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【「隣のおじさん」が毎月給料を運んでくれると思ったら】4660
小林正観さんの心に響く言葉より…
湖でボートに乗っているときに、ガシャンと音がして他のボートがぶつかってきて、そのはずみで湖に落っこちてしまったとします。
「何するんだ!」と怒鳴ろうと思って後ろを振り返ると、無人のボートだった、という場合には、誰も怒鳴らないでしょう。
無人のボートだったら怒りは湧いてこないのに、人が乗っていたら怒りが湧いてきて、怒鳴って怒りをぶつける、というのはどこかおかしいと思います。
また、夫婦関係でどうしても相手が気に入らないという人がいます。
それは、相手のことを「妻だから」「夫だから」という前提で見ているためです。
もし、「隣のおじさん」が毎月給料を運んでくれるのだったら、「私たちのために毎月給料を運んできてくれて、ありがとうございます」と感謝できます。
同様に、「隣のおばさん」が毎日食事を作りにきてくれているのだと思えば、「なんて親切な隣のおばさんなんだろう。ありがとうございます」と感謝するでしょう。
どうして自分の妻だったら、食事を作ってくれても感謝しないのですか。
どうして、自分の夫だったら、給料を運んできてくれても感謝しないのですか。
「稼ぎが少ない」とか「働きが悪い」と文句を言うのはおかしいということになりませんか。
あるとき、「夫がたくさん役職とか引き受けてきて、とても大変そうなんです。私は、そこまでする必要がないと思いますし、そんなにさせられて過労で倒れたり、病気になったりするんじゃないかと、とても心配なんです」という相談がありました。
私は、「大変だ心配だと言うよりも、私はあなたを支えてますよ、いつも応援していますよという態度でご主人に接していかれたらどうですか」と答えました。
夫が仕事で疲れて帰ってきたら、その疲れた顔を見るたびに「どうしてそんなに引き受けるのよ、どうしてそんなに忙しい日々を送るのよ」と言っていれば、夫のしていることを全部否定し続けることになります。
夫のことが本当に心配なら、文句を言い続けるのではなく、夫の喜ぶような料理やスタミナのつく飲物なりを用意してあげるとか、もっと力や元気が出 るように笑顔で接してあげるとか、励ましの言葉をかけてあげるとか......。
そういう方向で やってあげたらいいと思います。
「どうしてあなたは、そんなに毎晩遅いのよ」「どうしてそんなに役職を引き受けるのよ」などと、愚痴や文句を言い続けていることが、実は夫の体を弱らせているのかもしれません。
言葉のダメージで、体の細胞がどんどん弱ってしまうのです。
そうやって夫に接するよりも、笑顔で「ご苦労さま。多くの人のために頑張ってくださって、あなたは偉いですね。妻として、あなたに対して何もできないけど、せめてパワーのつくような料理を食べてください」「用意しときましたから、これも食べて元気を出してくださいね」とか、「私は、あなたにはなれないけれども、少なくとも、あなたがやっていることを 応援してあげられる妻の座を、誇らしく思ってます」と言ってみてはどうでしょう。
そういうポジションで夫に接したらいいと思います。
夫が疲れ果てて帰ってきたときに、他人はあなたのご主人を気遣って、栄養ドリンクを作ることはできませんが、あなたは妻なのですから、元気にしてあげることが日常的にいくらでもできるはずです。
本当に心配なら、文句を言うのではなく、やってあげればいいのです。
それが本当に応援しているということであり、本当の優しさなのではないでしょうか。
「あなたの体を心配している」と言いながら、文句を言い続けるのは、全然優しくありませ ん。
まったく味方をしていないばかりか、一番身近な敵になっているということです。
そうした言葉を届ければ届けるほど、その人の細胞はどんどん萎縮して、げんなりしていきます。
それは妻に対する夫の発言もそうですし、子どもに対する親の発言でも同じことが 言えます。
大変そうに見えたら、笑顔で「ご苦労さま。自分にできることはこれだから、手伝ってあげるね」とバックアップしてあげる。
そういうやり取りが見えたら、とても元気になるでしょう。
自分に対する言葉でも同じです。誉めてあげること。
「どうして私がこんなことしなくちゃいけないの、どうしてこんなに手間かけて作らなくち ゃいけないの」などと自分を責めるのではなく、「私っていい人だよね。いい妻だよね」と、 自分で自分を誉めてあげるのも、すごく重要なことです。
なぜなら一番近い味方は自分なんですから。
『神さまに好かれる話』五月書房
https://amzn.to/3jeY0Ek
夫婦関係だけではなく、会社の人間関係でも同じことがいえる。
何の縁もゆかりもない人たちが、たまたま集まってくれ、一生懸命会社を支えてくれていると思うなら、それは感謝しかない。
また、隣のおじさんや、おばさんが、頼みもしないのに、会社に来て、会社を盛り上げてくれると思ったら、それも感謝しかない。
また、夫婦関係にとどまらず、友人や会社の部下などにも、「あなたのことを心配しているから、言うんだけど」といって、ネチネチとお説教したり、文句を言ったりする人がいる。
本当に心配なら、相手が元気なるようなあたたかな言葉をかけたり、思いやったりしなければいけないのに、怒ったり、文句を言ったりして、相手の元気を奪ってしまう。
その言葉の鋭い刃(やいば)で相手を傷つけ、意気消沈させ、人を暗くさせる。
我々が生きる目的は、まわりの人に、少しでも喜んでもらうことをすることであり、喜ばれる存在になること。
そのためにあるのが「愛語」。
愛語とは、「あたたかい言葉」「やさしい言葉」「思いやりにみちた言葉」。
その反対が、「冷たい言葉」「情け容赦ない(きつい)言葉」「トゲトゲした言葉」。
喜ばれる夫(妻)、喜ばれる友人、喜ばれる上司(部下)を目指すこと。
感謝の言葉多き人生を歩みたい。
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小林正観さんの心に響く言葉より…
湖でボートに乗っているときに、ガシャンと音がして他のボートがぶつかってきて、そのはずみで湖に落っこちてしまったとします。
「何するんだ!」と怒鳴ろうと思って後ろを振り返ると、無人のボートだった、という場合には、誰も怒鳴らないでしょう。
無人のボートだったら怒りは湧いてこないのに、人が乗っていたら怒りが湧いてきて、怒鳴って怒りをぶつける、というのはどこかおかしいと思います。
また、夫婦関係でどうしても相手が気に入らないという人がいます。
それは、相手のことを「妻だから」「夫だから」という前提で見ているためです。
もし、「隣のおじさん」が毎月給料を運んでくれるのだったら、「私たちのために毎月給料を運んできてくれて、ありがとうございます」と感謝できます。
同様に、「隣のおばさん」が毎日食事を作りにきてくれているのだと思えば、「なんて親切な隣のおばさんなんだろう。ありがとうございます」と感謝するでしょう。
どうして自分の妻だったら、食事を作ってくれても感謝しないのですか。
どうして、自分の夫だったら、給料を運んできてくれても感謝しないのですか。
「稼ぎが少ない」とか「働きが悪い」と文句を言うのはおかしいということになりませんか。
あるとき、「夫がたくさん役職とか引き受けてきて、とても大変そうなんです。私は、そこまでする必要がないと思いますし、そんなにさせられて過労で倒れたり、病気になったりするんじゃないかと、とても心配なんです」という相談がありました。
私は、「大変だ心配だと言うよりも、私はあなたを支えてますよ、いつも応援していますよという態度でご主人に接していかれたらどうですか」と答えました。
夫が仕事で疲れて帰ってきたら、その疲れた顔を見るたびに「どうしてそんなに引き受けるのよ、どうしてそんなに忙しい日々を送るのよ」と言っていれば、夫のしていることを全部否定し続けることになります。
夫のことが本当に心配なら、文句を言い続けるのではなく、夫の喜ぶような料理やスタミナのつく飲物なりを用意してあげるとか、もっと力や元気が出 るように笑顔で接してあげるとか、励ましの言葉をかけてあげるとか......。
そういう方向で やってあげたらいいと思います。
「どうしてあなたは、そんなに毎晩遅いのよ」「どうしてそんなに役職を引き受けるのよ」などと、愚痴や文句を言い続けていることが、実は夫の体を弱らせているのかもしれません。
言葉のダメージで、体の細胞がどんどん弱ってしまうのです。
そうやって夫に接するよりも、笑顔で「ご苦労さま。多くの人のために頑張ってくださって、あなたは偉いですね。妻として、あなたに対して何もできないけど、せめてパワーのつくような料理を食べてください」「用意しときましたから、これも食べて元気を出してくださいね」とか、「私は、あなたにはなれないけれども、少なくとも、あなたがやっていることを 応援してあげられる妻の座を、誇らしく思ってます」と言ってみてはどうでしょう。
そういうポジションで夫に接したらいいと思います。
夫が疲れ果てて帰ってきたときに、他人はあなたのご主人を気遣って、栄養ドリンクを作ることはできませんが、あなたは妻なのですから、元気にしてあげることが日常的にいくらでもできるはずです。
本当に心配なら、文句を言うのではなく、やってあげればいいのです。
それが本当に応援しているということであり、本当の優しさなのではないでしょうか。
「あなたの体を心配している」と言いながら、文句を言い続けるのは、全然優しくありませ ん。
まったく味方をしていないばかりか、一番身近な敵になっているということです。
そうした言葉を届ければ届けるほど、その人の細胞はどんどん萎縮して、げんなりしていきます。
それは妻に対する夫の発言もそうですし、子どもに対する親の発言でも同じことが 言えます。
大変そうに見えたら、笑顔で「ご苦労さま。自分にできることはこれだから、手伝ってあげるね」とバックアップしてあげる。
そういうやり取りが見えたら、とても元気になるでしょう。
自分に対する言葉でも同じです。誉めてあげること。
「どうして私がこんなことしなくちゃいけないの、どうしてこんなに手間かけて作らなくち ゃいけないの」などと自分を責めるのではなく、「私っていい人だよね。いい妻だよね」と、 自分で自分を誉めてあげるのも、すごく重要なことです。
なぜなら一番近い味方は自分なんですから。
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夫婦関係だけではなく、会社の人間関係でも同じことがいえる。
何の縁もゆかりもない人たちが、たまたま集まってくれ、一生懸命会社を支えてくれていると思うなら、それは感謝しかない。
また、隣のおじさんや、おばさんが、頼みもしないのに、会社に来て、会社を盛り上げてくれると思ったら、それも感謝しかない。
また、夫婦関係にとどまらず、友人や会社の部下などにも、「あなたのことを心配しているから、言うんだけど」といって、ネチネチとお説教したり、文句を言ったりする人がいる。
本当に心配なら、相手が元気なるようなあたたかな言葉をかけたり、思いやったりしなければいけないのに、怒ったり、文句を言ったりして、相手の元気を奪ってしまう。
その言葉の鋭い刃(やいば)で相手を傷つけ、意気消沈させ、人を暗くさせる。
我々が生きる目的は、まわりの人に、少しでも喜んでもらうことをすることであり、喜ばれる存在になること。
そのためにあるのが「愛語」。
愛語とは、「あたたかい言葉」「やさしい言葉」「思いやりにみちた言葉」。
その反対が、「冷たい言葉」「情け容赦ない(きつい)言葉」「トゲトゲした言葉」。
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