章を書くと、カッコ悪い」という意識が働いて、情報を丁寧に整理するようになるのです。
『「教える」ということ』角川書店
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明治大学教授の齋藤孝氏は、『知的生産力/CCCメディアハウス』の中で、アウトプットについてこう語っています。
『「アウトプットする必要があるから、インプットしよう」と考えたほうが、学習の精度は上がります。
学習のサイクルはアウトプットが起点です。
「必要は発明の母」という諺(ことわざ)があるように、不足や不自由さを克服したいという必要性を感じるからこそ、発明は生まれます。
勉強も発明と同じであり、「必要は勉強の母」です。』
SNSなどで、読書ブログを毎日一冊アップしようと決めると、必然的に一日に一冊は本を読むようになります。
つまり、アウトプットする必要があるので、インプットするということです。
まさに、読書ブログが学習の起点となります。
また、自分が勉強したい分野があれば、それに関連した本をアップするだけで、強制的に学習をするようになります。
同時に、その内容を人に話す場があれば、更にその勉強は強化されます。
私の場合、毎日、一冊の本の伝えたいところをブログに書いてアップし、さらにそれを3分でスピーチし、YouTubeに撮ってアップします。
同時に、毎朝、会社の朝礼で本の内容を発表し、さらに月に3回ある私の勉強会で1ヶ月分をまとめて発表します。
自他ともに認める鈍才ですが、これだけ何回もアウトプットをくり返すと、さすがに少しは記憶に残るようです。
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