【まちづくり戦略3.0】5265
小林大輔氏の心に響く言葉より…
これまでのまちづくりは、複合施設の建設をはじめとする、いわゆる「ハコモノ」を中心に行われてきました。
あらかじめ立派な建物や最先端の設備などを用意し、建物を建ててそこに人を呼び込むというかたちが一般的です。
各県庁などによくある複合施設はその代表といえます。
そうした施設ほど、駅前の一等地に位置していたり、見栄えもコンセプトも面白かったりするのですが、他方で、期待されるほど活用されていないのが実情です。
なぜこのような事態が起きてしまうのでしょうか?
それぞれの地域事情に応じて、問題点はさまざまなのですが、大きなポイントとしては「行政主導で行われている」ことが挙げられます。
行政主導のハコモノを中心としたまちづくりは、なかなかうまくいっていません。
もちろん、行政だからこそできることがありますし、公的な観点から行われるまちづくりには、一定の意義や成果があるのも事実です。
ただ一方で、行政主導のまちづくりには欠けているものがあります。
たとえば、ビジネスには必須のマーケティング的な視点や、人を集めるために不可欠なコンセプトなどの要素が挙げられます。
まちづくりを成功させるために必要な考え方として、まず、都市計画からはじめるのを疑うことが大切です。
たしかに、マスタープランからまちづくりを進めていくことは王道なのですが、そこに固執してしまうと正しい戦略を実行できません。
まちづくりに必要なコンセプトやそこに紐づく建築物、さらにはまちの風景などを先に描いて、そこからまちの全体像をつくっていくやり方です。
地域を活性化させたいのであれば、いきなり都市計画を用意しても、うまくいくとは限りません。
特に、ヒト・モノ・カネもだいぶ限られたところでは…。
まちづくりに対する「大きなものをつくらなければ」という考え方を、根本から見直していく必要があります。
最初から複数の建物、たくさんの人、公共施設などを見越して計画を立てるのではなく、小さくはじめて大きく育てていくこと。
それこそ、まずは「人が集まる場所」をファーストステップにしてみましょう。
その土台となるのは、「10以上のアクティビティ(活動)がそろうプレイス(場所)」です。
たとえば次のようなアクティビティが挙げられます。
■友人とのおしゃべり
■スポーツをする
■音楽を演奏する、聴く
■美味しい食事を楽しむ
こうしたアクティビティを用意するだけで、まちづくりの第一歩を踏み出すことが可能です。
このくらいハードルを下げてこそ、大きな失敗を避けながらまちづくりをスタートできます。
『まちづくり戦略3.0』かんき出版
https://amzn.to/3Z0ESMn
小林大輔氏は、まちづくりは、「小さくはじめて大きく育てていく」ことが大事だという。
そのために必要なのがランチェスター戦略でいう「弱者の戦略」。
ランチェスター戦略とは、もともとは軍事分野で使われたものだが、昨今は経営において多く使われている。
ビジネスにもいえることだが、スモールスタートに必要なのは「強み」。
他にはない強みを発見すれば、それを軸にまちづくり(事業展開)ができる。
そして、まずは「半径200メートルのまちづくり」を目指すこと。
そのためにはアクティビティファースト(活動拠点をつくるところからはじめる)という発想が欠かせない。
半径200メートルという限られたスペースに、まずは人を集めることを目指すこと。
アクティビティには「偶然、知人と会う」「買い物をする」「勉強や読書をする」「異業種交流の企画に参加する」「友人とのおしゃべりに興じる」「スポーツをする」「音楽や舞台などエンターテイメントを満喫する」「美味しい食事を堪能する」「夜、恋人とお酒を楽しむ」等々。
いずれも「人が集まる」ことだ。
また、まちづくりのゴールは「まち上場」だという。
まちの人気が上がるに伴い、土地を求める人が増え、値段があがり、まちの価値そのものが上がっていくという好循環が生まれる。
昨今ではこの「まち上場」に非常に近い新しい概念が、Web3、DAO、NFTだ。
DAOはファンクラブのようなものだが、それにNFTを組み合わせるとマネタイズできる。
まちづくりやビジネスに役立てるため…
弱者の戦い方を身につけたい。
■メルマガの登録はこちらから
http://hitonokokoro.com/
■「人の心に灯をともす」のfacebookページです♪
http://www.facebook.com/hitonokokoro
■【人の心に灯をともす】のブログはこちら
http://ameblo.jp/hiroo117/
■Twitterはこちらから
https://twitter.com/hiroo117
小林大輔氏の心に響く言葉より…
これまでのまちづくりは、複合施設の建設をはじめとする、いわゆる「ハコモノ」を中心に行われてきました。
あらかじめ立派な建物や最先端の設備などを用意し、建物を建ててそこに人を呼び込むというかたちが一般的です。
各県庁などによくある複合施設はその代表といえます。
そうした施設ほど、駅前の一等地に位置していたり、見栄えもコンセプトも面白かったりするのですが、他方で、期待されるほど活用されていないのが実情です。
なぜこのような事態が起きてしまうのでしょうか?
それぞれの地域事情に応じて、問題点はさまざまなのですが、大きなポイントとしては「行政主導で行われている」ことが挙げられます。
行政主導のハコモノを中心としたまちづくりは、なかなかうまくいっていません。
もちろん、行政だからこそできることがありますし、公的な観点から行われるまちづくりには、一定の意義や成果があるのも事実です。
ただ一方で、行政主導のまちづくりには欠けているものがあります。
たとえば、ビジネスには必須のマーケティング的な視点や、人を集めるために不可欠なコンセプトなどの要素が挙げられます。
まちづくりを成功させるために必要な考え方として、まず、都市計画からはじめるのを疑うことが大切です。
たしかに、マスタープランからまちづくりを進めていくことは王道なのですが、そこに固執してしまうと正しい戦略を実行できません。
まちづくりに必要なコンセプトやそこに紐づく建築物、さらにはまちの風景などを先に描いて、そこからまちの全体像をつくっていくやり方です。
地域を活性化させたいのであれば、いきなり都市計画を用意しても、うまくいくとは限りません。
特に、ヒト・モノ・カネもだいぶ限られたところでは…。
まちづくりに対する「大きなものをつくらなければ」という考え方を、根本から見直していく必要があります。
最初から複数の建物、たくさんの人、公共施設などを見越して計画を立てるのではなく、小さくはじめて大きく育てていくこと。
それこそ、まずは「人が集まる場所」をファーストステップにしてみましょう。
その土台となるのは、「10以上のアクティビティ(活動)がそろうプレイス(場所)」です。
たとえば次のようなアクティビティが挙げられます。
■友人とのおしゃべり
■スポーツをする
■音楽を演奏する、聴く
■美味しい食事を楽しむ
こうしたアクティビティを用意するだけで、まちづくりの第一歩を踏み出すことが可能です。
このくらいハードルを下げてこそ、大きな失敗を避けながらまちづくりをスタートできます。
『まちづくり戦略3.0』かんき出版
https://amzn.to/3Z0ESMn
小林大輔氏は、まちづくりは、「小さくはじめて大きく育てていく」ことが大事だという。
そのために必要なのがランチェスター戦略でいう「弱者の戦略」。
ランチェスター戦略とは、もともとは軍事分野で使われたものだが、昨今は経営において多く使われている。
ビジネスにもいえることだが、スモールスタートに必要なのは「強み」。
他にはない強みを発見すれば、それを軸にまちづくり(事業展開)ができる。
そして、まずは「半径200メートルのまちづくり」を目指すこと。
そのためにはアクティビティファースト(活動拠点をつくるところからはじめる)という発想が欠かせない。
半径200メートルという限られたスペースに、まずは人を集めることを目指すこと。
アクティビティには「偶然、知人と会う」「買い物をする」「勉強や読書をする」「異業種交流の企画に参加する」「友人とのおしゃべりに興じる」「スポーツをする」「音楽や舞台などエンターテイメントを満喫する」「美味しい食事を堪能する」「夜、恋人とお酒を楽しむ」等々。
いずれも「人が集まる」ことだ。
また、まちづくりのゴールは「まち上場」だという。
まちの人気が上がるに伴い、土地を求める人が増え、値段があがり、まちの価値そのものが上がっていくという好循環が生まれる。
昨今ではこの「まち上場」に非常に近い新しい概念が、Web3、DAO、NFTだ。
DAOはファンクラブのようなものだが、それにNFTを組み合わせるとマネタイズできる。
まちづくりやビジネスに役立てるため…
弱者の戦い方を身につけたい。
■メルマガの登録はこちらから
http://hitonokokoro.com/
■「人の心に灯をともす」のfacebookページです♪
http://www.facebook.com/hitonokokoro
■【人の心に灯をともす】のブログはこちら
http://ameblo.jp/hiroo117/
■Twitterはこちらから
https://twitter.com/hiroo117